「無題」

綺麗なモブになりたい考察オタクの雑記録

嵐「Sugar」の歌詞を読み解いてみる。

 

 

 

 

「untitled」ツアーも無事終盤!

ここまで皆様お疲れ様でした!あとは大阪公演を残すのみ!大阪盛り上がっていけんのか〜〜〜〜!!!!(やかましい)

 

 

そんな折、今回の『「untitled」』収録曲「Sugar」について語りたい欲が止まらないオタクは、居ても立っても居られずにiPhoneのキーボードを高速で叩き始めました。文字入力対決も負けません。

 

巷では現在最新曲にあたる「Sugar」人気が止まらなさすぎて、正直驚いています。かくいうわたしは、TWO TO TANGO強火過激担を普段名乗っていますが、「Sugar」は本当に好きすぎてSugar担を名乗りそうな勢いです。

でもそんなことすると大本命の「TWO TO TANGO」がヤキモチ妬いちゃうので、Sugar担を名乗りそうってことはここだけの秘密にしてくださいね  シー!

 

(先日Twitterで盛り上がった「#嵐さんで好きな曲10選」のタグで、数々の歴代人気曲が名を連ねる中、「Sugar」の文字を沢山見かけました。びっくり)

 

 

今回は前回のような文化や歴史が云々ということはなく、シンプルに歌詞の読み解きをしてみようかなーという感じです。

「Sugar」大好きなあなたも、まぁまぁ好きだよというあなたも、「ふざけんなワシの方が『Sugar』愛しとるわボケェ」という方も、まぁちょっと読んでみてください。 Sugar聴きながら、暇なときにでも。

 

 

 

 

 

Sugar

 

歌:嵐
作詞:HIKARI
作曲:iiiSAK・HIKARI

 

 

You've got me feeling now, baby
You've got me on my knees, baby
Put it down on me

 

まずは直訳してみましょう。

 

「You've got me feeling now, baby」は「愛しい人、君は僕を感じている状態にさせる」

「You've got me on my knees, baby」は「愛しい人、君は僕を跪いている状態にさせる」

「Put it down on me」は「僕の上にそれを置いて」

 

となります。

上の二つの「baby」は "愛しい人" という呼びかけになりますね。

 

直訳でも何となくの雰囲気は伝わると思うのですが、実際ここを意訳する為にはこの先を読み解かないと相応しいニュアンスが見つからないので、ここは敢えて意訳を付けずに進めたいと思います。

 

 

素気(すげ)無い言葉と裏腹のKissに

きっと深い意味はない

 

「素気無い」とは、皆さんが普段よく見聞きする 素っ気ないという言葉と同じで、"愛想がない" "思いやりがない"という意味になります。余談ですが、本来は「素気無い(すげない)」が正しい言葉であり、「そっけない」という読みは、昔どこかの誰かがした読み間違いなんだそうです。で、それが広がったというよくある話ですね。

 

「素気無い言葉と裏腹のkiss」ということは、彼女は愛想のない冷たい言葉とは裏腹な熱いキスを僕にしてくれるのでしょう。

けれど、そうやってしてくれる情熱的なキスにも、冷たい言葉にも、恋愛の駆け引きになるような、裏をかきたくなるような深い意味などないと僕は悟っている訳です。

 

 

饒舌(じょうぜつ)な言い訳を嫌う君に

抗(あらが)えぬ Only lonely love

 

饒舌の意味は "やたらにしゃべる様"  "多弁"  "おしゃべり" ですが、この場合「饒舌な言い訳」とあるので、やたらにしゃべる言い訳、つまりだらだらと言葉を並べ立てるような長ったらしい言い訳ということですね。

そんな長ったらしい言い訳を嫌う、要は僕の言い訳や話を聞いてくれない彼女であっても抗えない気持ちがある、となります。

でもそれ(=気持ち)は「Only lonely love」、 "単なる孤独な愛情" でしかないんです。僕が君に寄せる愛情は独りよがりだと、通じ合ったものじゃないのだという感覚が僕にはあります。

 

 

月明かり 君は素敵に纏(まと)って

悔しいくらい上手に笑う

 

ここはそのままで捉えていいかなぁと思います。

目の前にいる愛しい人は月の明かりですら美しく纏って微笑む、そんな夜半を連想させる風景です。

 

 

何もかも幻だよ、みたいに

嘯(うそぶ)いたその瞳が愛しいんだ

 

さてここの「幻」とは、一体何のことを指すのでしょう。

今君と僕が一緒にいることなのか、互いに思いがあるかもしれないということなのか、君の向こうに見える彼のことなのか、はたまた君への僕の愛情なのか。その全てを悟って尚、「何もかも幻だよ」と言わんとする瞳がある、ということですね。

嘯くは "とぼけて知らんぷりをする"  "豪語する"  などの意。他にも意味はありますが、今回検討する範囲はこの二つくらいかな、ということで他は割愛します。

 

「何もかも幻だよ」と、僕の気持ちも現状も彼の存在すらも無かったことにしようとする彼女の態度は、明らかに前者の意味でしょう。

でも、その知らんぷりをした瞳でさえ「愛しい」と言い切ってしまっている僕。よっぽど彼女に首ったけとみえます。

 

 

物憂げなUpturned eyes

蔑(さげす)みのCold eyes

 

「Upturned eyes」は "つり目" 

「Cold eyes」は "冷たい目" 

を、表します。

どちらも彼女の気持ちや目元に熱意はなく、やや温度のない冷たさを感じさせますね。

 

「物憂げ」は「物憂い」という形容詞の活用形で "けだるく、億劫である" 様子を指します。「蔑み」は「蔑む」と同義語で、 "(能力や人格が劣る)他人を見下す" こと。

気だるげな表情を浮かべたつり目の彼女は、冷たい目で僕を見下します。明らかに僕を慈しむような優しい目ではありません。それでも、それすらもきっと、僕にとっては魅力的なのでしょう

 

 

翻弄されればされるほど No way out

君の渦 飲まれてく Prisoner

 

「No way out」は "出口のない" 状態、「Prisoner」は "囚人" や "虜" を指します。

つまり、冷たい目をした君に翻弄されればされるほど脱出の糸口は遠のき、抗う術もなく飲み込まれるだけの僕はまさに君の虜だ、ということですね。

 

 

There's nothing I can do

 

「There's nothing」は "(ここには)なにもない" で、「I can do」は "僕が出来ること" と分解できるので、「There's nothing I can do」は "僕にできることは何もない" と訳せます。

 

しかしここは二宮くんの囁くような歌声からもわかるように、鉤括弧が付いているわけではありませんが、台詞調で捉えていいかなと思います。

なので意訳すると「君にお手上げさ」という言葉で概ね間違いはない!かと!

尚且つ!これをご覧の皆さんも少し「キュンってする♡」となるのではないでしょうか。わたしはお手上げさなんて言われたらもう死にます

 

 

だから その指で 唇でSugar

刹那の夢でいい さあ もう一度

壊れるほど抱きしめてMy love

言葉はいらない C'mon 

 

 さて、問題です。

そもそも「Sugar」とは何でしょう。

…砂糖!そうですね、砂糖を意味する名詞です。それも正解です。

 

わたしは初めてこの曲を聴いたときに「好きな人を目の前にして崩壊していく理性を、砂糖が溶ける様子に重ねたのかなぁ」とか「いやしかしこの曲…、この女の人はもう他人のものだよね…?」なんて思ったのですが

これが調べて仰天!

 

Sugarとは "糖"  "砂糖" という、わたしたちがよく知る意味以外に "愛しい人"  "最愛の人" という呼びかけでもあったんです。

中島健人先生も仰っているように、愛しい人に対して「ハニー」と呼ぶのはよく見聞きすると思うのですが、これと同じような呼びかけの言葉でシュガーという言葉が存在したんですね。

いや〜〜びっくりです…シュガー…まぁたしかにね、ハニーも蜂蜜の意だし、その理論で考えたら納得しかないのですが、いかんせん馴染みのない言葉だったので、初めて知った時は目から鱗がポロロロロ〜〜〜〜ンでした。

 

ここまで歌詞読解の文章を綴ってきて思うのですが、曲の印象や彼女の行動以上に目立つのは「僕の思いの強さ」なんですね。

結構執着しているというか、骨抜き状態じゃないですか。彼女に。

そんな曲のタイトルが「僕の最愛の人」なわけですよ。どれだけ夢中なのっていう。ねえ。

 

 

ちょっと前置きが長くなってしまいました。

 

「だから その指で 唇でSugar 刹那の夢でいい さあ もう一度」

愛しいあなたにもう一度触れてほしい、その指で、唇で…瞬きよりも短いほんの一瞬でも構わないから、と僕は彼女にお願いをします。

 

「刹那」とは仏教の時間の概念の一つで、1 / 75 秒だと言われています。

想像できます?1秒を75個にわけて、そのうちのたった1つ分ですよ。想像してその感覚をつかむことすらできないほど短い時間でもいいなんて、あまりに必死すぎますよね。しかもそれが「夢」でいいと、そう言うんです。

 

次の「My love」をどう訳すべきか迷ったのですが、 "僕の愛" というよりは "僕の愛ごと" という風に意訳するのがいいかなと思いました。

体や愛というなにか1つのものではなく、僕の体も心も愛も全てを「抱きしめて」と訴えているように感じます。抱きしめてくれたらもう「言葉はいらない」と。

 

 

瞬きより短い時間で消えてしまう夢でいいと言っておきながら、自分の全てを抱きしめてほしいと言うんです。この "僕" は。

 

矛盾しているように見えて一貫しているこの主張、もう、たまらなく愛おしいです…。

相手に対して無尽蔵の愛を抱えながら、受け止めてもらえないことを嘆いたり怒ったりせず、それでもただただ愛をこぼし続けているんですね…。健気なのか…うぅん…

 

 

Fall into your trap, fall into your trap

構いやしない

 

「Fall into your trap」は直訳で "君の罠に落ちる" です。二回繰り返している様子から、だんだん落ちていくその様を表現しているのかなと思います。

「どんどん君に夢中になっていくよ」という僕の気持ちでしょうか。そうして、その罠に落ちていくことすらも厭わないと。

 

 

Nothing but a loser  戻れなくたって

甘い香りに誘われるまま  理性溶かしてくよ  Sugar

 

Nothing butは "単に"  "ただ〜のみ" と訳すので、「Nothing but a loser」は "ただの敗者だ" となります。ここでの敗者はもちろん僕を指します。

先程「罠」という言葉も出て来ましたが、その罠にまんまと引っかかる僕はただの敗者だ、ということですね。しかしその敗者になる前に戻ることができなくてももう構わない、と。

 

甘い香りに誘われてるまま君の罠に落ちていって、もう戻ることも出来ない僕はただの敗者だ。ほら、理性も砂糖のように溶けてしまうよ、愛しい人。

といったところでしょうか。

 

 

形ある物などもう要らないって

ちょっと寂しげなSigh

手に光る指輪を眺めては 弄(もてあそ)ぶ

Only lonely, lonely, lonely love

 

彼女が指輪を眺めて「形あるものなんてもう要らないのよ」と呟くこの様子からわかることは、彼女が既婚者(もしくは婚約済みの女性)である、ということです。

つまり僕が愛を溢れさせているこの女性には、同じように愛を注ぎ注がれる相手が別にいるわけですね。この相手こそ、最初の方で「幻」に含まれるのでは?と挙げた "君の向こうに見える彼" の存在、なんです。

永遠を誓った相手すらも幻かもしれない、なんて嘯く彼女の罪深さったらありません。

 

あと、「ちょっと寂しげなSign」の「Sign」は、 "合図" か "暗号" 辺りのかな、と。

結婚したことに関して、もうそういう関係はいいの、と言っているのでしょうか。結婚とか恋愛とか、そういった関係性への疲労を感じます。あまり結婚生活がうまくいっていないのかなぁとか、それでも少しだけ空いた心の隙間を埋めてほしい気持ちはあるのかなとか、色々考えちゃいますね。

 

それに加えて「Only lonely, lonely, lonely love」というのは、1番に登場した「Only lonely love」よりも「lonely」の単語数が増えており、より孤独感を強調させる歌詞になっています。

 

ここで「光る指輪」を「弄ぶ」のが、彼女が僕かは難しいところかなと思います。もしかしたら、二人の気持ちが同じ方向で少しだけ重なっているのかもしれません。

僕は彼女に骨抜きですが、「ちょっと寂しげなSign」を出す彼女も満更ではなさそうですしね。

 

 

剌すようなPrivate eyes

それさえもFeel so nice

 

Privateは "内密の" という意味。

ですが、「Private eyes」は "私立探偵" という意味を持つようなので、刺すように僕を探る目線ということになります。

結構どぎつい視線だと思うのですが、「それさえもFeel so nice」、つまり「それさえもとっても素敵」と僕は言ってしまっています。重症です、骨抜きにされすぎです。

 

 

まるで心まで見透かされるよう

いっそ強く焼き付けて Flashback

 

刺すような鋭い探りの目線で、僕が言葉や態度に表しているもの以外ですらすべて君にはお見通しということですが、この時彼女に隠しているのは一体なんの感情なのでしょうか。

 

他の部分を読むと分かるのですが、「Sugar」というこの物語の中で僕は彼女に対して

 

「君には抗えない」

「翻弄されればされるほど」

「Prisoner」

「成す術もない哀れな僕」

 

という言葉を並べています。

受け身がちで、立場は完全に彼女の下にある状態ですね。

 

そんな態度を露わにする僕が隠したい「心」で考えられるものとは?

