今宵逢う人みな美しき

綺麗なモブになりたいジャニオタの独り言

贅沢三昧のB面曲

 

早速だが、このエントリの結論から申し上げる。

 

 

最近の嵐のカップリング曲があまりにも良すぎる

 

 

どうした?!ほんとここ数年のカップリングの良さ、本当にどうした?!いや嵐のカップリングが良い事は知っていた。なんせ「ウラ嵐マニア」なるものが過去には発売され、カップリング曲を中心に編成した「アラフェス」と銘打ったコンサートを過去二年に渡って開催しているのだから、「嵐のカップリング、いい曲多いよね~」という話は正直今に始まったことではない。

始まったことではない、の、だが!!

 

ここ最近のカップリング曲の豊作具合、本当に何が起きているのか正直わからない

 

 

シングル曲として発売されるのだから、当然テレビで流れるのは表題曲(主題歌起用・タイアップ・CM等全てを含む)なのだが、「ん~…そっか、今回はこんな感じか…でも買うよね…とりあえず買うよね…」という気持ちで毎回ポチっとして、いざ発売日を迎えて自分の手元にやってきたCDを開封して聴いてみると、大体三時間くらいは瞳孔ガン開き状態でカップリング曲だけヘビロテする羽目になる。んな大袈裟な、と思われるだろうが、これが本当の本当なのである。

ちなみにわたしはさっきカップリング曲のメロディラインが良すぎた驚きで家の中で滑って転んだ(※実話)

 

という訳で今回は嵐のカップリング曲に対する熱い思いを語りたい。語ります。

どこから話そうかなと考えたが、「自分が発売日前に予約して購入し始めてから、『嵐、カップリング曲、神か?!!?!』と思い始めたシングルから」という自分基準のラインを設けた。

勿論それ以前からカップリング曲がいいのは分かっている…が!先ほどの「大体三時間くらいは瞳孔ガン開き状態でカップリング曲だけヘビロテする羽目に」なった衝撃体験を元に書きたいので、今回は自分基準でご容赦を。

そして各項目で「曲・作詞者(手がけた作品名)・作曲者(手がけた作品名)」を併記しながらカップリング曲を紹介していくので、ぜひ併せて楽しんでいただきたい。

あと一応書いておくと、わたしは音楽に関する専門的な知識はない。ので、あくまで主観で感じたものを伝えるにあたって、色々と音楽的な説明を頑張っている…のだと捉えてもらいたい。

 

 

1.復活LOVE

言わずと知れた「作曲・山下達郎 作詞・竹内まりや」のブランドネームが大々的な宣伝文句となったシングル。これはシングルもめっちゃくっちゃ、そりゃ~~~~~も~~~~良かった

良かったのだが、このシングルのカップリングの雰囲気も表題曲に揃えてきたかのようにすごい。粒ぞろい。

 

 

作詞

作曲

affection

nobby

affection

nobby

affection

Power of the Paradise

初回限定盤収録。

「affection」は曲頭のバイオリンとピアノの旋律が印象的なかなりしっとりとした曲調だが、復活LOVEのジャケットイメージに相応しい夜の温度を感じられる一曲。全体的な曲調は物寂し気だが、歌詞は静かに明日の訪れや平穏を祈る前向きな歌詞とも取れる。作曲欄に名前が挙がっているパワパラとはまた全然真逆な空気だが、力強い切なさは共通項かなと感じた。
とにかく音がいい。メロディラインは勿論のこと、暗闇の中でも確かな意志を持っているであろうことが窺え、明日を見つめる瞳に宿る光が見えるよう。パンチのある曲ではないものの、個人的にはかなり好きな一曲だ。

 

 

作詞

作曲

愛のCollection

paddy

・愛のCollection

・青春ブギ

・ただいま

Circle

Don't you love me?

Power of the Paradise

・つなぐ

Chris Meyer

・愛のCollection

Perfect Night

・虹のかけら

no rain,norainbow

通常盤収録。

「愛のCollection」は、最近の嵐のサイコーな作品を語る上では外すことの出来ないスウェディッシュポップの単語が絡んでくる。作曲をしているのはスウェーデンの作曲家デュオ。
作詞家の作品ラインナップを見ても比較的人気な曲が多い気がする。個人的には愛コレとCircle、ドンラミ(ドン某ミみたいに言うな)、つなぐの作詞家が一緒だったという事実に「「「わかりみ」」」しかない。
この曲の入り部分が非常に面白い。イントロの電子音に徐々に重なるジャジーな裏打ちがあり、最初こそその裏打ちにノることが出来るのだが、歌い初めに一瞬だけ「ズレ」を感じてしまう。しかし次の瞬間にはもう元通り。この微妙なズレが落ち着かない人もいるだろうが、個人的にはいつもここで意識が持ってかれてしまうので「わたしの負けだな」といつも思う。サビの裏打ちもついついリズムを取ってしまう心地良さ。
歌詞と合わせて聴くと、こちらもこちらで夜のしっとりとした空気にそっと触れているような気持になる。

 

 

作詞

作曲

Bang Bang

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100+

・愛を叫べ

・このままもっと

・僕が僕のすべて

・揺らせ、今を

always

Asterisk

Baby blue

Bang Bang

Blieve

Bittersweet

Boom Boom

the Deep End

Endless Game

Everything

Future

ello Goddbye

Miles away

Rise and Shine

Rock this

Rock Tonight

sugar and salt

supersonic

together,forever

Up to you

Robert Hanna

Bang Bang

more and more

 

Ninos Hanna

Jeppe Reil

Thomas Reil

Bang Bang

通常盤収録。

みんな大好き100+氏の作詞曲。嵐のオタクやってて、100+氏作詞の曲が好きじゃな~い…なんて方、いないのでは…? これを読んでる方も羅列した作品の中に「この曲好き」っていう曲が必ず一曲はあるはず。むしろ嵐オタじゃなくても好きな曲、あるはず。
曲調はアップテンポでジャジー。焦らして焦らして…放ってやる!みたいな音作りが随所にあり、サビに向かうまでの盛り上げがすごく上手いなと思った。裏打ちの手拍子が入る分サビでは自由奔放に動き回ってる感じがすごくあって、何回聴いても飽きの来ないナンバー。夜と女性の香りがどこからかしてくるような艶めかしさを感じずにはいられない。
まぁそれもそのはずというか。「Bang」ってスラングでセックスの意味なんですよね。しかも愛し合う~とかそういうんじゃなくて、「一発ヤる」という方の。ワンチャンあるやつ。ヤダも~!キャ!(は?)

 

 

作詞

作曲

Are you ready now?

みうらともかず

・虹の彼方へ

・モノクロ

Are you ready now?

I say

LIFE

movin' on

over

Jeremy Hammond

・イン・ザ・ルーム

Are you ready now?

