今宵逢う人みな美しき

綺麗なモブになりたいジャニオタの独り言

色付き始めた6つの宝石を巡って

 

いつからわたしはSixTONESのことを追いかけだしたのだろう。

2018.3.26の横アリ単独コンサートをきっかけに「担当する」と決めたのは覚えているのだが、そもそも気になりだしたのがいつだったのか明確に思い出すことが出来ず疑問に思い、改めて遡ってみた。それから、この先の文を続けるにあたって、わたしが新規のファンであるということはここに記すまでにしておく。

 

SixTONESが気になり始めたきっかけは現在の自担である北斗くんの存在ありきであったことは確かなので、それを元に検索をかけてみた。そして現在確認できるツイートで「北斗」というワードを含む一番古いツイートの日付を見ると2017.1.6となっている。今から一年半ちょっと前のことだ。

ちょうどその頃SMAPの解散があったり、嵐のお正月特番があったり、嵐にしやがれが9時にお引越ししますというお知らせがあったり、フルスロットルでSexy Zoneを追いかけ始めていたり、友達の影響でジャニーズWESTを聴いていたりと、あまり今と変わらずな感じのオタク模様であった。あとあゆはぴに入れなかったので滅茶苦茶病んで荒れてた。

とまぁわたしの情報はこんなものくらいにしておいて。

 

これを書いている今、SixTONESのファンたちは例えようのないくらい熱い高揚感に包まれた数日を過ごしている。YouTubeのキャンペーンに彼らが抜擢され、品川駅を皮切りに都内の駅に彼らの大きな広告が貼り出されている。それだけでもお祭り騒ぎだというのに、その上、デビューもしていないジュニアグループにも関わらずジャニーズ初のYouTube上での公式MV公開があり、更に公開から二日と経たない内に100万回再生行ってしまうのでは?という状況である。おまけにYouTubeでみんながよく飛ばしがちなあの広告部分に彼らの紹介動画も流れ始めて、先程書いた身内のお祭り騒ぎでは済まされない事態に、いよいよなってきた。

ちなみに2018.11.6の16:30現在、「SixTONES - JAPONICA STYLE [Official Music Video]」の再生回数は970,797回となっている。正直まだ信じられない。夢見心地の気分だ。公開からわずか30時間しか経過していないのにあっという間にこの数字に到達してしまった事実は、鳥肌などというものをとうに通り越して、分かりやすい体の反応が出ないくらいの衝撃としか言いようがない。唖然茫然。

公開から48時間も経たない内に再生数は100万回を突破するだろう。冷静にそう考えている自分がここにいる。

(これ書いてる間に100万回再生いきました。2018.11.6の18:17に公式Twitterにて発表あり。公開からわずか32時間後でした)

 

昨今のジャニーズジュニアチャンネルの再生数を見ていると、100万回再生というのはある種のステータスのようにも聞こえる。単純にファンだけで回していたらそれはファンとアイドルの絆や愛の結晶であるし、単純に色々な人に注目されて伸びているのならそれは確かな結果であるとも言える。どちらにしても嬉しいし、おめでたいことだと思う。そこにマイナスの要素は存在していない。

今回のSixTONESは一体どちらで伸びているのだろう。どちらで伸びていたとしてもわたしは嬉しいし楽しいし、とても興奮する。だが確実にSixTONESないしSixTONESのメンバーを担当としないジャニオタ、更にはそれよりも外にいる人たちにも注目されていることはTLから察している。だってTwitterのピックアップニュースにも長いこと表示されていたし、それぞれのメンバーと交流がある芸能人がリンクを繋いで呟いてくれているのも見かけた。

嬉しい。それ以外の言葉では表しきれない高揚感と幸福感で胸がいっぱいだ。ご飯ほんといらない。結構マジで食べてない。だって寝ている間もアドレナリンが出続けているかのような熱が、わたしの心を体を火照らせつづけている。

 

わたし自身のジャニーズの入り口は15周年付近の嵐がきっかけで、その世界を更に広げてわたしに沢山の夢を見せてくれたのがSexy Zoneだ。正確にはまだまだ夢を見ている途中だけれども。

それでも嵐とSexy Zoneに出会ったのはどちらも「デビュー後」のこと。まだまだ発展途中だと言っても、どちらもそれぞれに最高値を更新し続ける形で常に「現在の完成形」を公の場で見せてくれている。

 

だからこんな高揚感、今までに一度だって味わったことがない。ただでさえ自分がお金と時間と気持ちを割いて応援している子たちがここまで伸びていくのを見つめているのこと自体が初めてなのに、その上「前人未到の道を駆け抜けて大きな世界にいきなりぶちかましてやるよ」と言わんばかりのこの勢いと結果。

感動で泣いている暇すらない。溢れる涙で前が滲んでいる時間すら勿体ない。そんなことより彼らの姿をきちんとこの目で見ていないといけない、そんな使命感をも感じている。

 

行くのを迷っていた広告巡りも、色々なタイミングや出来事が重なりに重なり、結局行ってきた。行こうとしていた二日前の朝に「汐留のポスターに昨日まで無かったはずのサインが入っている」という情報も拡散され、まさにベストタイミングに更なるベストタイミングが重なった、最高のタイミングで見に行けた。