それは、"彼女を自分のものにしたい" という強気な気持ちではないでしょうか。

 

これだけ従順で受け身姿勢を取る僕が強気に出ることが、彼女にとってどういう意味を持つものなのか理解しているからこそ、「露呈してはならない」と思っているのでしょう。

 

結婚や恋愛を遠のけようとする彼女に僕の気持ちをもし露呈しようものなら、きっと疎まれる。

疎まれるくらいなら、隠したい。

隠していればきっと、彼女が僕の元を離れることはないだろうから。

 

臆病に見える僕の心の中にはこんな気持ちがあるのではないかなと思います。

 

 

「Flashback」とは、直訳で "フラッシュバック、回想場面" 。意味は、強いトラウマ体験をした後に、その記憶が突然且つ強烈に鮮明に思い出されたり、夢に出てきたりすること、なので決して良い意味ではありません。

しかし、刻まれる記憶の強烈さの度合いで言うとかなり強烈なものだと思います。忘れたくても忘れられないくらいに君のことを僕に刻み込んで欲しい、ということですね。

 

 

So gimme one more kiss

 

ここはそのまま「もう一度キスをして」ですね。

最初の二宮くんの台詞調と同じく、ここも翔くんの台詞調のパートになるので、僕から出た台詞として捉えていいところですね。

 

 

………いやここ…ヤバくないですか…………???あまり深くは語りませんけど ヤバくないですか

 

 

そうさ その吐息で 眼差しでSugar

目眩(めくるめ)くような時をもう一度

身体中駆け巡るMy love

衝動が止まらない C'mon

 

シュガー、と愛しい人を呼ぶ僕が求めるのは、「吐息」と「眼差し」、そして「目眩くような時」です。

「目眩く」は、その漢字の通り "目眩" を起こした状態を指します。目が回ったり、目がくらんだりする様子です。

 

身体中を駆け巡るのは「My love」とありますが、ここでの「love」は "愛" ではなく "性欲" と訳すべきかなぁと。

つまりここの歌詞は、結構エッチな歌詞として捉えていいと思います。

君を抱いたときのことを思い出して、また君を求めてしまうよ、といったところでしょうか。

 

最後についている「C'mon」ですが、これは元々の「(こっちに)来て」が色々な形に派生して "勘弁してくれよ" や "頼むから"  "早くして" などなど、かなり幅広い使い方をされています。

色々探した中から「衝動が止まらない」に続くのに相応しい表現を探すと、 "お願いだから" か "進行する" などかなと。

 

まとめると、

あの吐息を、あの眼差しを、また僕に頂戴。目が眩むような甘い時間が欲しいんだ。思い出すだけでまた体が疼くよ、もう我慢できない…

……ですかね!

 

 

I'm a fool for your lies, I'm a fool for your lies

今はまだ

Don't stop my feeling 終わりにしないで

 

I’m a foolは "私は愚か者(=騙される人)だ" 、for your liesは "君の嘘に" となるので、「I'm a fool for your lies」は "君の嘘に騙される僕は愚か者さ" となります。嘘、とは「あなたの事が好きよ」といった彼女のリップサービスのことでしょうか。

自嘲気味に吐き出された僕の本心ですが、「今はまだ」そのままで構わない、ということでしょう。

 

「Don't stop my feeling」は "僕のこの気持ちを止めないで" です。止めるな、という命令形で訳すのが文法的には最適かと思いましたが、僕の行動や立場を考えて、懇願する形で意訳しました。

君の嘘に騙され続ける僕だけど、どうかこの気持ちを止めないで、今はまだこのままでいたいから。

 

 

成す術もない哀れな僕を

嘲笑(あざわら)ってくれよ Sugar

 

直前の歌詞の意訳で君の嘘に騙され続ける僕だけど、どうかこの気持ちを止めないで、今はまだこのままでいたいからと書きましたが、あくまで先述の部分は "僕の懇願" でしかないので、その懇願が受け入れてもらえなければそれはなんの効力も持ちません。つまり「成す術もない哀れな僕」になってしまうのです。

懇願しておきながらも、「もしかしたらそれを受け入れてもらうことは出来ないのかもしれない」と頭の片隅で考える僕は、半ば自棄にもなっているのでしょう。

 

いつか終わるかもしれない、終わりにしなくてはいけない恋だけど、いま君を求める気持ちは止められないし、君の嘘に騙される愚かな僕でもいいんだよ。…おかしいかな、ねえ。

 

 

明日のことなんて Forget now

 

ここはそのままの意味で、明日のことなんて今は忘れてですね。

 

そう 分かってるのは

もうすぐ今日が 終わるってことだけさ

 

明日のことなんて忘れて、と言ったばかりなのに、僕が理解しているのは「今日が終わる」という事実だけ。今日が終われば忘れたい明日しか来ないのに、です。

「嘲笑ってくれよ」のところもそうですが、僕は所々で諦めを感じさせる言葉が目立ちますね。いろんなことを諦めて少し寂しそうに微笑む顔が浮かびます。

 

 

「いつかは2人も 星屑になるの」

そんな駆け引きは 月と太陽に預けて

ただ僕を見つめて

 

結婚や恋愛に疲れた、けれどどこかで人恋しさも感じているであろう彼女の言葉です。

どうせ最後には星屑になっちゃうんだよ、わたしたちは一等星のように輝き続けることはできないの。

 

先程、僕は所々で諦めを感じさせる言葉が〜と書きましたが、実は彼女もどこかで色んなことを諦めているようにも感じます。

 

しかしながらここで一番衝撃的なのは、今まで受身姿勢で従順だった僕が「そんな駆け引きは月と太陽に預けてただ僕を見つめて」と、初めて彼女に攻めの姿勢で言葉を発する、ということです。

今までずっと、僕よりも優位に立って、お澄まししていた彼女が弱気な諦めの言葉をこぼして、それに反応するように僕が攻め込む。この微妙な関係性の揺らぎが、このパートでは描かれています。

 

難しい駆け引きは月と太陽(=自然の摂理、自然に過ぎ行く時間)に任せて、君は僕だけを見つめていてよ。

甘い台詞に見えて、実に切迫した僕の必死さを感じます。

 

ここで僕が強気に迫ることで彼女を失ってしまうかもしれない、ということはわかっていたはずなのに、どこか消えてしまいそうな彼女を引き止めるために言葉を紡いだこの瞬間、二人の関係性は少し歪んだような気がします。

 

 

だから その指で 唇でSugar

刹那の夢でいい さあ もう一度

壊れるほど抱きしめてMy love

言葉は要らない C'mon


Fall into your trap. fall into your trap

構いやしない

Nothing but a loser 戻れなくたって

甘い香りに誘われるまま

理性溶かしてくよ Sugar

 

ここの歌詞は繰り返しになるので、細かい言葉の解説は省略します。

でも1番でこの歌詞を読んだ時より、二人の間にある理性はあたあたかい紅茶に落とされた砂糖よりもきっと早く溶けてしまう。そんな風に思いました。

 

 

 

…と、ここまでで「Sugar」の歌詞の読み解きはおしまいです。

ただ禁断の関係性を歌ったもの、というよりは、お互いの中にある寂しさや諦め、それでもなお相手を愛おしく思う繊細な気持ち。そんなものを感じてもらえたでしょうか。

 

 

最後まで考察した上で改めて1番最初の英文を意訳して、このエントリは終わりにしましょう。

 

 

You've got me feeling now, baby
You've got me on my knees, baby
Put it down on me

 

愛しい人、君は僕に感じさせてくれる

君は僕を跪かせて懇願させるんだ

「僕に君の愛を頂戴」と。

 

 

 

 

おしまい。

読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

かすみ

ARASHI LIVE TOUR2017-2018「untitled」とは何だったのか

 

 

 

ジャニオタにとっての運命の日、そう、当落発表。

わたしはどのグループのどんな現場の当落発表でも必ず「勝利の赤リップ」を塗って一日過ごします。気合の赤リップです。

勿論今年の嵐ツアー「untitled」でも、例に漏れることなく塗りました。

 

結果は全滅です。

 

 

 

まぁわかってたさ、わかってたよ、

嵐だもんそりゃ取れるわけね〜〜〜〜〜〜よ何人ファンクラブ会員いると思ってんだ!!

あったりめ〜〜よ!!!

 

 

 

自暴自棄で帰宅。そして大野担の母親の名義を確認するも互いに全滅。

今年も入れずじまいかと肩を落として、自棄になって夜の牛丼大盛りスペシャル〜たくさんの紅生姜を添えて〜をキメました。美味しかったな〜〜牛丼!夜の米はまじうめぇ!!禁断の味がするぜ!!もりもり!!

 

 

 

 

しかし数日後、北海道の友人から「もし良ければ19日、入らない?札幌だけど」とお誘いのお言葉が。

即答で「行く」と回答しました。

 

わぁい北海道!かすみ北海道だいすき!(^。^)

 

 

 

 

記憶が薄れゆく前に少しでも書き残したい、そんな気持ちが抑えきれないのと、一緒に入ったリア友に「かすみんの書く感想、待ってるから」と言われてしまったので書きます。わたしが文を認める上で尊敬する彼女に「待ってるから」と言われた以上、もう書くしかないじゃないですか。そんなの書くじゃん。

 

 

という訳で、ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」の感想を書きます。RTで沢山回るようなレポではないので、メンバーのわちゃわちゃとかそういうのはあんまり書かないです。多分

セトリや演出について触れるので、当たり前だけどネタバレをガンガン含みます。大丈夫な方だけ読んでください。

あと実は東京が復活当選したので、12月2日の公演も入ってきました。演出自体に大きな変化はあまり無いはずなので、札幌の記憶と東京の記憶がやや混ぜこぜになってます。何か不備があったらすみません。

 

 

 

 

 

 0.OP映像

 

画面に飾られていた額縁の中の絵がたまに蠢き、明るくなったり暗くなったりを繰り返すうちに、会場が段々暗くなります。

額縁の絵が増えていき、いろんな風景が映された無数の額縁が吸い込まれるように全て画面から消え去り、大きく映し出されたのは『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」』の文字。

ああ始まるんだ、と、夢心地ながら実感する瞬間でした。

 

一度札幌で見たときと東京で見たときはまた解釈が違ったというか、ここもこれからの映像についても最後にまとめて書きます。

どうして沢山の写真が額縁に入れられて飾られていたのか、アルバムのCMで大きなキャンバスに描かれた絵が真っ白だったのか、色々な表現について思う答えがあるので、それはまた後程。

 

 

 

1.Green Light

 

暗い会場の中、制御されたペンライトが一斉に赤く光ります。中央のスクリーンには赤い三角形の映像がうつり、どこからか心臓の鼓動のような音が。鼓動に合わせるように赤のペンライトは点滅を続け、やがて聞き慣れたイントロと共に会場の中はグリーン一色に。そう、まさにGreen Lightです。

こんなに綺麗な光景、多分死ぬまで忘れません。気が付くと、涙が出てました。東京で見たのは2回目だから、演出についてはわかってたはずなのに、どちらかと言えば東京の方が泣いていました。

 

そして「あー!やっぱり!この曲でくるか!」と、思いました。

 

アルバム「untitled」を聴いた時に、こんなに心地のいい1曲目があるかよ!と思っていたんです。ちゃんとしたポップスでありながら、バックの電子音、ライトなEDM、明確で分かりやすいサビ、「louder!Louder!」と5人の歌声がかさなる言葉の音の心地良さ。

こんなにお洒落で大人な1曲目が来るなんて、良い意味で予想の範囲内であり、想定外でした。これだけの素晴らしい曲を嵐なら持って来るはずだという気持ちと、予想していた品よりうんと良いものが手元に届いた感覚。痺れました。

この曲以外に「untitled」の幕開けを飾ることのできる曲はないと、どこかで確信していました。

 

車のエンジンを掛けたばかりのようなもどかしさを携えたスローリーさと、ふと気を抜いたら横をするりとすり抜けていってしまいそうなアップテンポさの綯交ぜになったこの曲で、会場の空気が一気に湧き上がったのを感じました。会場を埋め尽くすグリーンの光の中で、補色となる赤の衣装を纏った5人。

5万人が入っていたあの会場で、眩ゆい程の光を放つ5人の姿を見たとき、涙が出ました。

眩しいと、素直に思いました。

 

 

この曲でのオープニングの「どこがエモいのか」と言われると、また別のエントリを書く必要があるので割愛しますが、これの歌詞を改めて読んでみると、実は物凄く「未完」に続いているんです。でも確実に「未完」とは立場を違えた攻めの姿勢を表現しているんですね。

 

「無傷ならWrong 痛むならRight」

「このてっぺん まだまだI'm the owner」

「We are gonna make it louder!Louder!」

「瞬きするヒマない Eyes wide open」

 

これだけチケットが取れない、会えない、「外野の言葉はシカトする」とリリックを認めつつもその外野すらもうシカトすることのできない実力・人気・経済効果を兼ね備えたスーパーアイドルがですよ!何をおっしゃる!って感じじゃないですか!!

今まで自分たちが歩んできた道を振り返ったときに無傷を「悪」とし、傷を「正」としたんです。「そうして手に入れたてっぺんはまだまだ誰にも譲らねえぞ、自分たちでまだまだ大きな音を立てて嵐巻き起こしていくから、瞬きして見逃すヒマなんかないぞ、ちゃんと見てろよ」と言うわけですよ。

 

こんなかっこいい曲が、「untitled」におけるオープニングってもう、納得しかないじゃないですか!!!!!

アルバムもコンサートも、これ以外にオープニングに相応しい曲があるもんか!!ないよ!!!最高にかっこよすぎるんだよ!!!!

 

 

リード曲や壮大な組曲に「untitled」のイメージを引っ張られがちですが、個人的にはGreen Lightこそが「攻めの嵐の核心」なのかな、と思います。

エントリを書いた「未完」も「攻めの嵐の核心」ですが、「未完」は「これからの新しい嵐」の攻めの姿勢で、Green Lightは「今までと現在の嵐」の攻めの姿勢のような気がします。

現在と言っても、2017年の〜といった広い範囲のものではなく、今!この瞬間!今確実に一秒ずつ死にゆく「今」の結晶の現在、と言った感じがします。多分このエントリを書いている現在も消費されている「今」の化身かな、と。

 

コンサートの感想書きたかっただけなのに、Green Lightで1エントリ書きたくなるくらい楽しくなってきちゃったよ。

とにかく、こんなにかっこいい曲で「untitled」が始まるかっこよさ。本当に凄いとしか言いようがありません。もうたまりませんね。

Green Lightがアルバム、ひいてはツアー「untitled」のオープニングで良かった。ほんとに良かった。君以外にこんなに「攻めの嵐」をスマートに、オシャレに魅せてくれる曲はなかったんだよ。最高だよ。

 

 

 

2.I'll be there

 

ハァーーーーン 早いよ!貴族様!!御前様!!お久しぶりです!!!!