Drive

通常盤収録。

やたら湿っぽかったり艶っぽかったりする感じはないけれど、ここまでの流れと全体的な心地良いスローテンポのせいか、これも非常に夜感が強い。作曲家さんの作品一覧見たら納得ですけどね。圧倒的夜。
個人的には歌詞が耳を抜けてしまう印象が強いんだけど、なぜか何度聴いても心地良くて飛ばすことが出来ない。多分曲がめっちゃ好きなやつ。スローにツーステップ踏みたくなっちゃう。

 

-まとめ-

表題曲の「復活LOVE」を含めて「夜」というキーワードが全体に共通していると思った。どこか暗く、冷たく、湿っぽく、艶めかしく、そしてきらきらと輝きを放つような、そんな「夜」の存在を感じずにはいられない。
そのせいなのか、表題曲からカップリングの全てを通しで聴いても全体に違和感がなく、いうなればミニアルバムのような感覚で聴くことが出来てしまう。個人的にはその雰囲気がとても良いと思う。ビッグインパクトこそないものの、全体の仕上がりとしては高評価に値するのではないだろうか。

 

 

2.I seek / Daylight
両A面シングル。同時期のドラマ主題歌(日本テレビ系水曜ドラマ「世界一難しい恋」、TBS系日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」)としての起用だったが、作品の毛色は真逆。ダンスやパフォーマンス、MVの雰囲気もまったくの別物としての仕上がりが印象的だった。

 

 

作詞

作曲

ただいま

paddy

※「愛のCollection」で紹介済

Kehn mind

・カンパイ・ソング

・ただいま

通常盤収録。

ファン泣かせの一曲。色んな意味で。

2番のサビ前まで音数がとにかく少ない音作りになっているのが特徴のバラードソング。1番はほぼアカペラで、とにかく「嵐五人の歌声」を堪能出来る。歌詞はシンプルにファンへの感謝や愛を語ったものになっており、おそらくファン歴が長ければ長いほどぐっとくるのではないかと思う。ただいま、というシンプルなタイトルとメッセージ性ほどファン泣かせのものはない。

しかし総動員数17万人のアリーナツアーのテーマソングとして提案されてしまった為、多くのファンが生で聴くことの出来なかった一曲。トラウマになってる人も多いと思う。そういう意味でもファン泣かせ。

 

 

作詞

作曲

supersonic

100+

※「Bang Bang」で紹介済

Kevin Charge

・街角の恋人たち

Fake it

NOW or NEVER

supersonic

Song for you

TWO TO TANGO

Under the radar

 

David Fremberg

supersonic

 

youth case

5×10

・静かな夜に

・スマイル

・涙の流れ星

・何度だって

・ふるさと

・もっと、いまより

・ワクワク学校校歌

Do my best

Green

Love so sweet

season

Step and go

TELL ME WAHT YOU WANNA BE?

通常盤収録。

高速道路を運転している時に聞きたくないですか?!と思って聴いていたら、ハイウェイと言っていてホヨヨ…

両A面シングルで、同時収録のカップリングが非常にメッセージ性の強いバラードとなっている為あまり注目されなかったイメージなのだが、個人的に超推し!!!!「イッツア/スー/パー/ソ/ニッ/ク/ナイト」でアクセント強めになるサビの締め方がめっちゃ好き。だって音めっちゃかっこよくない?この曲の作曲家が他に作ってる曲は……

 

TWO TO TANGO………………………………?

 

トゥ、TWO TO 、タ、タ、TANGO………………………………?????(動揺)

 

 

Kevin Charge氏……………………なんだ………ただの神か……それは名曲生まれてしまうわ………世界の真理だわ………

すみません。ついオタクの癖が…物事を心理状況に合わせて盛りがち…。まぁ作曲者名に連なっているyouth case氏も大分神ですけどね。5×10とかラブソーとかステゴー作ってる方だしね。seasonもyouth case氏だしね。大変お世話になっております。

 

-まとめ-

前作とは違って両極端なカップリングを詰めてきたな、という印象。だけど両A面になっている表題曲を見ると何となく納得してしまう。A面はA面同士、カップリングはカップリング同士でシンメ二組見つけた時の気持ち。分かるでしょ、何となく。何となく…。

スパソニは昔からいる「攻めの嵐」感が剥き出しだな~って思ってヘビロテしましたね。

 

 

3.Power of the Paradise

日本テレビ系「リオデジャネイロオリンピック2016」テーマソング。2004年からオリンピックソングを続けて担当してきた嵐の曲も、今回で6度目の採用。オリンピックやリオデジャネイロのパブリックイメージと重なるような豪勢で壮大な音の広がり方が特徴の一曲。

個人的には今年の夏もお世話になりました。SixTONESのパワパラは正直「…おっ?」という感じが強かったけどね…!何だろう、出来ない訳じゃないんだけど、何だろう、この違和感…みたいな ハイ

 

 

作詞

作曲

小川貴史

・イン・ザ・ルーム

・キャラメル・ソング

・声

・スパイラル

・遠くまで

・夏の終わりに想うこと

・花

・マダ上ヲ

・メリークリスマス

・ユメニカケル

・夜風

Dear My Friend

Flashback

Hope in the darkness

Joy

Movin' on

Snowflake

STORY

Sync

Tears

Justin Reinstein

・お気に召すまま

・花

 

wonder note

・青空の下、キミのとなり

・君への想い

・花

Daylight

Dont you love me?

NOW or NEVER

Pray

Song for you

 

通常盤収録。

個人的にはそこまでツボに来なかったのですが、リリース当時から結構人気があったイメージの曲。作詞されてる方の作品ラインナップを見ると、ちょっと攻めっぽい詞で人気な曲がある反面、優しい言葉が印象的なバラードやポップスが多い気がする。

連名とは言え「お気に召すまま」の作曲家さんが関わってるのも気になる。組んでるwonder note氏の作風の方が強いのかな?DaylightやPray、Song for youの文字を見ると「ああ~確かに!」って感じがしました。あったかい気持ちになりますね。

 

 

4.I'll be there

貴族様御前様でお馴染み、相葉くん主演のフジテレビ系月9ドラマ「貴族探偵」の主題歌。歌番組や冠番組での披露がある度にTLが死屍累々になっていた印象。

バックサウンドもビッグバンドジャズがメインになっていて、「ポップだけどアダルティー」なイメージが強い。シークレットサイン…(死)

 

 

作詞

作曲

Round and Round

Funk Uchino

・白が舞う

・夜の影

Round and Round

Christofer Erixon

・ありのままで

・誰も知らない

・ミラクル・サマー

Breathless

Dance in the dark

FUNKY

Green Light

Round and Round

Sparkle

Up to you

 