 

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品川のこのポスター下で友人と待ち合わせたあの朝、ポスターが見えた瞬間に泣いてしまった。友人と連絡を取る為に携帯を持っていた手が自然と震えたのを、わたしは一生忘れないと思う。

こんな大きな場所に。こんなに広告費がかかる場所に。こんなに沢山の人の目に触れる場所に。自分の大好きな人達がいる。しかもこんなにかっこよく。

その事実だけでも正直いっぱいいっぱいだった。なのに、そんなわたしに追い打ちをかけるように周囲から聞こえる「ジャニーズジュニアだって」「デビューしてないのにこんなおっきいポスターあるんだね」「へー、かっこいいじゃん」「金髪の子めっちゃイケメンじゃね?」「俺YouTube見てるよ」「マジ?」「結構面白いんだよこいつら」という言葉。あの時どうやったら涙を浮かべずに済んだのか、誰か教えて欲しい。

友人と無事合流してから、お互いに自然と手を取り合って「すごいね」「かっこいいね」「やばすぎ」「ストまじでかっこいいな」だけで会話し続けたのもいい思い出だ。

 

その後合流した別の友人も連れ立って、汐留のポスターを見に行った。沢山写真を撮るファンがいるのを見て、楽しげに写真を撮ったり撮ってもらったりするわたしを見て、その友人は「みんな本当に楽しそうでいいね。すごくいいと思う」と呟いていた。文面で見れば大したことない普通の誉め言葉だが、この友人からそういう風な言葉が出るということは、その状況を途轍もなく褒められているということ。それを普段の付き合いから理解しているわたしは、その言葉が死ぬほど嬉しかった。

おまけに「ジュニア」の文字を見つけた彼女は「ジュニア…?この子たちはジュニアなの?」と聞いてきた。そうだよ、だからデビューしてないの、そう答えると彼女は心底驚きかなり大きなリアクションで「デビューしてないの?!」とわたしの言葉を繰り返した。

 

最近はこのようなリアクションをもらえるのが、実は結構嬉しい。

前は同じ言葉を聞いた時でも「そうなんだよね~…」と少し悲しく感じてしまっていたし、苦笑いを浮かべていた。でも最近SixTONESに詳しくない人がSixTONESを見たあとに「この子たちデビューしてないの?」と聞いてくると「そうなの!こんなに凄いのに!ね!」という気持ちになる。ジャニーズジュニアを応援している以上、推しがデビューしていない現状はやっぱり寂しくはあるけれど、この快進撃のさなかに聞く「デビューしてないの?」というフレーズは、少しだけ誇らしい気持ちにすらなってしまう。

 

そうだよ、まだデビューしてないのに、こんなに凄いことやっちゃったんだよ。

そんな気分でYouTubeのトップ画面を今、見つめている。

 

 

自分がSixTONESを本格的に推し始めてからのことを振り返ってみた時、やっぱりジュニアチャンネルは欠かすことが出来ない存在だったなと思う。

それまで動画での露出があるといえばNHKで放送されている「ザ・少年倶楽部」くらいのものだったが、「いつでも」「どこでも」「誰でも」「無料で」「手軽に」見られるものになったのはとても大きかった。TwitterやInstagramやLINEで共有しようと思った時、5秒もあればそれが出来てしまう。そこで彼らの動画を拡散出来るという事実は、2018年の現代社会に置いての強みであると言える。

世界中の様々なアーティストを見ていても、YouTubeというツールを上手く使いこなすことで全世界中にファンを増やすことが出来ることは明白であったのに、自分が身を置くジャニーズという世界はネットというものに関してすごく奥手だったし、長年保守的な立ち位置であった。

だがネットニュースでの写真掲載が解禁され、彼らのブログに自撮り写真があがるようにもなり、ジャニーズジュニアチャンネルの開設。いよいよ世界が動き出したと思った。あのYouTubeか、と思ったのがまるで昨日のよう。

 

分かりやすいくらい、SixTONESの動画の再生数は伸びていた。他sageでも何でもない"事実"でしかないのではっきり言うが、かなり初期の段階で他のグループより頭一つ抜きんでていた。同じ週に公開されたものを多少時間が経ってから比較してみると、どれも平均してSixTONESだけ再生数が少し多い。

そんなことをふと感じたのをサクっとまとめたツイートが

これである。

 

そしてその勢いに更なる勢いをつけたのは、言うまでもなく「ジャニーズジュニアチャンネル初の100万回再生達成」を成し遂げた「Jungle」のパフォーマンス動画の存在だと思う。映像として出回ることはないだろうと思われていた彼らのパフォーマンスがYouTubeで手軽に見られる上に、ファンがそれを楽しんでいる内に100万回。それはもうお祭り騒ぎだった。

そして今現在、「Jungle」の動画再生回数が252万回を突破している。その後公開された「Amazing!!!!!!」も「JAPONICA STYLE」もあれよあれよとミリオン達成した(「この星のHIKARI」だけがまだ50万回欠けるくらい。これもいずれ伸びるかな。伸ばしたいね)。