 

今回の「untitled」のステージの形ですが、みなさんが今まで嵐のコンサートで見てきたであろう形を想像してもらえればその通りの形なのですが、I'll be thereが始まってすぐ、ステージに異変が。

先ほどまで凹凸も柱もあった見慣れたメンステの形がいつのまにか変わっているではないですか!

 

し!か!も!

 

 

 

嘘だろ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!ステージの端から端までフルフラットのスクリーンじゃねぇかよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!

ここは競馬場か!!!!

新調した4Kの電光掲示板か!!!!!!デカイわ!!!!!!!そして映像めっちゃ綺麗だわ!!!!!!!!!!!!

 

 

かつてどのグループでもこんなスクリーン見たことありません。大きすぎます。そして映される映像が美しすぎます。なんじゃこりゃ

浅はかなわたしは「この新しい機材いくらするんだろう」などと貴族様を目の前にして無粋なことを考えてしまいました。ごめんなさい貴族様。

 

後日レポを読んでいたら、このスクリーン?液晶?は2500インチということが判明しました

2500……インチ…………?????

 

ここで白に近い照明が当てられることにより、OP衣装がよく見えるようになりました。

ダンス自体もステージ上を縦横無尽に動き回らないものなので、双眼鏡を構えればよく観察することが出来ました。衣装厨歓喜

 

5人の衣装は、全て赤と黒を基調にしたもの。

基本デザインはシャツとベストとスラックスでしたが、二宮くんはベストはなくシャツのみ、しかも肩から腰にかけて入った斜めのラインでバイカラーになった、変わったシャツでした。

あと、相葉くんのトップスのシルエットが可愛かったです。シャツに見えたけど、袖部分で切り替えがあったのでベスト風なデザインに見えました。

あえてウエストラインを絞らないものなので、体の幅に対して随分とゆったりとした横幅がとられていて、布がすとんとした直線を描くように見えるゆるいシルエットが可愛い。好きです。

スタイルがいい人が着ないと、この「ゆったり感」が見えないんですよね。さすが相葉くんです。ナイススタイル。ナ〜〜イスナ〜〜イスナ〜〜イス(すいすい)

他の3人は黒シャツに赤ベストが基本形。少しずつ胸元の襟やベストの形が違いました。

 

曲が始まると、とても楽しみにしていた5人のスタイリッシュ湯切りダンスもさる事ながら、わたしの目線はフルフラットのビッグスクリーンに映されていた映像に釘付けになっていました。

貴族探偵を見ていた人たちなら必ず「アッ!」となってしまったことであろう、5人の顔写真や映像を使いながら作られたその映像は、さながら貴族探偵のEDのようでした。

衝撃的な競馬場の4K電光掲示板大画面で見せられる貴族探偵ED風の映像。我々は大きな貴族探偵鑑賞会の催しにでもきてしまったのかと思わざるを得ないほど、とんでもなくハイパーベリーキュートな貴族探偵風映像にときめきが止まりませんでした。

そのせいで楽しみにしていたダンスが全然見られないよ!くそ〜〜!!素敵だ!!!めっちゃ可愛いから円盤化する時は映像だけ別で収録してくれ!!!

 

 

 

3.風雲

 

さっきまで華やかだった会場が一気に赤く染まり、アップビートなロックサウンドと光線銃の如く光を散らすレーザー。ムビステに乗った5人はバクステに向かっていきます。

 

正直な話をしますと、わたし、ここの記憶が全然ないんです。何にも覚えてないんです。

直前の貴族様にやられ、ムビステで移動するメンバーを見ていたら何か1曲終わってた…って感じで。

 

改めて東京公演入ってからも考え直してみましたが、やっぱりここはどうしても印象に残りにくい。オープニングから色んな気持ち全部持っていかれてしまった後だからなのか、何となくここにあると印象が薄れてしまう気がしました。前後の曲がインパクト強いので尚更かなあ

 

 

 

4.Attack it & 挨拶

 

まさかのすぎて驚きしか出てきませんでした。ええ、Attack itやるの?!そうなの?!と、びっくりしすぎてしまいました。ここで冷静さは捨てました。

うわ!まじか!と思ったまま、どんどんと流れに巻き込まれていって、暴風雨に巻き込まれてしまった感じ。

 

翔くんの「外野の言葉はシカトする(ベロ出し)」も見られたし、生の「大怪獣」が聴けたのでオタクはこの世に未練などありません。ごめん嘘ついたSugar聴かないと死ねな………

 

 

 

 

 

 

ウッ

 

 

 

 

 

ウワァアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!生「いらっしゃいませ」だあ〜〜〜〜〜〜!!!!!いらっしゃったよ二宮く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!

 

エエエ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!ヤッバァアアアアア!!!!!!うそーーーーん!!!!!生で「野郎共調子はどうだァ?!?!」が聞けたーーーーーーーーーー!!!!!!!野郎共じゃないけどイッッッェ〜〜〜〜イ!!!!!!!!!!!フゥ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

 

オタクの記憶は以上です。

 

 

 

 

 

 

と、言いたいところですが、ここからは個人的な苦言を少しだけ。

 

噂には聞いていました、札幌は静かだと。

わたしが入った公演の前の時も静かで、始まる前のコールも小さかったよ、と。それを聞いて「札幌ラストなんだし、声出していこう」と心には決めたものの、勿論わたし一人でどうにかなるものでもなく。

 

結局その日は円陣の掛け声が聞こえた後の「あーらーし」のコールはありましたが、わたしの周りの席の方はみんな着席してお喋りしていて、誰一人として立ち上がってコールする人がいませんでした。

年齢層を考えても大体わたしと同じくらいか、少し上の方々ばかり。なのに誰もコールせず、座って待ってるだけ。なんだかなぁ、というのが本音です。

出てくるからいいやじゃなくて、(金払って待ってるんだからそりゃ出てきてくれないと困るけど)早く会いたいよー!の気持ちとか、好きだー!嵐ー!!ウオオー!!!な気持ちを伝えるためにコールって必要なんじゃないですかね。一人一人に会って言葉を伝えることが出来ないわたしたちにとって、生の声で「嵐!待ってるよー!早くー!会いたいよー!」の心を伝えられる唯一の機会じゃないかと思うんです。

 

もう、この日の潤くんの煽りのドSっぷりったらありませんでしたよ。過去円盤で見たことないほどドSな煽りでした。そういうことだよなーなんて心の隅で思いつつ、声出しました。

全然声出さないくせにフロートでメンバーが回ってきた時は両手上げて全力アピールしてっていうのもどうかと思っちゃいますよね そりゃ

なら声出そうよ、そもそも論として。

 

まぁここまで書けばお分かりかとは思いますが、アンコールも声小さかったです。それこそわたしの周りは殆ど着席してお喋りして待ってるだけ。おい、アンコール。アンコールだぞ。

アンコールって知ってるか

 

 

アンコールって「やって当たり前」じゃないですからね。アンコールの声があるだろうと踏んで向こうは演目を用意してくれてるけど、基本的には「やって当たり前」じゃないものだといつも思ってます。

ましてや今回はダブルアンコが基本みたいですし、それが前提として分かっててもちゃんと「ブラボー!!まだまだ見たいよ!」の気持ちは伝えるべきなんじゃないんでしょうか。

 

嵐もファンも、現状に胡座かいちゃいけないと思います。というか、嵐はそれを感覚としてちゃんとわかってるし、わかっているからこその「untitled」なんだと思いますけどね。あとはファンの自覚次第な気がします。

まだまだ残っている公演、みんなが声を出してくれることを祈ってます。嵐に沢山の好きの気持ち伝えようよ。

 

 

MCで男性同士で4連してた方々もイジられてましたけど、東京はワイワイしてたなぁと思いました。5千人の違いはあれど、やっぱりツアーのスタートにあたる札幌はもっとワイワイガヤガヤしてても良かったのかなぁというのが素直な感想です。

 

 

 

5.Happiness

 

もうね!定番のね!はぴねす!!何度聴いても幸せな気持ちになります。

 

どんな人のどんな歌を聴いても、基本は短調のものが好きになりやすい自覚はあるのですが、嵐はそれに当てはまらない曲が沢山あるんですね

HappinessもGUTS!もそうですね アレ、自担のドラマ…

 

画面に風船やお花の可愛い映像が映ると共に、フロートで移動するメンバーの顔が代わる代わるに映されていて、ドーム内が幸せに満ちてるのを感じます。

最後の決めポーズも、やり終わった後にウェーブしてて、も〜〜「かわいいっ!」しか言えませんオタクは  二宮くん今日もかわいいよ♡

 

 

 

6.映像①

 

頭から色々感じることが沢山あったので、後から思い返してみると…という感想になってしまうのですが、今回間に挟まれた映像はわかりやすく「起承転結」という形式に帰結している印象です。

しかもそれは、「untitled」という、「無題」や「完成していない」という意味を持つ単語に相応しい映像だなと。

 

ここの映像で主に述べられるのは、「人と人との出会い」です。

この世の中に沢山人はいるし、毎日のように名前も顔も知らない人に行き交うけれど、それは決して「出会い」ではない。ただすれ違うだけではなく、人と人が「出会う」ことが「奇跡」なんだということを述べています。

わたしたちファンにとっての日常の中で起きうる「出会い」、嵐の5人にとっての「出会い」、そして嵐とわたしたちの「出会い」。勿論嵐の五人がわたしたちファン1人1人のパーソナルなことの全てを知っているわけじゃないけど、だからと言ってそれが出会っていないことにはならないと思います。

互いに好きと感謝、尊敬の気持ちが存在すれば、アイドルとファンが「出会った」と言うに足ると思うのです。互いが互いの人生や生活に影響を与えている時点で、それは「出会った」内ではないかな、と。

そんな出会いに感謝だね、と、そんな風に述べている印象の映像でした。

 

 

 

7.UB

 

ごめんなさいね、わたしこの歌の「Listen…」でいつも笑っちゃうんですよね、なんか、なんか気持ちが耐えられなくてさ、笑っちゃうんですよね

でもこの日の「Listen…」が囁かれる直前、ドーム内がすごくキャーキャーザワザワしていて、まぁわたしとしてはちょっと楽しみにしていた"自担の囁きソロパート"になる訳ですから、静かにしてくれないかなーと思っていたのですが

結局キャーキャーザワザワしたまま「Listen…」が囁かれてしまい、何となくしょんぼり。いきなりのにのあいソングで興奮したのだろうけども、静かにして欲しかったなって思っちゃいました。

 

囁きパートって大事じゃないですか(目力)

しかもにのちゃん、わたしの席から近いところにいたので尚更です。

  

めっちゃかわいい衣装でダンスがやばいらしいという情報だけは手に入れていたので、果たしてどんな感じで来るのかしら…と思って双眼鏡を覗き込んだら

 

 

 

オッ オソロっち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

コバルトブルーのタートルネックニット〜〜〜〜!!!!!ベージュのパンツ〜〜〜〜〜〜!!!!!

…、あれ、靴履いてない ていうか靴下だなアレは…

 

 

黄色く光るペンライトを握りしめて双眼鏡を覗くわたし「ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ッッ」

 

 

 

なんだこれ

ワシら何見せられてんのや

 

 

 

 

メンステからセンステに向かって両側に伸びるように設けられた花道に二宮くんと相葉くんがそれぞれ立っていて、各々のパートを歌いながら少しずつセンステに向かって歩いていきます。

ペンライトの制御も入り、二宮くんが近くにいたわたしのペンライトはずーっと黄色に光っていました。反対の座席の方は綺麗なグリーンの海。うわぁ にのあいだあ

 

間奏部分で2人がやっていたシンクロダンス、難易度高いなぁと思ってじっくりモニターを見てしまいました。

派手な動きや細やかな表現力が要求されるものではありませんが、決まった振りのタイミングと2人の息が何より大事なんだということはよく分かりました。タイミング間違えたらダンスの全てが狂ってしまうし、ましてや演者は2人きり。互いの背中に体重をかけあって支え合う場面もあり、しっかり息があっていて相手に対する信頼がないと出来ないダンスだなって。思いました。

 

 

 

8.come back

 

札幌ドームスピーカー「ディ〜リッリッリッ ディ〜リッリッリッ」

 

 

 

混乱したオタク「待って心の準備出来てない待って」

 

 

 

 

 

このユニットソング連続は心臓に悪いです。特にこの曲は好きなので非常に心臓に悪い。救急車呼ばなきゃいけなくなったらどうしてくれるんですか。札幌ドームまで1台お願いします

 

 

メンステの両側にそれぞれ分かれて立つ松本潤櫻井翔。後ろにはそれぞれお揃いの衣装を着せた数人のジュニアを従えて、松本潤は赤の、櫻井翔は青のスカジャンを羽織って登場しました。

互いに自分のパートで歌うと、後ろに従えたジュニアが踊りながら共にステージの中央に向かって移動をし、その様子はさながらウエストサイドストーリーのよう。

2人が中央で揃う頃には、再び後ろのスクリーンがフルフラットで大活躍です。紫や赤、黄色がメインカラーで使用された派手な映像と、様々なエフェクトやディストーションが使用されて作られた風な動画には、大きく映し出された翔潤のお顔。大きい。綺麗。かっこいい。かっこいい。とにかくかっこいい。かっこいいんだこれが。

 

潤くんが歌ってるときは翔くんが静止し、翔くんが歌ってるときは潤くんが静止する。そんな対比の演出が全体的に多かったので、衣装の色も相まってか対立している感じが出ていてすごくかっこよかったです。

対立といっても、いいライバル感です。ちょっと悪そうな雰囲気のある男同士がいい雰囲気で対立してる絵面にすごくキュンとしちゃうので、ほんとに好きです、come back…

 

 

サビで歌い踊る2人の姿を見ても、間奏でダンスバトル風に踊る2人を見ても、最後の決めポーズを見ても、「ああもう、かっこいい」しか出てこないんです、これが。

だって翔潤ですよ?イケイケでちょっと悪くてかっこいいなんてもう、たまらんじゃないですか…………!!!!!!!!最の高だぜ………………!!!!!!!!!!