Josef Melin

・「未完」

・僕らがつないでいく

Green Light

Round and Round

Sparkle

初回限定盤収録。

FUNKYが長調ならRound and Roundは短調。作曲した方の作品ラインナップを見て感じた曲の雰囲気を表現するならこれかなぁと思った。実際の調とはまた違うし、後ろ向きな感覚を感じながらも前向きに走ろうとしている歌詞なので、前向きは前向きだけど。

グルービーでアップテンポなサウンドで、曲中の手拍子やサビ直前の「Oh,Hey!」やサビにある「Yell」「Stand」の後に聞こえる掛け声も相まって、自然と体を揺らしてしまう雰囲気。イヤホンから流れてきた時に違和感なく耳にすっと入ってきて、かといって何も手に付かなくなるほど耳を奪われることも無い。こう書くとあたかも魅力がないかのように見えてしまうかもしれないが、そんなこともない。ドライブなんかで聴いたらとても気持ちがいいサウンドだと思う。

何となく思い描いていた明るい未来を手に出来ない不器用な自分の存在を理解していながらも今を一生懸命生きている自分を愛そうとする姿を描いた歌詞は、劇的な共感性や感動こそないが、ふとした瞬間に心に沁みそうだなと思う。手応えのないぼんやりとした不安や微妙なズレに疲れた人の心に寄り添う歌詞だと思った。

 

 

作詞

作曲

unknown

Macoto56

・君への想い

・君が笑えるように

・ミラクル・サマー

CONFUSION

Dandelion

Drive

miyabi-night

Perfect Night

STAY GOLD

unknown

AI Swettenham

unknown

 

HIKARI

・目指した未来へ

・忘れられない

BORDER

Find The Answer

over

Sugar

unknown

通常盤収録。

Dandelionやmiyabi-nightと同じ作詞家さんなんだー!という驚き。全体的に暗くてしっとりした歌詞だったので、またイメージが逆。でもそこに並ぶSTAY GOLDの文字を見てにやりとしてしまった。

作曲の方を見ても曲が好きなのに納得しかない。BORDERの文字で確信を得た直後に見えるSugarの文字に思わず五体投地。HIKARI様~~~~~~~~~!!!!!!!所々で印象的に聴こえてくるハモリが何とも言えない重なり具合でいい。

あとやっぱり何と言っても翔くんのラップ詞の存在がね!!もう、いい。とてもいい。やっぱり翔くんのラップ詞があるとその世界観がグッと深みを増して作品の色が濃厚になる。この曲は背徳ソングエントリでも触れたのだけども、それまで何となく察知していた"いけない夜の匂い"を一気に濃くして、知ってはいけなかった秘密を暴いてしまったような気持ちになる。スローテンポな曲調に乗って暴かれていく秘密の存在は、女性の裸体を暴くような気持ちになります。ほんといい意味でエッチ。すごくエッチ。

 

 

作詞

作曲

Treasure of life

Tutti

Treasure of life

Erik Lidbom

・白が舞う

・スマイル

・遠くまで

・風雲

Boom Boom

Count on me

Cosmos

Midsummer Night's Lover

Pray

Rise and Shine

Sky Again

Song for you

two

WAVE

WONDER-LOVE

 

Simon Janlöv

・抱きしめたい

・風雲

Daylight

Doors -勇気の軌跡

Song for you

Treasure of life

Reach for the sky~天までとどけ~

通常盤収録。

こちらの作詞家さんはこの曲が初嵐。連名の作曲家さんはわりと最近の曲が多い方で、とくにSimon Janlöv氏はここ1年以内に提供曲が集中しているのが特徴。やはりスウェーデンの方ですね。

実際にそうではないのですが、この漂う「JALみ」……分かります?JALみ。イントロから完全にJAL。どう考えても一人一人旅行に行くまでのパッキングの様子や、玄関を出て外を歩いている風景と横顔が見えるし、サビではどう考えても飛行機飛んじゃってる。春の先得!って聞こえる。

未来への展望と共に、地図などのワードが出てくるからなのだろうか。とにかく、JALのCM曲がお好みの方は気に入ると思う。JALさんいつもありがとうございます!!お世話になっております!!

 

-まとめ-

まさに三者三様な仕上がりだなと思うカップリングの並び。

「誰かの心に寄り添ってくれる昔からの嵐のイメージ」と「最近得意な大人の嵐のイメージ」と「世間が抱く爽やかな嵐のイメージ」との、三面を全部持ってきました!って感じ。そういう意味では今日も進化を続けている「嵐」を体現するような組み合わせなのかなーなんて思ったりもした。

 

 

5.つなぐ

大野智主演映画「忍びの国」主題歌。振り付けは大野さんが担当していて、冒頭の印相は九字護身法を思わせる。映画の世界観に寄せた振りや衣装が大変にかっこいい一曲。そんな映画の忍者イメージが全体的に強いが、ラブソングとのこと。まぁ確かにね…。消えないでラブ…

 

 

作詞

作曲

お気に召すまま

WINESS

・お気に召すまま

Justin Reinstein

・お気に召すまま

 

Saw Arrow

・お気に召すまま

・街角の恋人たち

Doors~勇気の軌跡~

初回限定盤収録。

Sugarと抱擁が好きなオタク全員好きでしょ?!?!?!絶対好きだよね?!!?!

いや正直、これ聴いた時に本当に引っ繰り返りました。時系列で行くとSugarも抱擁もリリース前なんだけど、お気に召すまま、Sugar、抱擁、この並び好きな人絶対多い。確信してる。多分ここ読みながらうなずいてる人いる。

Justin Reinstein氏が一体何者なのかと思って調べてみたら、ニューヨークにいる作曲家らしく、他に曲を提供しているアーティストには「EXO、安室奈美恵、ジャスティン・ビーバー、フレンチ・モンタナ…more」とのこと。マジかよ。Saw Arrow氏についてはあまり情報がわからず(主に壊滅的なわたしの英語力のせい)。

この曲は、どこをどう切り取っても「いい」しかなくて困る。このエントリでは一曲一曲をあまり長く紹介しすぎないよう注意をしているのに、お気に召すままではそれが出来ない。とにかくいい。絶対に聴いてほしいカップリング曲。

 

とくに好きなフレーズは、

「計算じゃ図れない ドラマが廻り出すのさ(ドラマが廻り出すという言葉の選び方が好き。映画のフィルムでの撮影や上映を思わせる)

「星空の滑走路を(おしゃれすぎ)

「Weakness 強がる癖に 不器用な性格も Fearless 今夜は預けて1/2でいい 『理屈よりリキュールを』もう1度グラスへ(こうやって書いただけでもとんでもなくおしゃれ。『理屈よりリキュールを』のフレーズがピカイチなんだけど、その前後に散りばめられた言葉と2人の空気があまりにも甘くて澄んでいてきらきらしていて、ため息が出そう)(出てるよ)

「たった1秒が永遠に 変わる瞬間を見よう(こういう言葉に昔から弱い。One Loveの『100年先も愛を誓うよ』が大好きな女なので…)

「その声で星が揺れる そのキスで時間が止まる(この光景想像しただけで涙が出そうなくらい好きな言葉の選び方。星が揺れる、キスで時間が止まるって表現が本当に素敵)

…ですかね!ワハハ 本当に書きすぎ

 

あと相葉ウィスパーボイス雅紀の「会いたいと言えばいい」で死人何人出た?