 

やはり目に見える数字というのは強い。改めてそう感じさせられた。

そしてそう感じさせられたからこそ、ファンも一所懸命その数字を伸ばそうとしただけにすぎない。ただそれだけのシンプルな話だ。無論「何度だって見たい」と思わせる魅力が彼らにあったからこそ成し遂げられたことだというのは至極当然の事実であるが。

そしてそれだけの"期待値"を背負ってのSummer Paradise2018の最大公演数という結果があり、追加公演という確かな爪痕があったのだとわたしは思っている。

公演発表があったあの日も、追加公演が決まったあの日も、他の追随を許さぬ、というよりは誰も追いつかせる気のないSixTONESの勢いに震えたものだった。確かにあの日のわたしは「快進撃が始まっている気がする」と感じていた。

 

運命の2018.10.29だって何の前触れもなく突然やってきた。TLに突然現れた品川駅の大きなポスターに驚く声。それと同時に発表されたMV制作のお知らせ。都内各駅に展開されるポスター掲示の発表。汐留の巨大広告。駆け巡るネットニュースの山。キャンペーン抜擢の詳細と「信じられない」という顔をしながらも喜ぶSixTONES。汐留の広告に大はしゃぎしてサインを入れるSixTONES。自分の目で見た大きな大きなSixTONESの広告。移動するところ移動するところにいる大好きなSixTONESと、そこに躍る「ジャニーズをデジタルに放つ新世代。」の文字。それを見て喜ぶスト担と、道行く人の「かっこいいね」「ジュニアなんだって」「ジュニアなのにこんなポスター出すなんてすげーな」という声。普段は20時公開のチャンネル動画が2018.11.5の10時に突然の公開。かっこよすぎる「JAPONICA STYLE」のMV。一時間も携帯を放っておけば信じられない勢いで伸びる動画再生数。スト担でもない友人たちの「あまりにも話題になってるからさすがにMV見た」「SixTONESめっちゃかっこよくない?」の呟き。公開からわずか32時間での100万回再生達成。

わたしの感情と理解が追い付かなくて慌てていても、世界は待ってくれなかった。YouTubeキャンペーンで喜ぶ中、「世にも奇妙な物語」に出演するという情報もあったりもして、次々と舞い込む喜びと興奮に頭がおかしくなりそうだった。最初に書いたように、今だってまだ夢の中にいるような気持ちだ。

 

だってまだデビューしてないんだよ?

本当にSixTONESのMV、作っちゃったの?YouTubeで公開されちゃったの?ジャニーズの歴史上初めての出来事にSixTONESが名を刻んでいく、ううん、刻んでしまったの?

 

もう何回も「JAPONICA STYLE」のMVを見た。何回も見たのに、また見たくなる。数字を伸ばしたい気持ちも大いにあったが、やっぱりシンプルに「もう一回見たい」と繰り返し繰り返し思ったのがその行動の原点にはあった。

その内にSixTONESの動画広告にも出会って、また手が震えた。勿論それを見ている誰かには飛ばされてしまうかもしれないけど、SixTONESが好きなスト担じゃなくてもジャニオタじゃなくても彼らのことを見る機会があるかもしれないんだなぁ、そこから入ってきてくれる人もいるのかもしれないなぁ、あの枠に「SixTONESが現れる」という現実は嘘じゃないんだなぁという事実や感情は、いとも容易くわたしの涙を溢れさせた。

 

大好きな人たちが大舞台への階段を物凄い勢いで登っていく。後悔させないぜ、お前ら絶対裏切らないから、守るよ、と言われ続けたわたしが、わたしたちが、一生懸命声を出しながらその背中を押して。

これが所謂ジュニア担の醍醐味なんだろうなと思う。思うけど、やっぱりその中でもSixTONESを好きになって、SixTONESを追いかけてて良かったと強く思う。前人未踏の地を一緒に走り続ける興奮と楽しさと感動、絶対にSixTONES以外とじゃ味わえなかった。

 

 

今、わたしは大きな大きな渦の中にいる。大好きなSixTONESと、スト担と共に、言い表しようのない特別な高揚感を抱えて、溢れそうな涙を堪えて。涙なんか流して下を向いている暇は一秒だってないから、目を見開いて一生懸命に彼らのことを見つめている。

かっこいい、もっと見たい、もっと知りたい、応援したいと思って、魅了され続けてきて、追いかけ続けてきてよかった。もしもいつか夢破れる日が来たとしても、わたしが今日までを後悔する日は、絶対に来ない。絶対だ。

 

 

後悔させないんでしょ。まぁ後悔なんて1ミリもしてないけど。

「お前ら絶対裏切らないから、お前らは守るから」って言ったよね。その言葉を信じてそばにいるよ。どこまでも付いて行くよ。

Amazingな夢、沢山見せてよ。これからもっともっと。

 

俺たちが最高で最強。

SixTONESのこれからに幸多からんことを。

 

 

かすみ(@mist_storm_1723)