 

どっちのチームでもいいから、チームの女にしてくれよな…!!!(遺言)

 

 

 

 

実はですね

come backはもっと考察したいポイントが出てきてしまったのですが、それをやるにはわたしの知識と手元の資料が足りなさすぎるので断念…。

ただ、噂の昔の映像は見ました。かっこいいなって、ただひたすらに櫻井翔松本潤はかっこいいんだなって、そう思いました。

 

 

 

9.夜の影

 

翔潤がはけたあと、一度舞台は暗くなります。

やがて控えめで柔らかなライトに照らされる複数のジュニアと、その前に立つ大野くんと二宮くん。レッスン着のようなラフな格好で2人の後ろで何やらダンスを教わるそぶりを見せる沢山のジュニアと、何か言葉を交わしながら振りを教える先輩の様子から察するに、ここはリハ室やダンスレッスンの部屋なのでしょう。

 

さて、潤くんもここに合流…、ということは、夜の影…?!エッこの雰囲気で夜の影…?!あんなエッチな歌このままやるの?!?!

 

と、困惑し始めたところでイントロが流れて、3人はダンスし始めます。風の噂で聞きましたが、夜の影は大ちゃんの振り付けなんですね、とてもかっこよいです(東京で本人たちの口から大野くん振り付けのお話聞けました。ありがとうございます…)

 

3人がレッスン室で踊る様子を後ろに並んだジュニアが見ており、時折歓声を上げ、後半になるとスマートフォンで動画撮影する演出も入っています。レッスン室と先述しましたが、ジュニアを見ていると、ストリートダンスを見る観客のような雰囲気もありました。

特に3人のソロダンスパートが途中で挟まれるので、ダンスバトル的な雰囲気も出つつ。とにかくダンスが楽しそうな印象です。めちゃくちゃ難しい振り付けだけどな!!

 

レッスン室という、ジャニーズアイドルである彼らにとって日常の光景の中にいながら、あの三人が歌い、踊り、ステップを踏んだ空間だけが異空間でした。日常の中の非日常。

 

最初は「なぜ?」と首を傾げた演出でしたが、あとから考えてみると、夜の影にぴったりの演出だったのかもしれません。露骨な性表現ばかりではないものの、3人の妖艶なステップで非日常に仕立て上げられたレッスン室という日常。

男女の関係性の中でも「夜の隙間」は、日常の中の非日常な気がします。ましてや、

 

「滴る汗さえも 気にしない」

「オーバーヒート寸前の 欲望のパノラマ」

 

なんてワードが出てくるこの夜が、特別に甘い「夜の隙間」であることは間違いないと思いました。

 

 

 

あとにのちゃんは少しえっちすぎるのであとで反省会です。大変けしからん。ドーム内の女がみんな孕んだらどうしてくれるんだ!!責任を取れ!!!

 

 

 

10.バズりNIGHT

 

しょっぱなの映像が、どう考えても若者言葉とオタク言葉を使いこなせていないおじさんたちが考える「ネ◯ーっぽい会話」すぎて、逆に萌えが止まらなかったです。ンゴの使い方下手かよ…かわ……マジ尊みヤバい(  ◜̣̣̥◡◝̣̣̥  ) みんなで考えたのかな?かわいいが過ぎる〜〜

あらしのみんな…昨今のオタクはどもって同じ単語を繰り返す防御型コミュ障オタクより、早口でまくし立てあって勢いで会話する攻撃型コミュ障オタクの方が多いやで…

 

あとLI○Eスタンプ風に突如現れた伝説のトトロには膝から崩れ落ちましたよね

トトロ!あなたトト…………ほんとに…トトロ…なの……?(  ⁰̷̴͈࿁⁰̷̴͈  )ぱるぷんて…

 

 

そしてオタクたちが会話をする中に不自然に現れた伝説の3人を見て、わたしはこっそりガッツポーズしました

 

 

 

「(これ絶対パラパラ踊るじゃん………!!!!)」

 

 

 

もうドキドキわくわくです。

この曲は踊らないとわたしの気持ちがおさまらないと思っていたので、事前に振り付け動画が配信されないことに悲しみを覚えていましたからねッ!!!

パラパラ!!

踊りたい!!!

ペンライトも双眼鏡もうちわも投げ打って踊りたい!!!!

 

しかーーし!!前半はみんなのオタ活(…)を静かに見守るだけ。なんだその衣装。かわいい

にんにんするみんなを見守るだけ。Very CUTE

御意御意するみんなも見守ります。Hyper CUTE

 

間奏に入り、真っ暗になった会場のど真ん中で繰り広げられるオタ芸で「伝説」の文字を作り出すジュニア。 ねぇもしかして君たち宮田くんの後ろとかよくついてる??それとも佐久間くんと仲良し??

見事なオタ芸で作り出されたキンブレ文字(ペンライトだけど)を見守る真っ暗な札幌ドーム内。さていつ間奏が終わるのかと緊張する観客席。

 

突如スポットライトがセンステに当てられた次の瞬間、ドーム内がドカンと湧きました

 

 

 

 

伝説のヤマンバギャルキターーーーー!!!!!!!!!

 

 

 

 

いや衝撃ですよ、鮮やかすぎるピンクとグリーンとブルーのロングのカツラをかぶったほぼアラフォーの成人男性3人がドームのド真ん中で、柄物のトップスにミニスカート(アルバだった…)やショーパン穿いてパラパラ踊るんですよ しかも大野くんなんてワンショルダーだから露出度が無駄に高い

 

 

 

わたし、「ステージ上の生着替えで女装をするジャニーズアイドル」を、今年一年で2組見たんですよ  

1組でも多い方だと思うんですが、2組です

 

正直Sexy Zoneの女装を見たときは、

 

 

 

「ハァ〜〜ン 女装ね女  いや美脚すぎィィィィィィィ!!!!!ていうかノーメイクだよね!?!?!カツラかぶっただけ…???!エエエエエエエ美女すぎィィィィィィィー!!!!!!!!負けたーーー!!!!!!!女として負けたーーーーーー!!!!!!!

 

 

って本気で思ったんです。てか会場の女の子みんなそう思ったと思います。屈辱とか感じてる暇ないです。美の暴力で一言も反論の余地なしです。

そもそもセンターのダニー(※佐藤勝利)の顔が小さすぎて美女すぎてその上美脚って 女として全スペック負けてる

 

他のメンバーも全員スラッとした美脚を惜しげもなくさらけ出し、踊る度にフワリと靡く白いプリーツミニのスカート。加えて、シャンプーのいい匂いがする(※妄想)さらさらのロングヘアーが揺れる度にわたしの中のオスが(以下自主規制)

 

 

 

 

 

って感じだったんですけど、嵐のヤマンバギャル女装は 別のベクトルでマジ卍

 

パラパラグループと巷で名高いジャニーズWESTたちもびっくりなパリピっぽい格好でパラパラダンスをすると思っていたので、ヤマンバギャルの襲撃は衝撃的でした。

いや…ヤマンバはパラパラ好きだもんね…パラパラは朝飯前だもんね…君たちわりとその文化知ってる世代だもんね…eggポーズとか……

 

 

一度見たら真似しやすい振り付けだったので、すぐダンス出来てとても楽しかったです。

ていうか…みんな思ったより踊ってなくてびっくりしちゃったけど…エッ…踊らないんですか…?踊ろう…?一緒に踊ると楽しいよ…?

 

 

 

11.プチMC

 

-札幌- 

相葉雅紀「わりと立派な脇毛生えてますね」

大野智「もー!やめてよー!!見ないでー!!」

わたし「(最近この人たちのオネエ化著しいな)」

 

-東京-

(「夜の影の振り付けは大野さんなんですよね?」と言われて)

大野智「そうなの!ねぇねぇ、どうだった?わたしの振り付け!ねぇねぇ、どお?」

松本潤「(爆笑)はい、よかったです(笑)」

わたし「(大野さんが著しいだけか)」

 

 

二宮くん「はい終わりー帰ってくださーい。白い服の人たちも早く帰りなさーい」

わたし「あーん♡かわいい♡♡♡」

 

 

 

12.映像②

 

先ほどの映像で、人と人との「出会い」を述べていると書きました。

②ではその「出会い」について、もう少し掘り下げられています。

 

人と人とが出会う時、必ず適した「タイミング」がある。その奇跡が起きるべくして起きる、そんなタイミングが。

その出会いには感謝しかない。今ここでこうして出会った君と、これからの未来を共に歩んでいきたい。

そんな内容の映像です。

 

 

正直、ここでわたしはかなりグッときていました。

 

別に嵐に限った話ではないけど、どこでも新規と古参のマウンティングって起きますよね。色んな界隈通ってきましたが、大体どこでもこのマウンティングは起きてました。

わたしも嵐を好きになってから何度かそんな場面を見かけたし、幸いなことに巻き込まれることはなかったけれど、たまに自分が言われているようで悲しい時もありました。

 

敢えてここで書きますが、わたしはバリバリの新規です。お茶の間ファンになったのもLOVEの頃だし、発売前予約して初めてコンサート円盤を買ったのもハワイです。

たしかに長年応援してきた人とは見てきたものは違います、たまに感じる感覚の精度に違いもあるでしょう。思い入れがそれはそれは違う訳ですから。

でもあの頃テレビを見ていて「嵐ってかっこいいな」と思ったことに嘘はないし、今嵐のことが好きで応援している気持ちに嘘偽りはありません。たまたまタイミングがあの時だっただけで、新規だから何がダメってことはないと思ってます。

 

対象が違えば自分が古株になるジャンルだってありますけど、そこにくる新規のファンに対して攻撃的でいることは自分の美学に反することだから、感情のままに新規ファンを攻撃したがる古参は好きではないです。正直

 

勘違いされると困るので一応記しておきますが、全ての古参に対する批判ではないです。わたしがこうやって今嵐のことを応援できるのもずっと彼らを支えてきた方がいるからだし、新規のわたしより色んな彼らの顔を見てきたのも、他ならぬ古参のファンの方々だと思っているので。
でもだからってそれを振りかざして、「新規のくせに!」とやたらめったら攻撃をするのは違うよね、って話です。

 

 

だから、この演出で自分が肯定された!と我が物顔で舞い上がりたい訳ではないですよ。

単純に嬉しかった。あなたの思う正しいタイミングで、適したタイミングでぼくらと出会ってくれてありがとうと言われた気がして。こちらこそ、わたしの人生に現れてくれてありがとう、と思いました。

そんな気持ちでしんみりとしつつ、映像を見ていました。

 

 

 

13.大野智アクセントソロダン

 

暗くなった舞台上に、ピンスポが当たります。

スクリーンの真ん中には白い線が何本か垂れ下がっているけれど、それが何を意味するものなのかいまいちわからぬまま。

よく見るとピンスポを浴びているのは胡座をかいて下を向いた大野くん。何が始まるのかと思って見ていると、後ろの線が動くと共に彼の腕が持ち上がり、ぷらりと肘から下が力なく垂れ下がっています。また線が動けば、それに伴って彼の腕も動きます。

 

そうです、操り人形です。

 

 

次第に大きく動き始めた線にあたかも操られているかのようにダンスを続ける大野くん。歓声はなく、5万人の視線だけが彼を包むあの空気は、細く強い糸が何本も張り巡らされたかのような緊張感と言うしかありません。

ダンスに関しては、もう当たり前だけど「上手」以外の言葉がありません。見入るしかないんですよね、ほんとに。というか嫌でも見入ってしまう。

たった一人の舞台上であれだけ「魅せる」ことのできる表現力、まさに感服です。素晴らしい。

 

よく見るとサイドの靄の背後には、蜘蛛の巣が張っていました。

その蜘蛛の糸と大野くんを操る糸とが示すものは恐らく同じで、他者に囚われ動かされるだけの人形。少しずつ浮かび上がる二つの手と、般若の顔(かんばせ)。人間の心に巣食う怒りと憎しみの感情に支配された舞台上を見ているだけで、ハラハラしてしまいました。

 

それまで華麗に舞っていた踊りですが、般若の顔が見えたところで操り人形自らその操り糸をぶちりと引き千切り、10本の糸で操作されていた肢体は自由の身になりました。

そう、まるで無門です。大野智自身が、無門を模した演目をここでやり切ったんだと痛感しました。

その感動もつかの間、聞き慣れたあのイントロです。

 

 

 

14.つなぐ

 

ここ最近のシングルではかなり好きな方です。復活LOVEがヒットだったんですが、つなぐもかなり。好きです。メロディーラインがツボなんですよね。あとイントロと間奏。イントロ、めちゃめちゃテンション上がりません?

曲単体で考えてもなかなかマニアックな作りになってて面白いと思いますが、ダンスがとても好きなんですよね。大野智素晴らしい〜〜〜〜(拍手喝采)

 

さっきまで傀儡だった大野智はもう自由にステージの上で動き回り、気付けば4人もステージの上に。

ロダンスをしていた時から衣装にキュンとしてはいたのですが、ソロダンスの時点では衣装よりも大野智個人に見入ってしまって(衣装厨としてあるまじき!)、ここにきてやっと衣装を見ました。

 

 

 

 

ッスーーーーーーーーー…………………ッ

 

 

 

 

 

いや衣装…最高かよ………

 

 

 

はぁ???布の量????えっ??????好き

使ってる布の量も贅沢だし、瑠璃紺に臙脂の裏地で装飾は黒と金って……色の組み合わせだけでド性癖なんですけど……????????