 

とにかく「お気に召すまま」だけは絶対に聴いてほしい~~~!!!!最高のカップリングすぎて!!!!なんで!!!!!これが!!!!!!!!!カップリング!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

これこそ「他担に聴いてほしい嵐のかっこよすぎる最近のカップリング」の代名詞。大袈裟に聞こえるけど本気でそう思ってる。

 

 

作詞

作曲

Reach for the sky

天までとどけ

RUCCA

・彼方へ

Doors~勇気の軌跡~

Reach for the sky

~天までとどけ~

Simon Janlöv

※「Treasure of life」で紹介済

 

Funk Uchino

Reach for the sky

~天までとどけ~

通常盤収録。

お待たせしました今度こそJALです!!!!!

JAL「先得キャンペーン2017」のCMソング。これもイントロから完全にJAL。旅に出ちゃってる。さわやか嵐の塊って感じ。それもそのはずな納得の布陣。

作詞作曲ともにここ1年以内の提供曲に集中していて、全体的に自由な空気の広がりを感じる曲調や歌詞が印象的な曲ばかり。彼方へは「untitle」のツアー演出で銀テープ発射に相応しい一曲だった印象が非常に強く、その瞬間に楽しい!盛り上がる!みたいな気持ちより、すごく晴れやかな気持ちで銀テープが空を舞うのを眺めていた記憶。

個人的にはあまり趣味ではないのだけど、A面の歌とのギャップがすごい。どっちも「みんなが知ってる嵐だ…!!」って思わせられる。

 

 

作詞

作曲

抱きしめたい

IROCO-STAR

・抱きしめたい

・風雲

Bounce Beat

Pray

Sparkle

Simon Janlöv

※「Treasure of life」で紹介済

 

Mr.Mustard

・抱きしめたい

Midsummer Night's Lover

通常盤収録。

これね~~、好きなんです。とても。

作詞作曲されてる方の作品ラインナップを見ると全体的に新しい曲が多いのですが、何となく昔の嵐っぽい感じがあって、でも昔っぽ「過ぎない」。昔っぽい懐かしさもあるのに、新しい嵐っぽい感じもある。サビなんかもうずーっとその感覚しかない。昔から好きな人にも、最近の嵐が好きな人にも、最近嵐が好きになって昔の歌が好きな人にも、もう全方位に優しい。

大きく話題にはなってない印象なんだけど、これ嫌いな嵐のオタクいるのかな…とこっそり疑問に思っている。それくらい聴きやすくて耳馴染みがよくて心地いい曲。

 

 

作詞

作曲

Under the radar

市川喜康

Song for you

Under the radar

Ups and Downs

Kevin Charge

※「supersonic」で紹介済

 

Erik Lidbom

※「Treasure of life」で紹介済

通常盤収録。

Kevin Charge神のお通りだぞ~~~~~~~!!!!!!!

と騒いでいるのでお分かりかと思いますが、めっちゃ好きです。曲、超良い。これは「みんなが知ってる嵐の違う顔」じゃなくて、「嵐のファンが知っている攻めの嵐」の一曲。歌詞をじっくり聞いて楽しむよりも、音の勢いだけで何度も何度も聴けてしまうんだよなぁ…と思ったら大間違い

サビ直前の「レンズを外して 潤んだ瞳 さぁ赤裸々に」から「Under the radar 矛盾だらけの罠 君は秘密を知りすぎただけ」の部分が秀逸。かっこいいメロディラインに気を取られていても耳に滑り込んでくる歌詞のインパクトは凄いと思うし、「Under the radar 矛盾だらけの罠」に至ってはちょっと韻を踏んでいるので耳に残る。

2番も同じところがやっぱりかっこいい。「ガジェット脱ぎ捨て モラルと躰 そう裏腹に」ってなんてかっこいいんだ?なんだこれ。なんか詳しいことよく分かんないけどとにかくかっっっっっけぇ

って気持ちになる曲。要チェック。

 

-まとめ-

少々鼻息が荒くなってしまったが、「つなぐ」のカップリング曲は一曲一曲がよく出来過ぎていて、カップリング…?となってしまう粒ぞろい感があまりにも強すぎる。「復活LOVE」の時ほど全体の調和がとれている訳ではないのだが、カップリングだけで選ぶならどのシングルを聴く?と聞かれたら多分「つなぐ」を選ぶ。それくらい好き。

この辺りから「嵐のカップリングが神」という話をいつもしているオタクと「なぁ、嵐の最近のカップリング神じゃね?」という話をするようになった気がする。これの前くらいから「なんか最近いいよね~?」みたいな話は多分してた。

嵐、カップリング、神(合言葉)

 

 

6.Doors~勇気の軌跡~

翔くん主演の日本テレビ系ドラマ「先に生まれただけの僕」の主題歌として発売された。久しぶりの連ドラ主演にTLの櫻井担が咽び泣きお祭り騒ぎだった。ミディアムバラードソングなのに、やたら振り付けが細かくてこだわっていたのが印象的。二宮くんの最初のソロが好きです。

 

 

作詞

作曲

Winter days

今井了介

Winter days

今井了介

Circle

Winter days

 

Tasuku Maeda

Circle

Winter days

初回限定盤1収録。

制作陣の組み合わせで言うとかなり新規な方たち。すぐ下で紹介しているが、Circleは「Find The Answer」のカップリングなのでかなり新しい曲。それのせいなのか、初めて聴いた時から何となく「あれ、なんか新しい感じ…?」と思ってしまった。なんだろう、この感じはわたしが知っている嵐っぽくはない。多分他のグループの曲だって言われたら納得してた。そんなふうに、嵐における新風のようなものを感じた。

…と書いておきながら、この既視感ならぬ既聴感の理由はSexy Zoneかなと思った。Sexy Zoneの曲です!って言われたら、多分わたしは「っぽい!」って即答してたと思う。曲頭の雰囲気とサビ前とサビに分かりやすい隔たりが無いところ、とでも言おうか。その辺りがSexy Zoneの曲に見られる特徴と似ているのかな…という掛け持ちオタクのぼやき。

曲全体としては、Winterの言葉に相応しい冬ソング。世界観はしっかり冬だけど、冬という季節の中にいるから感じられる光の反射や煌めき、あたたかさ、楽しみ、みたいな空気にあふれているあったかい曲。クリスマスが近くなったら聴きたいプレイリストに突っ込んでおいて、冬のお出かけの日のお共にしたい軽やかな曲。聴けば聴くほど好きになってくるスルメ曲だなぁと思った(これを書きながら何周もしてたらどんどん好きになってきた)

 

 

作詞

作曲

NOW or NEVER

wonder note

・青空の下、キミのとなり

・君への想い

Don't you love me?