しかも脹脛付近まで来る丈の長さ、フレアスカートというより、最早ドレスのパターンか?と思わせられる嫋やかな裾の動きにオタク夢中

 

全体のシルエットは似たような形で、それぞれ身頃部分のデザインが違っていましたが、ベースのデザインはナポレオンジャケットや詰襟といった軍服などの雰囲気に近いものでした。二宮くんの詰襟大好物なのでハァハァしながら見てましたね

相葉くんがわりとがっつりナポレオンジャケットでした。確か。潤くんは肩の装飾がアシンメトリーになっててキュン

 

細かい装飾を見てみると、みんなメインのお飾りで使っているのはタッセルなんですよね。タッセル。

わぁいかすみタッセルだいすき(^。^)イェーイ

 

 

あと印象的だったのは、みんなウエストベルトをしていたことですかね。サッシュベルトでしたが、にのちゃんと大野くんは帯に帯留めを締めたようなデザインだったのが印象的でした。それも相まって、「最近の嵐がよくやる和洋折衷衣装」な感じがしました。ほんとドツボなのでしんどいです。和洋折衷衣装大好きなんです…ジャポアリとか好みの衣装ばっかりです…。

 

衣装厨は衣装厨らしく衣装ばっかり見てハァハァしてましたが、この曲は演出もかっこよかったです。

後ろのモニターに歌詞が表示されるのですが、ランダムなサイズで書かれた明朝体(多分 フォントにはあまり詳しくないので多分です)の赤い文字が湧き出るように映されたり、煙のように消えて行ったり。まるで忍びのよう。

 

5人の影が並び歩く映像もあって、振り付けと重なってかっこよかったです。

Sakuraもそうだし、つなぐもそうですけど、どうしてもメンステなりセンステなりの一箇所で踊らないといけない曲なので、席が遠いとどうしても「見辛さ」を感じてしまいがちですが、一箇所にとどまった五人の振りを大きく見せるような演出効果があってよかったです。大きなモニター大活躍ですね〜〜2500インチは伊達じゃない

 

 

 

15.抱擁

 

つなぐで着ていたロングコートを脱ぐと、その下はそれぞれカラフルなサテンシャツを着てました。

ていうかさっきのめちゃめちゃかっこいい衣装1曲で脱ぐのかよ!!大野くんはダンスもあったからギリ2曲だとしても、つなぐだけでしか着ないのかよ!!マジかよ!!もっと見せてよ!!その綺麗な裾が翻って中の臙脂の裏地が見えるように!!!!ハァハァ

 

いやほんと、あれだけ作り込まれた衣装を1曲だけで脱ぎ捨てるって正気とは思えない…

昔の風景魂とかで着てたような(サーカスのときの)、シンプルなマント風のものならともかく、これだけパターンもよくて装飾も小物もしっかり揃えてきた衣装をもう脱いじゃうんですね?!ハァ〜〜!!!

あらしはおかねがある。。。。。。。。(うわごと)

 

 

いつか衣装展示開催か衣装解説本が出ることを祈りながら双眼鏡を覗くと、まあにのちゃんのエッチなこと。

そんなに何がどうってシャツじゃないんですよ、デザインが!パターンが!ってものでもないし。ゆったりと着られるサイズ感と、サテンの艶感。

なんなら潤くんが首に黒い布巻いてて「どこのモデル、、、、?」とはなりましたけど

  

サテン生地は軽くて艶感もあって動きやすいかなと思うのですが、諸々の選択を間違えるとほんとに安っぽいダッサイものになってしまうので、何とも絶妙な「かわいさ」と「かっこよさ」と「抜け感」があって よきでした

みんな襟元に切り替えがあったり、袖の繋ぎ部分が少し変わっていたり、ネクタイなどの小物部分で遊び心があったり。タックインをしない方が可愛らしく見える二宮くんはモモンガシルエットに近い袖の形になっていたり。素敵でした〜〜シンプルな衣装の中ではとてもすき!

 

まさかの衣装に気を取られていてダンスの記憶がやや曖昧です レポの意味

覚えているのは「二宮くんがえっち」

 

 

 

16.お気に召すまま

 

イヤ〜〜〜〜〜〜抱擁からのお気に召すままはヤバくないですか?!札幌でこのセトリを知った時にはガッツポーズしたし、「嘘でしょ〜〜!!!!」って言いました、思わず

 

それぞれ花道に散って行って、歌い踊りながらセンステに向かうのですが、映像の演出がとてもかわいい!

看板風にネオンライトで描かれた様々な英単語が流れていき、気分は夜の街を歩いているよう。

理屈よりリキュールを、そんなフレーズがぴったりの大人な雰囲気のある演出でした。

 

抱擁もお気に召すままもSugarも、曲中の雰囲気自体は何となく似通ったものがあるとわたしは思っているのですが、その中でもお気に召すままはポップで明るくてしあわせな感じがします。楽しげでウキウキしつつも、恋のドキドキを感じるような。

あと、映像②が流れてからの「つなぐ→抱擁→お気に召すまま→Bittersweet」のセトリは納得しかないです。どれも前向きに恋の歌、な感じがします。つなぐも「ラブソングだ!」って言ってましたもんね。

ぼくらと出会ってくれてありがとう、これからの未来を奇跡を、君と歩いて行こう。そんなメッセージに相応しいセトリだと思います。

 

ダンスも全体的に可愛くて、特に5人が縦に連なって踊る場面は本当に可愛かったです。

やっぱり嵐の5人がわちゃわちゃしてるのが一番かわいいんだよな〜〜へへへ

 

 

 

17.Bittersweet

 

これもすごく好きな曲だったので、イントロが聞こえた時はめちゃめちやテンション上がりました!!

生で聴けて嬉しい〜〜!!爽太く〜〜ん!!

 

それぞれアリトロに乗っていたのでついつい近くのメンバーを見がちですが、驚愕の2500インチに注目してみると、沢山のショコラが飛び回る中に可愛いフレームがあって、その中で五人が代わる代わるに映されるんです。

 

 

 

えっ めっちゃかわいくないですか???

みんなメンステ見て???ちょっと、めっちゃかわいくない????????ゲロかわいいんだけど?????

 

勿論トロッコに乗る1人1人のお顔が映されるということはですよ、みんながファンサしてる様子とか見られちゃうんですよ

どんなお顔しながらファンサしてるのかな〜っ とかね、見られちゃう訳ですよ

 

 

 

 

 

 

大野智のファンサ顔を見たわたしの気持ちよ!!!!!!(バキューーーーーーーーーンッッッッ!!!!!!!!!)

 

 

 

 

 

 

ビタスイほんとにいいね。好き。カットになってしまったと噂の福岡が、、、うう、残念…。

 

 

 

18.GUTS!

 

ヒエエ〜〜!!!!キラーチューン続けるなぁ〜〜!!!!!!

某七夕事変のせいでこの曲を目の敵にしている人もいらしゃるようですが

 

やっぱりこの曲はテンション上がってしまうね!無条件で!

だって曲も可愛いし振り付けも可愛いし、なにより自担がセンターであんなに可愛い振り付け踊るんだもの!

可愛い以外の感想に何があるのよ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ないわよ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

ていうかずっと言いたかったからここで言っちゃうけど、あんな女のことにいつまでもこだわってこんなにかわいい楽曲に色々文句言うだけであなたの素敵なオタクライフの大事な時間をゴリゴリ削っていることが一番無意味じゃないですか?!わたしは考えるのが嫌すぎるので自分の中における「全世界」という概念から存在を消したよ!!そっちの方が心穏やかに楽しくオタクライフを続けていけるからね!!まぁどう捉えるかなんてその人の自由だからいいですけど わたしは無意味に時間と精神を削る生き方は性に合わないので

 

 

ゲフゲフ

 

 

 

 

可愛いし踊れるし盛り上がるしキャッキャ出来て、ほんと〜〜に楽しい!!GUTS!だいすき〜〜٩꒰๑❛▿❛  ॢ̩꒱

しかも奥さん、聞いてください、サビの振り付けのところで二宮くんは翔くんと相葉くんにぎゅぎゅっと挟まれたゼロ距離の状態ですよ、その3人で1人分の振り付けを踊ろうとする3人の まぁ〜〜〜〜かわいいこと!!!!!!!

ボールをキャッチする振りも目線も、バットを振る振りも、ぜーーーーんぶ3人で右手分と左手分を分担してて…………Oh My God……………(頭抱えながら)

 

 

席が良く、東京ではかなり近い距離でその3人の様子を正面から見ることが出来て、久しぶりに気持ちが「和也くんのママ」になりました。

産みました。

お遊戯会で頑張って踊る息子を見て、ママは感動しました。お友達の翔くんと雅紀くんとなかよく踊っててママはにこにこが止まりませんでした。2人の間にいた和也くんは途中で物凄くギュウッって挟まれて、そのまま潰れそうになってるの見てわたしの中の何かが爆発しました。愛しさと切なさと心強さと いや心強さはなかったけど

多分ですけど、実家の柴犬の顔を両手でギュッとしてぶさいくになってるのを見て愛しさが爆発するのと同じ気持ちです

 

KA・WA・I・I

 

 

 

 

あとこれ、ラストの振りが「野球」ではなく、「ボーリング」になっていて、Vの字で並んだメンバーがラストのサビのところでボーリングの球を投げ、ストライクが出て、5人揃ってガッツポーズを決めるんです。

えっ何いきなり…かわいい…まさかの野球からボーリングに競技変更…?!ホームランじゃなくてストライクなのね?!はいおめでとうございます!!今大会の優勝チームは嵐さんです!!賞品はケータリングのケーキが豪華になっちゃう券です!!!(あげたい)

 

 

 

19.Doors〜勇気の軌跡〜

 

曲開始前に潤くんから一言ご挨拶があって、前半の締め曲はこれ!

ムビステに乗ってバクステからメンステに戻っていきます。

 

この曲の好きなところは、歌い出しが二宮くんのソロパートなところです

 

以上です

 

やばいあんまりハマってないのがバレる(小声)

 

 

 

20.MC

 

最近の嵐は本当にスイーツの話しかしねえな!!!!ほんとに君たちはアラフォーになろうという男性5人組アイドルなのかね!!!!可愛いが過ぎる!!!!!!!太らないようにだけ気をつけてね!!!!!!!!!!

ここ数年で回を重ねる毎にケーキのケータリングが豪華になっていくのはさすがに草

 

 

 

札幌

 

・雪が降る寒い中ありがとうね!と挨拶してくれる嵐(その土地ならではの挨拶が出ると嬉しいし、遠征しないと体験できないものだから、いいな〜って最近思います。Sexy Zoneで大阪行ったときにも思いました)

 

・そんなに甘いものが好きではない翔くんがどうしても全種類食べたくて一口ずつ食べ散らかした(…)ケーキを全部処理する相葉先輩

 

・先にお着替えを済ませた大野くんがステージ上に出てくるも「ぼく〜ここは関係者以外立ち入り禁止だからね〜。ちょっと、君(相葉くん)のお友達?早く連れて帰ってくれる?」と二宮くんに怒られ、相葉くんには「迷子かな?こっち行こうね〜」と連れて帰られそうになる大野智

 

モンブランがあまり好きではない翔くんに「ちゃんと食え!!!!」とお説教をするスイーツ部部長(スイーツ部は体育会系なんだなと思った瞬間)

 

・スイーツ部も難色を示した濃厚チョコケーキをぺろりと完食する二宮くん

 

・「やっぱり」を「やっぽろ」と言い間違え、それを「やっぱり札幌の略だから」と言い張る櫻井翔、そしてそれを受け入れた上に「(いや噛んだじゃん)」という空気を出していた客席に向かって「やっぽろだからね」と言い放ち櫻井翔をデロ甘やかす嵐4人(鬼カワイイ)

 

・やまたろ2をやります!と大法螺を吹いた二宮和也(ホラ吹き和也くん大好きめっちゃ大好きかわいいペロペロ)

 

ナラタージュを8回しか見に行けてないことを直接謝罪に来た歌広場淳の話をする松本潤に対して「連絡先は?」「ご飯行ったりしないの?」「飲み行ったりとかも?」と矢継ぎ早に質問する嵐。「(連絡先交換もご飯もお酒も)しないよ」と答える潤くん。「ご飯行ったり連絡先交換したりはしてないけど、(それくらいの距離感で愛してくれてる歌広場淳との)その距離感が丁度いい」と。

 

(エッ 推し推しの話してる)

(実は嵐よりも長く歌広場淳のことを追い掛けているので、ここのMC聞いてわたしの体は一度四散しました)

松本潤を追いかけ回してる歌広場淳の顔はたまに本気すぎて気持ち悪いよ〜〜可愛いよ〜〜〜〜好きすぎるよ〜〜〜〜〜〜〜〜)

 

・その後キレ芸を披露するわたし「ていうかお前ただのオタクだろ💢💢💢💢💢💢💢💢💢なんでそんなに認知されてんだよ💢💢💢💢💢💢ちゃっかり担当の所属するグループのMCで登場してんじゃねぇ💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢羨ましい💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢」

 

 

 

東京

 

・お着替えの組み分けでまさかの1人になってしまう相葉雅紀(ここについてめっちゃ語りたい、「マジかよー?!エッ みんなほんとに行っちゃうの?!」と嘆く相葉くんでしたが、みんながはけた瞬間の顔つきがもう「俺の話でみんなを楽しませるぞ〜!」という気持ちに満ち溢れているのがわかって、それだけで胸がいっぱい。相葉くんは本当にいい人。素敵。みんな相葉くんのこと大好きだよ〜〜〜〜!!!!!!!!!)