NOW or NEVER

wonder note

※「花」で紹介済

初回限定盤2・通常盤収録。

言わずと知れたパズドラの曲。パズドラが好きで~す(30秒ver.)

ずっとCMで聴いていたので、フルで聴いた時に「えっサビ転調の曲だったんだ?!」とすごく驚いたのを覚えている。まぁカップリングとは言えMVも作ったし、タイアップだし、実質A面…くらいの気持ちでいつも聴いちゃう。

さっきのお気に召すままほど熱く語るアレコレはないっちゃないのだが、やはりタイアップソングなだけあってすごく聴きやすい。表題曲でもないし、最近のアルバムに入ってる感じもないけど(それこそ「Popcorn」とかになら入ってそう)、嵐だ!J-POPだ!感が強い。さすがCM曲。

他G担のオタクが「嵐の曲ってサビが分かりやすく“サビ“で、いつもちゃんとポップスで、どれを聴いてもすごい聴きやすい印象がある」と言っていたが、改めて「確かに…」と思わせられた。

 

 

作詞

作曲

Perfect Night

Macoto56

※「unknown」で紹介済

Chris Meyer

※「愛のCollection」で紹介済

通常盤収録。

今なら分かる。組み合わせだけで「「「勝利」」」を確信できる。こんなん絶対好きじゃん…以外の感想が出てこない。

作曲家の方はこういうテイストがお得意なのかな…?夜にしっとりとした気持ちで聴きたい音の雰囲気づくりが個人的に好み。あたたかい部屋で聴くんじゃなくて、あえて寒さや冷たさを感じられる環境で聴きたい。

歌詞の面の話をするとunknownもそうなんだけど、この歌の主人公には好きな人や愛している人がいるのに、両想いなようで両想いじゃないというか…少し距離があるように思える。想ってはいるんだけど、少しだけ遠い。それは物理的にも心理的にも。そんな浮遊感にも似た切なさがある。恋の未練を歌いがちな嵐のことを思うとなんとなく馴染みを感じられるよ。

 

 

作詞

作曲

BORDER

ASIL

・伝えたいこと

BORDER

Dandelion

I seek

Midsummer Night's Lover

miyabi-night

UB

Wonderful

HIKARI

※「unknown」で紹介済

通常盤収録。

あっっっっ HIKARI様………!!!!!!!好きです(告白やめな)

今までリリースした曲で言うと「supersonic」や「Breathless」「truth」「Intergalactic」「Under the rader」の随所にそれぞれ似た雰囲気を感じずにはいられないんだけど、でも、どれとも違う。知ってるのに知らないみたいな感覚。不思議。

「満たされなくて(1番)/なんてAn empty dream(2番)」のパートを担当しているのは翔くんですが、彼の音域と声だからこそ生きるパートを充てられたのだな…という思いしかわかない。すごい好き。あと二宮くんの「月明かり照らされた未来はハレーション 想像以上に絡み合うフェイク」の歌い方も最高に好き。この音の動き方は二宮くんの声質や歌い方に物凄く似合う。

翔くんのパートも二宮くんのパートもそうなんだけど、それぞれの歌声や歌い方の魅力がびっくりするくらい剥き出しになるような音や特徴のところにそれぞれパートが充てられていて、なんかもう、それを見越して作ったんですか…?神ですか…?という気持ちしか抱けないHIKARI氏信仰型のオタクになりつつある。

そして芸が細かい!!と思わずつっこんだのが、1番の「6等星のまま これ以上望まないでSurvive」と2番の「絶え間なく流れる 時間はもう戻らないから」のメロディラインが微妙に違う。1番は1番のサビをしっかり〆ますって感じで気持ちよく終わるのに、2番はその後に続けるために音を全体的に下げていって「ん…?なんか、続き…」と、つい気になってしまう。ほんと、そういうとこ。HIKARI氏、これからもぜひ嵐の曲、よろしくお願いします。好きです。

 

-まとめ-

カップリングそれぞれにそれぞれの色が強く、悪く言えば統一感は一切ない。どれもすっごい好きならずっと聴けるかもしれないけど、流れで聴くにはちょっと厳しい。それぞれに近しいものと並べたプレイリストを作って楽しみたいな~と思った。

だがしかし一曲一曲の出来はすごくいいと思う。文量で見ても結構書いてしまったので、多分わたしは本能的に好きな曲がそれぞれ並んでるんだなという感じ。

 

 

7.Find The Answer

待ってました深山大翔カムバック!!おかえり深山くん~~!!!

ということで、このシングルはTBS系日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」の主題歌。第1シーズンに続いて嵐が主題歌を担当。いや~~~……ドラマ、よかったね……勝利くんもお世話になりました…(泣きながら)

 

 

作詞

作曲

街角の恋人たち

Goro.T

・街角の恋人たち

Ill be there

Sky Again

Kevin Charge

※「supersonic」で紹介済

 

Ricky Hanley

・街角の恋人たち

Mr.FUNK

 

Carlos Okabe

・街角の恋人たち

 

Saw Arrow

※「お気に召すまま」で紹介済

初回限定盤収録。

Kevin Charge神を発見した

とは言っても他の曲と比較するとこの曲はかなり明るいし、共作の方たちの作風が結構出てるのかな~と思った。お気に召すままを書いてる方がいるので、自分が好きな理由は何となくわかってるしまぁ書いちゃったけど好き。メロウバラードが好きな人は絶対に好きだと思う。

聴いていたシーズンのせいか、秋冬の空気を感じる大人なラブソング。嵐のファンの中にも一定数このエリアが好きなファンが根強くいるイメージで、このエントリに何曲か登場する冬のお出かけプレイリストに絶対入れたい一曲。冬のデート前に聴きたいな~!