 

・相葉天使雅紀「松本潤くんが1月クールでドラマやります!!えーっと……999?」(小数点の位置が違う、カワイイ)

 

・相葉天使雅紀「櫻井翔くんが映画やります!!えーっと……ラプ、ラプンツェル?」(それはデ◯ズニーだよ、君はプリンセスなのかい、鬼カワイイ)

 

・それを見守るファン「もうそれでいいよ、相葉くんが言うならそうだよ☺️☺️☺️」

 

・その間違いを許さなかった櫻井翔ラプンツェルはマジでやめて!!!!!!!!!」

 

・わたし(せやな…オトナの事情とかもあるしな…)

 

・メンバーの出てる番組見る?ていうか嵐5人の番組全部追いかけるのみんな大変だよね?という話から「俺は録画して見るよ」「見たら消す派〜(ここの潤くんめっちゃご機嫌で可愛かった)」「思い出は俺の中に蓄積されていく」と言う潤くんに対して「発売されないかな、松本潤型」と言う二宮くん。重ねて「MJHDD」と返す翔くん。ツボって爆笑する潤くん。ゲロ可愛い

 

・スイーツ部副部長「おれね!昨日部長に怒られたから今日頑張って3個も食べたの!なのにだよ!リーダーにいくつ食べた?って聞いたら、今日は食べてないって!!」(部長職権乱用を密告されるの巻)

 

・開始前のコールでやたら野太くて大きな声が聞こえたよという話から、アリーナにいた男性ファンにまさかのピンスポ。男性四連が紹介されたあと、もう一箇所いたぞ、どこだ?!と捜索する嵐。見つかる大野担の男性ファン。

それを見た二宮くん「なんかあいつ村の勇者みたいになってるぞ!」(何その喩え、天才なの?KA・WA・I・I

 

 

すいません、MCのところだけちょっとテンションおかしいですね。他にも色々お話はあったのですが、特にツボだったものや好きなものだけ抜粋で失礼します…。

 

 

 

21.アクセントダンス

 

センステに集合した5人。会場はまたペンラ制御で一旦暗くなり、センステがぼんやりとグリーンに光り始めます。

聴こえてきたのは、P・A・R・A・D・O・XやStep and Go、truthなどの聞き慣れた楽曲のワンフレーズをミキシングしたもの。DJのプレイが最近好きなので、こういうアレンジにはグッときてしまいます。ううー好き…

 

嵐5人が投げた光の玉がセンステから天井席まで真っ直ぐ転がって行き、すうっとまた彼らのところへ戻ってくるというペンラ制御を利用した演出があったのですが、びっくりするくらい綺麗でびっくりしました(日本語)

そんなペンラ制御と5人のダンスに見惚れていると、なにやら聞き慣れたビートが。

 

ん?何だっけこの曲?と呑気にしていられたのも束の間、ビート音の正体に気が付いてしまったわたしは腰が砕けそうになったし、逃げ出したくなったし、この瞬間が来てしまうのが本当に怖かった。生きて帰れる気がしない。今でもあの瞬間のことを思い出すと心と手が震えます

 

 

 

22.Sugar

 

だれか!!!!!誰か!!!!!!!墓を建てて下さい!!!!!!!!わたしの!!!!!!!!墓を!!!!!!!!!!!!!!建てろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!建てるのだ!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

アッ!掘りたてのお墓だー!

ざいまーす!!!(^。^)いそいそ

 

 

 

イントロで「Sugarだ」と確信した瞬間、隣に入っていた友達の肩を叩きながら「無理、無理、無理、無理」と言ってました。わたしが。

そりゃいつかはやるの分かってるし、何ならやってくれなかったら出るとこ出て猛抗議のデモを事務所の前で起こす勢いでしたが、やっぱりいざ「やるよ!」ってイントロ流されたら、もう「やめて!」しか言えないじゃないですか、だって始まったものは終わるじゃないですか、無理じゃないですか、そんなんなら永遠にSugar見られなくていい   よくない

 

 

もうね、何から述べても「最高」「すき」にしか落ち着かないんですよ。好きすぎて。

 

衣装は白いアシンメトリーなシャツにパンツ、その上にキャメルのベストやミルクティーのジャケットなどを合わせたもので、ガッツリではないですが、ライトなスチーム要素があったように思えます。みんなスタッズの飾りが目立っていて、シルバーのリングで繋がれていたパーツの部分もありました。

アシンメトリーなシャツはそれぞれの特徴が面白く、基本形は前が短く後ろが長いパターンです。シャツの裾部分にはランダムなサイズの三角形にカットされたオーロラの布(フィルム?)が貼ってあり、照明が当たるたびにきらりきらりと光っていました。

 

五人の衣装はどれもかわいかったのですが(潤くんの王子様風なミルクティーカラーのジレとジャケット、最高にキュートだった…)、特に相葉くんのシャツのパターンが美!でした。

正面から向かって左側がややショートな丈になっており、右側は腰骨少し下辺りまで。後ろも同じ形のアシンメトリーな裾になっているのですが、使っている布の量が多いので、とにかく動いた時の布の動きが美しい。あとウエストを絞っていないので、体の動きをさらに大きく美しく魅せる効果がある気がします。

近年特にだとは思いますが、相葉くんのスタイルの良さをはちゃめちゃに活かしまくったロング丈やロングドレープの美しい衣装が多く、衣装は正直一番好みのものが多いです。宮城BLASTでのダンス曲が続く時の黒と金の衣装が特に好きです。バックプリーツの動きが犯罪級に美しい。

 

二宮くんは前身頃部分がくしゅくしゅとギャザーの寄ったものになっていて、ボタンのついてる位置が面白かったです。チャイナ服に見られるような付き方で、レイヤードっぽく見えるシャツの裾の丈は一周同じ長さになっていて、スカートっぽく見えました。かわいい

潤くんは前が短く後ろが長い!が一番ぴったりくる王道デザイン。燕尾まではいかないですが、ほぼ燕尾型のシャツと言ってもいいかなという感じでした。大野くんもわりとそんな感じ。

翔くんは後ろ側にほとんど布がなく、腰あたりからスカーフ1枚分くらいのシャツの裾がアクセントとして垂れ下がってましたね。フード付きのトップスにジャケットを羽織っていて、翔くんっぽい衣装!って感じだったのがとても印象的でした。

 

 

しかしながらSugarが見て聴いて摂取するタイプの麻薬と化したオタク、目に入ったその衣装の感想はもう「白砂糖と三温糖?」でしたね

ラニュー糖でも可

 

 

 

 

この曲、そもそも何がいいって えーっと

 

 

 

いや全部なんですけど………

 

 

 

 

そうだな…わたしは二宮担なので、「There’s notthing I can’t do」が二宮くんに割り振られたところと「そんな駆け引きは 月と太陽に預けて ただぼくを見つめて」という罪深い歌詞が二宮和也の口からメロディーに乗せられ紡がれ奏でられるという事実だけで昇天しそうなんですね

で、「There’s notthing I can’t do」をどう和訳する?って話なんですけど、普通に訳したら「僕にできることは何もない」になるけど、文脈から意訳するとこれは「君にお手上げさ」が一番しっくりきます。君にお手上げさ………(頭抱え)

お手上げされてえな

 

おそらく2人の関係性(ここについてはめっちゃ書きたいのでその内曲エントリ書きますハァハァSugar大好きハァハァ)に悩む彼女を見て「そんな駆け引きは月と太陽に預けて」という言葉になるのでしょうけど、そういった小難しい理論や理屈と感情のバランスの取り方、大人としてどうすべきかという常識…そんな諸々に囚われる好きな人に「ただぼくを見つめて」という、感情120%で迫る二宮くんのこの言葉   重罪です、終身刑が今決定した

 

 

更に言えば翔くんの「So gimme one more kiss」もかなり性癖にグッときます、もう一回キスして、って…あーた……そのもう一回って…あーた…何回おねだりする気なのよ………

 

というかSugarの歌割りを決めた人がこの囁きの英語の台詞をこの2人に当てているという事実だけで死ぬまでお歳暮とお中元を贈り続けたい気持ちに駆られるんですけども(一息)

どれだけ嵐のことわかってるの…?こういう罪深いえっちな台詞を磁石に言わせたら死人が出るってわたし言ったでしょ?!?!このパート分けで日本の女の半分は死んだわ!!!!!わたしは5万回くらい死んだわ!!!!!!!!

 

 

この先はまた別エントリで書くとして  ヨイショ!!(CV.ジェシー

 

 

 

これ、カメラワークと2500インチが破茶滅茶にいい仕事したんですよ

センステで踊る5人を普通に映すだけだと思ってセンステとスクリーンを見ていてのですが、サビ入ったあたりかな?センステに立つ5人をくるっと外側から1周回るようにカメラが映して、またそれがただの動画として映してるわけではなく、1枚1枚静止画として撮影したものを繋げて彼らの周りを1周する映像になってたんです

動画が映ってるのかと思いきや静止画で360°映した状態なわけです。もうそれがめっっちゃくちゃにかっこいいんだ!!!!!!

 

しかもサビの最後の「sugar」の振りが本当にエッチで…!!!!また憎いのが、その瞬間翔くんをアップで抜くんです。腰抜けます。ていうかあの一瞬は絶頂と同じなので腰が砕けます(※官能小説的表現)

1番のサビ終わりで腰が砕けてドーム内の女が全員翔くんに担降りする事象が発生するんですが(これはわたしも体験したし、一緒に入った友人もこの瞬間翔くんに担降りしました、だからこれは絶対です)、この後の追い討ちがさっきの「So gimme one more kiss」の台詞なわけです

 

この台詞を囁く瞬間にまたアップで翔くんが抜かれて、2500インチのど真ん中に翔くんのお顔が映されるんですね(まだ冷静でいられる)

しかし!!次の瞬間!!「So gimme one more kiss」を口にした翔くんの表情が……ッッッ !!!

少し眉根を寄せて、こちらを睨むように目を細めているのですが、その瞳がどこか悲しそうで愛しいものを見つめるようで、それでいて「どこにもいかないで」と言わんばかりの寂しさも少し感じさせる切なげな表情なんです。このなんとも言えない表情が とっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっってもエッチなんです…………!!!!!!!!!!!!!

端的にこの表情を表現するなら「いやらしい」なんです………………ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

もうね、この瞬間ですよ、さっき翔くんに担降りしたドーム内の女全員がまた翔くんに担降りしたわ。翔くんから翔くんに担降りしたわ。みんな孕んだと言ってもいいわもうこの際。ハイハイ着床着床

 

翔くんに骨抜きにされた状態でSugarを見続けるわけですが、相葉くんの「いつかは二人も 星屑になるの」から二宮くんの「そんな駆け引きは月と太陽に預けて ただぼくを見つめて」大好き芸人なので、ここで二宮担に戻りました。

ここのフレーズ、メロディから歌い方からもう何から何まで好きすぎて何度でも聞け(※以下長くなるのでSugarエントリで書きます)

 

 

 

 

 

結論:Sugarが大好き

 

 

 

23.NOW or NEVER

 

未だにCMのダンスは二宮くん以外を見られていない、二宮和也のダンスが大好き芸人のわたしです。

ダンスの振り付けがめっちゃ好きなのでこの曲楽しみにしてたんですが、まあ〜〜Sugarのおかげでなーーーーーんにも入ってこない(^。^)あばば

 

ジュニアの衣装がドロップと同じ5色になっていて、所属関係なく5人ワンセットでダンスしていたのは覚えてます。ドロップと一緒というか嵐と一緒というか。まぁ。その辺は両方ということで。

あとペンラ制御で5色のドロップが客席をころころと転がるのも印象的でした。とてもパズドラ感あってワクワクした!

 

何を隠そうこの曲きっかけで一枚うちわ作りましたからねわたし!自担がガチ課金勢ヘビーユーザーなのでこれはやるしかないっしょ!!!!

 

どうでもいいですけど、わたしのメインパーティは光なので自担カラーです。パズドラは無(理のない)課金勢です。5年くらいやってます。パーティの関係上闇属性は使ってないです 潤くんごめんね!!

 

 

 

24.映像③

 

ナウネバでワイワイした空気になったドーム内に、また映像が流れます。

楽しげにざわつく客席も少し静かになり、2500インチにみんなの視線が集まりました。

 

この映像で述べられるのは「出会った人との別れ」です。転、ですね。

①②で描かれた奇跡や幸せといったものとは全く真逆のもので、映像の全体的なトーンも薄群青色や夜がメインイメージになっていた印象です。

意図せずして訪れた別れ、選び取った別れ、突然に突きつけられた別れ。経緯は様々あっても、別れというひとつの事実にぶつかったとき、人は悲しみに出会う。訪れた現実を跳ね返すこともひっくり返すことも出来ず、ただ受け入れるしかない無力さと悲しみに打ちひしがれてしまう。

それは死であれ恋愛におけるサヨナラであれ、二度と取り戻せない現実でしかない。人生という長い道のりの中で「出会い」と「別れ」を繰り返し、喜びや奇跡だけでなく、悲しみを知る、そんな印象です。

 

翔くんの声で「あの頃と同じ場所で佇んだまま」という文章が読まれて、別れという悲しみの事象から動くことのできない、どうにも出来ない気持ちの揺らぎ、悲しみ、もどかしさ…、単純なようで複雑な、悲しみに対する心の動きが述べられていました。

起と承が前向きな内容だっただけに、ここの転の部分の切なさや悲しみが引き立つなと思いましたね。分かりやすい起承転結構成だなぁという感じ。

 

 

 

25.pray

 

2500インチのスクリーンを全て使って映されたのは、雪の降るレンガ造りの街並みでした。ピンスポでに照らされた順番に現れる風っ子が歌いながらステージを歩き回り、雪が舞う寒そうな街中を、それぞれ寂しそうに歩きます。

映像の切なさをそのまま引き継いでいる雰囲気の中で歌われるprayはとても切なく、アルバムで聴くよりも胸がぎゅっと締め付けられる思いです。

 

 

「感情を揺らしている 胸の奥底で微かに灯る希望 消えないで」

「2度と取り戻せない でもきっと新たな出逢い 繰り返して 必ず歩き出せる」

 

今は悲しくてもきっといつか前を向くことが出来る、小さな希望だっていつかはまた灯る、別れはあったけれども必ずまたいつか。……まだ、歩き出すことは出来ないけれど。

 

 

嵐はこういうの得意というか、多いですよね。別れの後悔を歌ったもの。どちらかというとあまり好きじゃないんです。ちょっと苦手で。

でもこの曲だけはどう説明したらいいのか自分でも分からないけど、無性に好きなんです。アルバムを初めて聴いた時からずっと好きなんです。

歌詞の切なさに、今までの映像演出で繋がれてきたストーリーが重なって、気が付いたら泣いてました。

時間は必ず進むし、未来はやってくる。いつかまた笑えると経験上頭では理解しているのに、気持ちが追いつかない。今は、まだ。

そんな誰もが経験したことのある感情の機微を優しく繊細に描いた曲だなぁと。

 

スクリーンを使った演出は全編同じ感じで、柔らかなオレンジ色のペンライトで輝くドーム内が、あたたかくも悲しく、寂しさで胸が締め付けられました。スクリーンに歌詞が浮かんでは消える演出も素敵でした。

 

 

26.光

 

prayで「悲しみから動けない今」を歌い上げたあとにこの曲をやることの意味が物凄く重くて、イントロを聴いてまたはらはらと泣いてしまいました。消えないでと願った小さな灯火はやがて大きく息を吹き返して、辺りを照らすだけの大きな光になった。

そんな希望を感じました。

 

と同時に、prayと光は表裏一体、一心同体、一蓮托生。そんな感覚もありました。引き離すことのできない楽曲ですね。

 

 

アルバムでこの曲を聴いた時、とても新鮮でした。こんなゴスペル風の曲、今までの嵐にはなかった!また新しいジャンルの曲を見せられた衝撃は大きかったです。

前向きで、でも根拠がない底抜けの明るさでもないし…、どちらかというと蹲って動けなくなってる人を見つけて励ましてくれるような、そんな「嵐らしい優しさ」を感じました。ただバカやって笑かしてくれる根拠のない笑いや自信も時には必要だけど、光が持つ優しさはもっと柔らかで繊細で信じたいと思えるもの。そんな気がします。

 

後半のスクリーン映像でステンドグラスの聖母マリアが現れた時、どこか晴れ渡った清々しい気持ちになりました。わたしはキリスト教徒ではないですが、ここまでのストーリーがあって、その上であれだけ美しいマリア様を見て、敬虔な気持ちにならないことの方が不思議なくらいに美しかったです。

最後に現れたジュニアの衣装も聖歌隊モチーフのものになっていて、壮大な教会音楽のようでした。これがJ-POP?嘘でしょ?という完成度。

 

嵐ってすごいなぁ(小並感)

 

 

 

27.君のために僕がいる

28.ピカダブ

29.ハダシの未来

30.Believe

31.Monster

 

prayからの光で一気にストーリーの伏線を回収して、ここからキラーチューンがドカドカ続きます。ラストスパート感が凄くて、「楽しい!」だけで乗り切れちゃう勢いです。
この辺は「untitled」らしさというより、嵐というアイドルがみんなと楽しんでるアイドルらしいコンサートって感じでした。

というわけで、ここは少し簡略。

 

セトリ自体はすごく楽しかったけど、大好きなBelieveのラップが聴けなかった…ラップのカットは残念だったなあ。せっかくBelieve聴けたのになあ〜〜!!(大の字)

 

Monsterが聴けたのはめちゃめちゃ嬉しかった!!まさか今回セトリに入ってくるとは思ってなかったので…

 

この辺は殆ど双眼鏡で自担ウォッチャーになってましたが、札幌ではバクステが遠かったので映像も見てました。

あれ、ちゃんと映像に収まるといいなぁ〜。Monsterの世界観に合っためちゃめちゃかっこいい映像が2500インチの画面いっぱいに映されていて、バクステでは炎の特効もガンガン上がりまくって、テンションブチ上がりましたもん〜〜

 

 

 

32.A・RA・SHI

 

札幌ではこの曲がここで挟まれていたことに何の感想もなく(という言い方は酷いですが。キラーチューンの内の1曲というイメージで聴いていたので、ワイワイした感じでした)、ただ楽しく振りを楽しんだりしてました。

東京では、ベスアコラボ後だったので、翔くんのラップパートをわたしたちファンが歌う!という演出になってましたね。多くは語りませんが 怪我の功名とはこのことですね

 

 

 

しかし札幌が終わってセトリを振り返った時に思ったのですが、デビュー曲であるA・RA・SHIがここに入ってくるの………エモすぎて…また四散する………ッッッッッッ!!!!!!ブワッッッッッ!!!!!!(四散した音)

 

 

Song for youが最後の方に来ることは何となく予想が出来ていましたが、Song for you自体が「嵐の歴史」を擬えた楽曲ですよね。で、そんな楽曲を映像挟んでこの後やることを考慮してみると、そんな歴史を歌った歌の前にデビュー曲をやるって……エモ…ッッ 

 

エッ なんか伝わってない感じがムンムンにするんですけど(オタクの直感)あの…伝わって…ます…??

いやごめんなさい、伝えられるように頑張って書きます、感じてくださいこの熱いパトスを

 

 

嵐の歴史を振り返る時、この5人が集められて表舞台に立つときの演目になった「A・RA・SHI」。

今は世間の人たちもみんな知ってるし、伝説の衣装も見事なくらい世間に浸透しているし(※余談ですが、この前透明のコートとスカートが売られているのを見つけた時に、それを見つけた非オタの友人が真っ先に「ねえ!かすみちゃん!これ嵐だよ!」と報告してきました そういうことだよ)、コンサートではほぼ毎回必ずやるのに絶対に盛り上がる定番曲になりましたが、これを歌って踊っていたデビュー当時、彼ら5人の中に「アイドルとしての自覚」や「自意識」「覚悟」はどれくらいあったのでしょう。

元々もう事務所を辞めるつもりだった3人がグループ内にいたくらいです。前向きで、希望や野望、夢の煌めきに溢れかえりそうになっていた…とは、どうにも考えにくいと思っちゃうんですよね。まだ若い5人でしたし。

 

そんな曲が彼ら自身の歴史を振り返る時にまず歌われるデビュー曲。そんな演出、かっこよすぎませんか。

当時どれだけの覚悟や気持ちがあったか、ファンのわたしたちには、ましてやわたしみたいな新規のファンには推し量ることは出来ません。勿論今リアルタイムで知ることもできない。

でもこのセットリストを振り返った時に、確実に彼らにとって「大切な1曲」だということは分かります。多分どんな曲よりも大事なのだろうなと。思わずにはいられないです。

 

そんな思いや考えもあって、東京ではみんながワイワイと振りをやったり踊ったりニコニコと曲を楽しむ間、バカみたいに一人で泣いてました。いやわたしだってね、嵐のファンになってA・RA・SHIでこんなに号泣するなんて考えてなかったしそんなこと予想もしてなかったよ!!!だってこんなにバカみたいに泣く歌じゃないじゃないっすか!!でも涙がもう止まらないんですよ!!!

 

「untitled」ツアー、信じられないくらい泣きまくってます。最近涙腺がマジ湯葉なのでもうだめです…。

アルバム自体も激エモだけど、ツアー自体がエモすぎてわたしついていけません かっこいい。。。。。嵐ってかっこいい。。。。

 

 

 

33.映像④

 

確かここの映像だったと思ったなぁ、蒸気機関車銀河鉄道の夜を思わせるような映像があって。

多分それは「旅」を意味するものだったのだろうと思いますが。

 

 

 

長い道のりを歩いてきたね、色んなことがあったよ。楽しいことばかりじゃなかったけど、それでもぼくたちと一緒に歩んできてくれてどうもありがとう。これからも君が辛いときはぼくらが支えるから。そうやって一緒に歩んで行こうね。

君と出会えた奇跡に感謝しよう。ありがとう。

 

 

と、言ったところでしょうか。

 

…すいません、正直ここの中身をしっかり覚えてないんです、泣きすぎてて。だから上のもニュアンスで書いてます。記憶にメッチャ不備あります。早く円盤で見てアホみたいに泣きたい

 

 

 

この部分の映像を見ているとき、まぁ〜〜札幌でも東京でも大泣きしてるんです。

 

あんなに大きくなった嵐というグループを追いかけていくのに、たまに辛くなる時もあります。ここでは主にコンサートに入れないことを指しますけども。

 

好きだから買うし、セールスとして数字を担う一端になっている自覚は持っていますが、なんていうか、若いグループに対して持つような焦燥感はもう感じてない(と、言い切ってしまうのはファンとしての怠惰だということは忘れたくないんですけど)訳ですよ。嵐に対して。

変な話わたし1人がファンをやめたところで嵐の勢いや人気が衰えるなんてことはないし、何かが大きく変わることはないのかもしれない。ていうか、ない。だってたかが「1人」ですもの。

 

でも多分そんな風に悲観的に捉えているのはわたしだけの話であって、嵐5人はわたしたちファンひとりひとりに対して「遠くなった」とか、その事実に諦観していないと感じたんです。遠くなってしまったのは事実だし、それはアリーナツアーの時に潤くんが話していたから、その事実自体から目を逸らしてることはないでしょうけど。

要は気持ちの上で諦めているか諦めていないか、という感覚の話です。

 

ファンって勝手だなって、改めて感じました。

こんなに5人がわたしたちに愛を伝えようとしてくれているのに、わたしたちファン側が勝手に「大きくなりすぎた」とか「離れていった」とか「遠くなった」とか文句垂れて。そうやって勝手に諦めてぶつくさ言うのはなんかなぁって、今回のコンサートを通して思うようになりました。気が付くのが遅いですねえ。新規が何を言うって言われるでしょうけど。しかしながらこれは新規コンプみたいに見られるので、そろそろ新規自虐ネタはやめます。

 

そんな心の距離を、物凄いスピードで優しく埋めてくれた。そんな印象が強く残りました。

まぁ泣きすぎて映像の最後の言葉すらしっかり覚えてないんですけどね!!!!!!心がびったびたに満たされていく感覚しか覚えてません!!!!!!!

 

 

 

34.Song for you

 

大野くんの伸びやかなソロパートとオーケストラで幕を開ける「組曲」。変わった曲を作品として出す人達は沢山見てきたけど、国民的アイドルがやるということの意味を考えるだけで震えますね。ましてやそれが「自分たちの歴史」を歌うものだなんて。

もうこれに関してぐちゃぐちゃ書くことはないとは思います。みなさんそれぞれが感動を感じていると思っているので。

 

 

アルバムが発売されてみんながこの曲を手にした時、ツイッターで沢山「泣ける」の文字を目にしました。わかります。こんな曲出されて涙が出ないはず………アレ…何でだ…全然涙が出てこねえ

 

自分でも衝撃でした。

元々わりと涙脆い方だし、アイドル好きになってから涙腺がマジ湯葉なので、しょっちゅう感動の涙を流しているんですが、アルバム通してSong for youを聴いたときに何故か一滴も涙が出なかったんです

今でもあんまり分かってません。どうして泣かなかったのか。確実にグッときてたことに間違いはないんですが、泣かなかった。

 

 

今ですか?

聴くたびバカみたいに泣いてますけど何か

 

 

 

 

まず衣装の話しますね。全員が鬼カワイイ

登場順で言うと大野くんの衣装を最初に見ることになる訳ですが、も〜〜かっわいいんです!!

赤と黒と白と金を使ってるのですが、赤は綺麗な真紅なので、派手なのに品がある。華美。優美。めちゃめちゃ好きです。好きな衣装ランキング上位に堂々の殴り込みです!

 

基本のデザインは、ベストにロングコート。

シャツは袖が見える組と見えない組に分かれてましたが、お袖が見えている組だった二宮くんの

 

んまーーーーーーーー可愛いこと!!!!!!!

なんじゃありゃーー!!!!

 

 

小さな首元のリボン、白いフリルの袖に、お飾りで付いた胸元のお花。袖口をくるりと彩る金のブレード。大きな金ボタン。ハァ かわいい

コートには薄っすらと柄が入ってましたね。

あとパンツの裾がカフス風のデザインになっていて マジ可愛い

お人形さんにしたいよ…

 

さて、にのちゃんと一緒に登場した相葉くんですが、襟元には真っ黒のファーがついてます。どう見てもどこかの国をおさめてる一国の王子です 貴族飛び越えて王子様でした

ベストが黒だったので、にのちゃんよりは大人っぽい印象。正直ファーのインパクトに全て持っていかれているので、これくらいしか記憶がないです。

 

翔くんはジョッキーブーツ履いていたのを発見して卒倒しました 翔くんのロングブーツは死人が出るから履かせてはならぬとあれほど………!!!!!!!!

 

潤くんの衣装、バックショットが可愛かった!!

なんだろう、金のお飾りかな?菊紋のようなモチーフがあったのが印象的でした。

 

とにかく5人の衣装が可愛くて、にのあいと翔潤のバックについたジュニアの衣装もそれぞれ大変可愛くて、もう双眼鏡が手放せませんでしたね

そんなわたしの脳裏には「オリエンタ◯ランド監修衣装」の文字が踊っていました。いや違うけどね、違うんだけど、どう見ても「オ◯エンタルランド監修」なんですよ、雰囲気が

どう見ても可愛すぎてファンタジーにしか思えないんだよこの衣装!!!

早く円盤になってほしい!みんなと共有して「かわいいね!」と騒ぎたい!!

 

今回のツアーでランキング決めをすると、この紅い王子様衣装は2位かなぁ。つなぐのドレス風コート衣装が1位です。

今回も衣装が大変可愛かったですね…なむなむ

 

 

 

歌割りと同じ組み合わせでステージ上にいたりいなかったりの演出をしていたので、曲頭は大野くんが1人でステージに立ち、その後はにのあいとジュニアに交代。にのあいの歌割りのあとは翔潤とジュニアへと交代をし、ダンスパートではしっかり踊り、歌パートはしっかり歌う。

このメリハリと、後ろで踊るジュニアがいてくれたおかげで、どことなくミュージカル感もありました。

 

 

歌詞全体が今まで流していた映像の起承転結をきっちり踏襲している感があり(実際は逆算だと思いますけど)、人との出会いの奇跡や「これからの未来を共に歩こう」といった意思を強く感じました。

 

さっきまで交代でステージに上がっていたけれど「そして、もう一度 降り立ったこの楽園で」のパートから5人が揃ってステージ上に並びます。

「忘れない いつも "You are my soul"」という、嵐担にはあまりに聞き慣れたフレーズをここでリマインド的に歌詞の中に組み込んでくるのも、Song for youでだからこそ出来る技なんだなーと、ここの場面の演出を見ていて感じました。2500インチのスクリーンに映る「You are my soul」の文字は、かなりグッときます。

 

 

「振り返れば くねりながら 遠く続く足跡

途切れずに 誰も離れずに 今日まで僕らが辿った季節」

 

このフレーズ、大好きなんです。

いろんな事情を抱えたグループがいる事務所で活動している彼らにとって、途切れたりメンバーが欠けたりしなかったことって、多分奇跡なんですよね。嵐もずっと順風満帆ではなかったし、いつ離れ離れになってもおかしくない時期もありましたし。そんな中でずっと5人でいられたことは、本当にすごいこと。

隣にいる人が変わらないって、当たり前のようで、全然当たり前じゃない。どんな時も一緒に踏ん張り続けて走り続けて戦い続けた仲間が、今も隣にいる。

その長い時間の中で築かれた絆と苦節が、こんなに短いフレーズの中に収まっているのが、もう…!