 

 

作詞

作曲

Circle

paddy

※「愛のCollection」で紹介済

今井了介

※「Winter days」で紹介済

 

Tasuku Maeda

※「Winter days」で紹介済

通常盤収録。

ここまでのカップリングを全部聴いていて、この曲を聴いた人は思っただろう。こいつ、絶対この曲好きだろ、と。

はい、好きです。とてもとても好きです。

 

どこから…話そう…もうね、好きなんですよ。ほんとに。すっごい。とても。

まあ何が一番好きかと言われると音の作りとリズムの刻み方、そこに乗せられる言葉なのだが(人はそれを「全部好き」と言う)、この曲を初めて聴いた時のツイートがあったので引っ張り出してきた。

もう細かいこと書かなくてもいいかな!と思うくらいファーストインプレッションを書き残していた自分に感謝。

表題曲やこの後紹介する冬季オリンピックのテーマソングとは明らかに一線を画したこの暗さ。どうしてこの曲がここに、って感じじゃないですか?もう意味わかんないすき…………何度でも聴いて、何度でも絶望にも似た希望を味わいたい………

 

 

作詞

作曲

Bounce Beat

IROCO-STAR

※「抱きしめたい」で紹介済

Henrik Nordenback

Bounce Beat

Dont You Get It

 

Christian Fast

Bounce Beat

Dont You Get It

 

Samuel Waermo

Bounce Beat

To be free

UB

通常盤収録。

いや~~~~~~好きっすね 好き もうイントロから好き

雰囲気的には「untitled」に入っていても違和感なさそうだな~と思う。「untitled」に漂う空気感、特に抱擁が好きな人は好きなんじゃないかな。シングルやテレビCMソングでは見せてくれない嵐の顔って感じ。そう最近の嵐はこんな感じでメッチャかっこいいんですよ!!ってなっちゃう。

歌詞自体も嵐の楽曲に多い「今宵運命の様に出会ってしまった君と踊りたいよ(※踊りたいの言葉には様々な意味が含まれています)」のやつだと思う。タイトルの「Bounce Beat」も多分脈が跳ねること、つまりドキドキする・している心理状態の表れだと思うので。

しかし嵐はこの手の曲が多いな~と思う反面、五人の歌声のユニゾンが優しく柔らかいので、その声でこのような歌詞を音を持ってこられると簡単にほだされてしまいそうで怖いですね 好き

 

 

作詞

作曲

白が舞う

Funk Uchino

※「Round and Round」で紹介済

Erik Lidbom

※「Treasure of life」で紹介済

 

eltvo

・君がいるから

・白が舞う

Amore

Fly on Friday

Intergalactic

Sakura

通常盤収録。

日本テレビ系ピョンチャン2018オリンピックのテーマソング。あ~~オリンピックだ!!って気持ちになる。パワパラが夏に開催されたオリンピックの曲なら、「白が舞う」はまさに「冬のオリンピック」って言葉が連想される曲調だなと思う。サビの前に一瞬曲が止まるようなタメから生まれる緊張感は冬の冷たい空気のようでこちらも一瞬気持ちが張り詰めるし、そのあとに放たれる音の広がり方は真っ白な雪の結晶が一気に空気中を舞うよう。

作詞作曲の布陣は違えども、嵐ファンやお茶の間でテレビを見ている視聴者が抱く「冬のオリンピックのテーマソングを担当する嵐」のイメージそのまんまの曲だと思った。気持ち的には実質A面。

 

-まとめ-

ここもなかなかバラバラな方向性だな~という印象。表題曲と気持ち的には実質A面な曲があるせいか、一枚のシングルとして聴くとなんとなく「ん~?」という違和感が拭えなくもあるのだが、それよりなによりカップリングがいい(迫真)という気持ちになる。

もうなんか、溢れそうな気持ちを熱意だけで押し切ろうとする語彙力皆無のオタクに成り下がりそう。でも本当にそれくらいカップリング、いい。嵐、カップリング、神。

 

 

8.夏疾風

全国高等学校野球選手権大会第100回記念として制作されたシングル。朝日放送テレビ・朝日放送ラジオで中継時に使用されたり、球場で流れていたり、テレビ朝日系の高校野球ダイジェスト番組「熱闘甲子園」のテーマソングとしても起用されたシングルである。作詞作曲はゆずの北川悠仁氏。

私事ではあるが、高校野球ファンの父親が毎夜家で口ずさんでいたので「高校野球きっかけで鼻歌を歌うお父さんが全国に沢山いるんだろうな…」と感じた曲でもある。

 

 

作詞

作曲

After the rain

Nai-T

After the rain

Nai-T

After the rain

初回限定盤収録。

これね~~~~~めっちゃいいんすよ!!!!!とても!!!いい!!!!!

と思ったら、初の方!!!初嵐ですね!!!!ざいま~~~す!!!!!!!

曲はR&Bで教育されてきた嵐のオタクは絶対好きなやつだし、どこかハウズやヒアゴを思わせる空気感が漂ってる。それは多分嵐が昔から得意とする恋の未練を歌った歌だからだと思うけど、あの頃のまま変わらずってこともなくて、やっぱりどこか新しいエッセンスが入っているので、懐かしくも新しい感じ。ほんとに。

面白いなあと思うのは、頭の歌割。ここまではっきりと言葉を重ねてくる歌い方も珍しいなというくらいがっつり重ねてくる。ぶっちゃけどっちも聞こえないじゃん、と言いたくなってしまうのだが、それがまた雨と恋の終わりをテーマにしたこの曲に合ってて、いいんですよぉ~~~……。雨が降りしきる硝子の向こうを見つめているような気持ちっていうか、近くの雨も遠くの雨も全部一緒に見えてる、この感じ。

これリリース当時あんまり話題にならなくて、どちらかというとわたしの周りでは「Midsummer Night's Lovers」の方が人気だった。いやいやあっちもいいけどこっちやろ

圧倒的推しです。よい~~。とにかくこれは一度聴いてほしい。嵐の新古典みたいな感じ。聞けばこの意味がわかるはずだから。

 

 

作詞

作曲

Midsummer Night's Lover

ASIL

※「BORDER」で紹介済

Erik Lidbom

※「Treasure of life」で紹介済

 

Mr.Mustard

※「抱きしめたい」で紹介済

通常盤収録。

これもまた嵐が好きな(好きな)ワンナイトラブな曲。ワンナイトラブとか書いたけど実際ワンナイトかトゥーナイトかは分からないし、もしかしたらもう少し継続的な関係性かもしれないけど、とりあえずお天道様の下を堂々と歩ける恋人の歌ではない。まぁMidnightが相応しいのでしょう。「Midsummer」は真夏や夏至、盛夏の意味になるので、所謂夏のアバンチュール的なラブソングかな。

アバンチュール特有の危なっかしさはあるが、どこか優しく甘い恋の香りがするのはASIL氏の作詞ラインナップを見るとこれまた納得。I seekやWonderful、UBが並んでいるのを見て、この揺蕩うような優しさが特徴として出ているのかなあと感じた。

そして作曲のErik Lidbom氏の作品ラインナップを見ると「はいはいはい…そういうことね…」ともなる。他の曲は比較的優しい曲調や明るい曲調が特徴として挙げられるが、曲全体のスローなテンポ感はどれも健在。ダークトーン化するとこういう感じになるのか~と思った。好きです

 

 

作詞

作曲

Sparkle

IROCO-STAR

※「抱きしめたい」で紹介済

Josef Melin

※「Round and Round」で紹介済

 

Christofer Erixon

※「Round and Round」で紹介済

通常盤収録。

夏リリースの円盤に非常に相応しい曲頭!小気味よいドラムスの音に思わずノってしまうのは、もはや人間の性。サビ前の部分も夏って感じだし、まだ熱気の残る夏の夜に絶対似合う音だなって思うし、サビで雰囲気が一気にガラッと変わるのも「夏だな…」と感じてしまう要因なのかも。作曲コンビがRound and Roundと同じということもあり、Round and Round同様「グルービーでアップテンポなサウンドで」「自然と体を揺らしてしまう雰囲気」がある。そして「イヤホンから流れてきた時に違和感なく耳にすっと入ってきて、かといって何も手に付かなくなるほど耳を奪われることも無い。こう書くとあたかも魅力がないかのように見えてしまうかもしれないが、そんなこともないのだ」。多分この作曲家コンビはそういうのが得意なのだろうな~。これ、好きな人はたまらん好きなやつだろうな、って思います。

で、作詞のIROCO-STAR氏もこの手の曲調にはなかなか強いのかなという気がした。Prayや風雲という曲名を見ると「およ?」と思ってしまうが、Bounce Beatの曲名で「ははあ、なるほどな」と思ってしまう。

あとこれもなかなかアレですよ奥さん、アレです。やっぱり夏はアバンチュールの季節だった。多分なんだけど、テ・アゲロの歌詞が好きなオタクはこの曲好きだと思う。遠からずって気がする。

 

-まとめ-

総合してみると、季節感と曲調に近しい空気感は漂っているなぁと感じた。表題曲も含めてリリース時期に合わせた初夏~盛夏の曲で揃えられていて、極端にパブリックイメージに寄せることもなく、かといってたまに嵐が見せるゴリゴリ攻めのタイプでもない。これまでのシングルで言うと復活LOVEの流れに一番近いかな。

嵐担がのんびりと「ああ、嵐だね」って聴いてる嵐、とでも言おうか。嵐担からすると物凄く馴染みを感じるタイプのラインナップだけど、だからこそ他担に「これ!!めっちゃいいから!!」とゴリ押しで宣伝出来る雰囲気でもない。

いや、それがいいんだけど…!!そこが、そこが嵐の真骨頂みたいなとこあるんですけど…!!どうすか…!!他担の…!!他担の皆様…!!

 

 

9.君のうた

このエントリを書いている時間軸で言うと、これが最新シングル。相葉くん主演テレビ朝日系金曜ナイトドラマ「ぼくとシッポと神楽坂」の主題歌で、作曲にみんな大好き多田慎也氏を迎えている。

 

 

作詞

作曲

White On White

IROCO-STAR

※「抱きしめたい」で紹介済

Josef Melin

※「Round and Round」で紹介済

 

初回限定盤収録。

ジャジーな滑り出しのクリスマスソング。いや、クリスマスを直接的に表現する言葉はないんだけど、全体に漂う雪や冬のなかに煌めく恋人との愛のあたたかさがもう絶対に「クリスマスラブ」って感じ。クリスマスに向けて好きな人に思いを伝えて、この冬のクリスマスを絶対に楽しいものにしたい、してやる!という感じの前向きなウィンターラブソングかな。

Cメロで一気に音がスウィングするアレンジが入っているのも、ジャジーな印象になる一因かと。でもサビは聴きやすいJ-POPだし、1サビ後の2Aパートも一気にJ-POP寄りになっていて、ジャズとJ-POPを行き来する感じがクリスマスやウィンターラブの特別感を感じさせるのかな~と思う。冬のお出かけプレイリストに入れたら絶対楽しいお出かけになると思う。特にデートの時は絶対おすすめ。

曲全体の空気感としては、WISHが好きな人は多分身近に感じられる一曲になっていると思った。それから、作詞のIROCO-STAR氏の特徴がよく現れている歌詞だな、と思う。優しくて包容力と冒険力のあるこの感じ。

 

 

作詞

作曲

Sky Again

Goro.T

※「街角の恋人たち」で紹介済

Erik Lidbom

※「Treasure of life」で紹介済

通常盤収録。

これが冒頭でお話しした「わたしはさっきカップリング曲のメロディラインが良すぎた驚きで家の中で滑って転んだ(※ガチ実話)」の曲。いいから聞け(突然暴力的にならないでよ)

しかしこれ、なんとJALのCMソング。お世話になってます!!

いや実際聴いてみると曲頭とかめちゃくちゃJALって感じだし、曇り空とか飛行機雲とかマップとか360度とか地平線とか、まぁJAL仕様な言葉が沢山チョイスされているので、納得の一言に尽きる歌詞と世界観。まぁまぁ歌詞はJAL仕様なのでとりあえず置いておいて(ヨイショ)

 

サビ直前の「飽くなき Dream seekers」のところのメロディラインが良すぎて、わたしは家の中で転びました!!!

この、この音が調を変更しながら上がっていくこの感じ…いや多分だけど、多分一小節だけ変えてるのかなってわたしは思ったんだけど、とにかくここの音の移り変わりがとんでもなく好き。本当に好き。あと「360度 自由自在に Ride on」の部分もとっても好み。

あと最後の大野さんの「拓く Brand new sky」はみんな好きだよね?あんな伸びと広がりのあるパート、好きしかないよね??

 

いや~いいっすよ。これは個人的な好みの話でしかないんだけど、今まで正直JALのCMソングがここまでヒットしたことなくて、そこも併せて驚き。そして好き。CM曲になってるくらいなので、パブリックイメージの嵐のまんまって感じだから、こういうのを「嵐だ~」って認識してる方は多いんじゃないかな。聞きやすい一曲だと思う。

 

 

作詞

作曲

Fake it

HIKARI

Fake it

Find The Answer

Sugar

Kevin Charge

※「supersonic」で紹介済

 

HIKARI

※「unknown」で紹介済

www.mist-storm-177.xyz

通常盤収録。

冒頭からバチバチに引用をかましてしまったが、これについてはこちらのエントリを読んで頂く方が早い。好み過ぎてこのエントリを書きながら息抜きのつもりで書いていたら、なんと二日で書き上げてしまったの、で……。

 

とりあえずさくっと紹介すると、作詞作曲が神

作詞がSugarのHIKARI氏、作曲がTWO TO TANGOのKevin Charge氏とHIKARI氏。もう何が言いたいか分かるでしょ。分かるよな。分かってもらわないと困るんだよ。

とにかく「『untitled』に入ってたSugar好きだな~」と思っている人、ハイ、これを聴いて。絶対に聴いて。だって絶対に好きだから。

 

全体的に少し暗くもあるけど、耳馴染みの良い軽めのEDM。そこに重なる比較的ハイトーンなメロディラインと、それと並べると一気に際立つ「Just fake it.」の翔くんのパート。翔くんのラップはないけど、この冒頭の「Just fake it.」という一言が普段のラップ詞が担っている「秘匿の暴露」を担っていると思う。

もう、絶妙。何と言っても、全てが絶妙の一言に尽きる。何回聴いても飽きないし、ぶっちゃけ200回は聴いてる。これ嫌いな人いない、マジで。

 

 

作詞

作曲

Count on me

Funk Uchino

※「Round and Round」で紹介済

Erik Lidbom

※「Treasure of life」で紹介済

 

Saori Tsuchiya

Count on me

通常盤収録。

これさっきも書いたし、もう三回目かよって話になっちゃうんですけど、「グルービーでアップテンポなサウンドで」「自然と体を揺らしてしまう雰囲気」があるの紹介文を絶対につけたくなってしまう。ナイスグルービーポップ。嵐のオタクが大好きなFUNKYの持つ空気感が結構強くて(まぁあそこまでディスコチューン感があるわけではないのだが)、ま~あ納得の制作陣って感じ。

 

いやそんなことよりもわたしはこの曲の歌割について話したい!!!んだよ!!!みんなもそうだろ?!!?!

1番の「散々な昨日も 早々に忘れFly 翳りもなく Show you how we party!」と2番の「予定調和抜け 全開で騒げば Like a diamond dust」について話したいオタクが絶対に沢山いるって、わたし信じてる…。

だって、「散々な昨日も/早々に忘れFly/翳りもなく Show you how we party!」の歌割、天才すぎませんか。この音域のサビのパートを潤くんと翔くんが担当するって、正直地球三周するくらい驚きと感動と良さみの良さが与謝野晶子じゃん…………オタク特有の盛った話し方しちゃったけど、そうじゃん…………最後翔潤で重ねちゃうの、神の所業じゃん………

普段サビでこの音域があったら高確率で大宮に回ってくるはずなのに、嵐の中だと低音担当の翔潤がまさかここで出てくるなんて…ほんとに…ありがとう……その後に二宮→相葉→大野の順で繋がっていくのも非常に珍しいと思うし…。

まぁラストの音の広がり方から大野さんがラストなのも分かるし、にの(高)あい(低)でパートを分け合うのも分かるんですけど、それよりも先に翔潤の歌割を持ってきたこの編成は、ズルい。かっこいい。ここで心を掴まれなかったオタクはいないって思ってしまう。

 

あと潤くんが担当している「カリスマなプレイリスト 愉しんでいって頂戴 刻め All by yourself」のパート、本当に最高。潤くんの声色にすごく合う言葉と言葉尻だなと思うし、嵐のコンサートを手掛けている人が歌うべくして書かれた歌詞じゃないのよ…!と思わずにはいられない。

で、気になってしまったのでもっと掘り下げて調べてみたら、そもそもタイトルの「Count on me」というのは"当てにしていいよ、任せてよ"という和訳になるらしく、さっきの潤くんのパートの前にある大野さんのパートも「スクリーン越し いつか観た Freaky world 現在と重ね合わせて」となっていて、もうこれってコンサートで嵐に会えた時のファン心理を理解した上で嵐がファンに声掛けてくれてるとしか思えなく…ない?

他のパートも読めば読むほどそう見えてきます。正直このエントリで書ききることは出来ない。本当に。是非歌詞を見ながら聴いてほしい一曲。

で、冷静に考えて、これ何でカップリングなの?

 

というわけで必聴な一曲。普通に曲もかっこいいよ…!!あとこの曲のオリジナル・カラオケのあとにはかわいいシークレットトークがついてるよ!アラフォーの5人が昨日行った飲み屋の話とかしてるよ!(※真面目な話もして…ます)

 

-まとめ-

一曲一曲の方向性はかなり違うけど、かなり粒ぞろいなカップリングになっていると思う。「つなぐ」のカップリングでも似たようなことを書いているのだが、「つなぐ」にも「君のうた」同様JALのCMソングが入っていて、ちょっと暗めの曲が入っていて、お洒落な新しい嵐な雰囲気の曲も入っていて、…と、カップリングの並び方に近いものがあるのを感じる。

そうやって比べてみると、個人的には「つなぐ」から更にグレードが上の粒ぞろい感を感じられるのが「君のうた」という評価に纏められる(まぁ表題曲の好みを加味するといい意味でどっこいどっこいになるので、結果的には同じくらいの評価になる…という感じ)。

 

 

さて

ここまでまとめてみると、どの曲が自分の好みかどうかの差異は出るものの、正直言ってそれぞれ他の曲と比べて劣るものがない。あくまで好みの問題なだけで、本当にどれも出来栄えが良すぎる。

そしてそうやって「どれも出来栄えが良すぎる」と思って聴いている曲の中に光る、「どうしてこの曲が推されていない?!?!?!?」という神曲の存在。本当に。なんで?

 

まぁ主題歌というものはやはりアイドルであるからこそというか…、常に彼らに対して求められるイメージや、自分のように特別嵐を贔屓していない世間が抱くパブリックイメージに商品的な価値があるわけだから、そこを遵守した作品でないといけないのだろうとは思うが。思うけど。分かってるけど!!

それでもやっぱり彼らの担当を名乗るオタクとしてはこんなにかっこよくてスゴイ曲が眠りまくっている嵐のカップリングが日の目を浴びないというのは本当に本当〜に解せぬ~~~~!!!!!!!

 

と、思っている。

 

多分これから発売される予定のシングルでも同じことは起きるし、その先でも起き続けるのだろう…と思うと、少し複雑でありながらも、楽しみすぎて武者震いが止まらなくなってしまう。世間にはきちんと国民的アイドルとして超優等生のにこにこ笑顔で対応してるのに、その裏ではこんなにかっこいいこと毎回毎回やってるとか、控えめに言っても好きと最高以外の言葉がない。

これからまた違う嵐のかっこよさを見せてもらえるのか…こんなに毎回毎回驚いているのに…ドライアイになる勢いで瞳ガン開きで三時間くらい過ごしてるのに…驚きすぎて家の中で転んだりもしてるのに…ぼそぼそ…

 

そして欲を言うなら、どの曲も一度でいいからコンサートで見たい。「Sugar」で泣き崩れたオタクとしては、今のところ「Fake it」が絶対に見たいです。お願いします。神様仏様松本潤様!!!

もう何ならアラフェス5年位やろう!!!ネッ!!!

 

 

二万字を超える長い長い独り言になってしまいましたが、もしこれを読んで「あの時のシングル、実は初回盤しか買ってないけど…通常盤も買おうかな…」「噂には聞いてたけど、ちょっとこれは気になる…」と、少しでも思っていただけたらとても嬉しく思います。さあ!某レコードショップやネット通販サイトに駆け込もう!

ぜひ!!ぜひ嵐のかっこよすぎるカップリングを聴いてください!!

 

お願いしま~~~す!!!!

 

かすみ(@mist_storm_1723)