 

ラストの間奏部分で1人一言挨拶が挟まれてます。ほんとに気持ちばかりの一言です。なんなら1人分のコメントを5分割しました、くらいの感じです。

その後の「Uh...」のハミングの辺りでスクリーンの映像が、中央部分から大きな光が放たれていくものになったのを見た瞬間、涙腺決壊しました。

 

「This song for you」

この一言が、こんなにも心に突き刺さる言葉になるなんて。もう嗚咽漏らすくらいに泣いていたので、画面に浮かぶ「This song for you」の英文しか覚えてません。みんなの表情とか、全然。

 

こんなに、こんな風に自分たちの今まで歩んできた、決して平坦ではなかった道を、ただただ煌めいていた訳ではない道を振り返って、それでも尚その道筋すら愛おしく抱き締めた上で、そんな大事な曲をわたしたちファンに向けてfor youと手渡してくれるんです。もう、泣く以外何も出来ないじゃないですか。

その辿ってきた道全部が、まるでファンの為にあったような、ファンのみんなのお陰だからと言っているような、そんな沢山の愛を手渡されて、ファンとして泣く以外何が出来るっていうんですか。勝手に「遠くなった」と嘆いていたファンに、こうやって愛を差し出してくれるんですよ、嵐って。

逐一「ファンが1番大事」とか「誰も置いていかない」と言葉にしてくれるグループじゃないけど、作品やコンサートを通してわたしたちに伝えようとする、その姿勢がエンターテイナーとしてのプロだなと思わずにはいられませんでした。

やっばり表現者が見てる者を黙らせられるのって、最後は作品しかないんですよ。普段から口にしている言葉や、パーソナルな情報じゃないんです。作品なんです。それが出来なきゃ、表現者を名乗るのは許されないと思ってます。わたしはね。

嵐は、見事にそれをやってのけた。

 

あまりのかっこよさと眩しさに、涙が止まらなかったです。

 

 

 

「ありがとう きみといた すべての奇蹟に

同じ景色を 同じ思いを 抱きながら歩いてゆこう

いつの日も 僕ららしく Be with you」

 

あなたたち嵐にとって、一緒に歩いていきたいと、そう思ってもらえるファンでいたいと、強く思いました。

これからも胸を張って「嵐が好きです」と言えるような、嵐5人に「こんなステキなファンが僕らにはついている」と思ってもらえるような、わたしはそんなファンでいたいです。

 

 

 

35.「未完」

 

ッッツッアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッッッ だから嵐はさァ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!(悶絶)

 

これだから嵐のファンはやめらんねぇんだよ!!!!!!!!!嘘だろって言いたくなるくらいカッコいいんだよ嵐は!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

だって、よく考えてもみてくださいよ!!!!

 

 

原点のデビュー曲やって!!!!

自分たちの軌跡を辿る歌を歌って!!!!!!

「振り返れば くねりながら 遠く続く足跡」って過去の道を愛しそうに見つめた直後に!!!!!

「振り向けば遠くなる『今』」って!!!!

「後ろなんて見ない ただそう前だけしか見ない」って!!!!!!!!!

 

エモいにも程があるだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!(号泣)

 

 

 

矛盾しているとかじゃないんですよ。

過去を慈しむ気持ちも本当だし、そうやって一緒に歩いてきたわたしたちに対する謝辞でもあり、これからも歩いて行こうという誓いも嘘偽りのない本当の気持ちなんだろうけど

 

それでも心の奥底、誰にも見せないような深ーーーいところでは、ただの国民的優等生アイドルじゃない、本来の嵐らしい「攻め」の気持ちを持ってるんですよね。「未完」はそれの現れだとわたしは思ってるんです。

過去のエントリで書いたように、このリードトラックって、音の作りからいって「今までの嵐にはなかった新しい嵐」なんですよ。

プログレやる国民的キラキラ優等生アイドルがどこにいるんだよ   いるよ、嵐って言うんだけど君知ってる?

 

 

あれだけ感謝と未来への希望とを歌って、これからも僕たちを宜しくねと言ったのに

もう、少しでも気を抜いたらわたしたちファンが置いていかれてしまいそうなくらいかっこいいことを嵐はやってるんです。いちいち何かをするとか見せるとか語らず、「どうだ 見たか?」と言わんばかりのこの強気のパフォーマンス

 

 

 

痺れるぜェ……ッッッッッッッッ

 

 

 

最ッッッッッッッッ高にロックだぜェ……………ッッッッッッ!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

まぁ「痺れるぜえ」とか言ってますけど、札幌で「未完」のイントロ聴いた時バカ泣きしました。

あまりのかっこよさに、何の涙かもわからない涙が止まらなかった。感動なのか悲観なのか歓喜なのか。多分そういう単語で片づけられるものではなく、シンプルに「心が震えた」だったのだろうと思ってます。

「未完」、元々好きな曲でしたが、このセトリは反則です。むしろ「こうやって聴くものだったのか!」感が強すぎて目から鱗ポロロロ〜ン

 

ここで感じた感覚は、外に出てから会いにいったニノ担の友人と会うやいなや、何も言わずきつく抱きしめ合い、無言の内に感覚を共有していましたね。何も言わなくても分かる、嵐があまりにかっこよすぎてこれからも付いていくしかないと心に決めたこの誓い。

お互い口を開いた瞬間に泣きかけたので、きつい抱擁でお互いの心を確認し合うのがベストだなと感じました(何の話???)

 

 

 

「未完」の曲が終わり、大きなスクリーンに映された「untitled」の文字。

 

ハァ…………一生…ついていく……(号泣)

 

 

 

 

この「untitled」というツアーで1番感じたことは、「嵐ってかっこいい」でした。シンプルにこれに尽きると思います。

こんなにかっこいいアイドル、日本のどこを探しても他にいません。断言できます。

嵐が1番かっこいい。

 

 

 

36.ワイルドアットハート

37.サクラ咲ケ

38.彼方

 

アンコールをしている最中もペンラ制御が入っていて、「ARASHI」「SAPPORO」「TOKYO」の文字が流れているのが可愛かったです。

その土地の名前を流すのは可愛いなって思いました。毎回プラグラミングが変わるから、手間かかってるしなぁ。

 

メンバーはフロートやトロッコに乗って、ドーム内をくるくる動き回ってました。勿論自担ロックオンです。

でも東京で近くまで来てくれた時は、さすがに肉眼で彼らのお顔を拝みました。肉眼でしっかりお顔が拝見できる席だったの、ついてるなぁ〜〜いや松本潤顔ちっさ!!!ていうか美!!!!!!美の暴力!!!!!!!

 

アリツアの時も確か「いや松本潤顔ちっさ!!!!!!!!美!!!!!!美の暴力!!!!!!!!!」って思ってましたけども

いつ何度見ても潤くんのお顔は美しいし美だし美の暴力ですね(?)

 

にのちゃんはいつ見てもきゅるきゅるの瞳がハイパーベリーキュートです。きゅるん♡

 

まぁ初めてSNSで「にのちゃんのお目目はきゅるんきゅるん」って文字を見た時、正直「メロってんじゃねえよ」ってどこかで思ってたんですよ。根がヤンキーなんで。どうしても脊髄反射でそう思っちゃうんですよ

でも、アリツアでも感じたし、今回の「untitled」でも改めて感じだけど  にのちゃんのお目目はきゅるんきゅるん♡♡♡♡♡♡♡笑顔もきゅるんきゅるん♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

もうっ♡かわいいんだからっ♡♡

 

 

いやこれはどう見てもメロっている

 

 

 

冗談です オホホ

ほんとうににのちゃんの目はいつもキラキラきゅるきゅるしてます。本当に可愛い。かわいい

 

わかるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!かわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!異論は一切合切認めない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

銀テ発射時にステージで嵐が可愛いことをしているという噂は知っていましたが、札幌でギリ銀テに届かなかったのが悔しかったし、東京ではどう考えても銀テ取れる席だと踏んでいたので、嵐のみんな…ごめんよ…!今回は銀テ戦争に参加させてもらうぜ…!!!

今回は絶対に銀テが欲しいんだ…!!初めて大野くんにコンサートで会えて「ここ20年くらいで初めて生きてて良かったと思った」と、まさかの20代の娘に向かって言い放ったうちのママにどうしてもあげたかったんだ…!!!!!

エッ わたしの誕生と成長は…????

 

 

 

 

彼方が終わって、あっさり帰る嵐。

しかしオタク、確信していた

 

 

 

「カンパイ・ソング、まだやってないやんけぇ……………」

 

 

 

 

39. カンパイ・ソング

 

というわけで

カンパーーーーーーーイ!!!!!

 

 

登場シーンが可愛すぎて、いい意味で出オチでした。コンサートで疲れてねむりこける嵐。KA・WA・I・I

この世の宝だとオタク本気で思うので、早く国は保護指定動物に嵐を追加して早急に保護してください

早くです、早く保護するのです モタモタしてんじゃねぇ

 

失礼、心のヤクザが

 

 

 

アルバムで聴いた時、絶対ラストだとは思ってました  が!!

強制サヨナラソングなので「絶対泣いちゃう!」と思いながら車で毎日聴いていたし、C&Rの練習のために声出ししていても最後の「バイバーイ!じゃーね!」のとこで 何故か毎回涙を浮かべてました

 

だから、ダブルアンコで流れてきたときも「ウワァ 泣いてしまう」と思ってグラスペンライトを握りしめてましたが

 

 

 

 

泣かなかった!!!!!!

 

Song for youと逆の現象が起きました!!!!!!!!

 

 

 

こんなに楽しいコンサートの締めは初めてです。

これからの嵐のコンサートでも、この曲が締めの定番になったら絶対に楽しい!!って思いました。

あとこれは 成人しているファンの方が楽しい

これだけは絶対です

 

そりゃお酒飲める立場だから当たり前なんですけど。

※未成年のみんなはちゃんと成人してからお酒を楽しもうね!お酒は楽しく!無理せず!※

 

 

この曲を聴いたあとのお疲れ様会、絶対したくなりますね。絶対お酒が飲みたいお疲れ様会になります。いつもより「カンパーイ」の歓声が楽しくなります。当社比178%増しです。

この「飲み会がしたい!」というファン心理を動かすだけでも経済回してるよ嵐 Youたち経済回しすぎだよ

 

 

あとオタクの野望としては、曲中に出て来るお酒を曲中に出て来る順番で飲むという飲み会がしたいです

そんなオタクの野望に付き合ってやるという嵐担がいたら軽率に連絡ください。わたしはなんでも飲めるので是非連絡ください。

 

 

 

 

は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………

 

 

書いたァ……………(ここまでで37,281文字)

 

さすがに自分でも引いた。いつ超えてしまうのかと震えていた自分のエントリ、とうとう卒業論文の文字数を超えました!!!!!ねぇ〜〜あたまおかしい〜〜!!(マリウスボイス)

 

 

 

 

 

最後に。

 

この「untitled」というツアーが示すもの。

それは、嵐というひとつのグループの歴史であり、大野智櫻井翔相葉雅紀二宮和也松本潤という5人の人生であり、また、その5人を日々応援する・してきた・していた・これからもしていく、わたしたちファンの人生であると思いました。

最初に映されていた額縁に入った絵。ずっと表示されていたものは、1個体として認識してましたよね。どんな絵だとか、何が映ってるとか。

でもその後に沢山現れる絵は、ちゃんと額縁に入っていてもみんながみんな1つずつ認識することはできなかったと思います。それぞれに印象のあるものが、個別であったのではないかな、と。

 

そこで象徴される「額縁の中の絵」こそ、嵐の、わたしたちファンの、人生の表現なんだと感じました。

 

CMで使われていた、真っ白に塗り潰されたキャンバス。あれも最初から真っ白で真っさらなものを映した訳ではなかった。塗りたくられて、塗り重ねられて、そして真っ白になった。

あれこそ、「未来」の象徴だと感じました。嵐の、わたしたちの。みんなが持つ「未来」。「今」を「過去」を強く認識する者だけが手に入れることのできる「未来」。そんな時間軸のイメージを強く感じました。

 

untitledとは"無題"、"表題のない"という意味です。作品に「無題」と付けるのは、本当に大きな意味を与えたい者と強い意志がある者だけがやっていい行為だとわたしは考えています。

作品に"敢えて名前を与えない"って、実は物凄く暴力的な行為なんです。自分を含めた誰にも名前を付けられたくないとか、ひとつのタイトルに縛られた感覚で作品を見られたくないという拒絶の思いとか、本来名前を持つべき自分の作品に無題という名前を与える一見冷たい行為であるとか。

無題を与えるなら、明確で強い意志がない限り、絶対やってはならないと思います。

 

でもそれを今回の嵐はやった。やってのけた。

デビュー18周年にして、「untitled」というあまりに大きな作品を、自分たちのものにしてしまった。

 

 

「untitled」。無題。表題のない。未完成の。

 

嵐の、わたしたちの。

いいえ、わたしの、人生。過去、現在、未来。そのもの。

今回のツアー、わたしはそう捉えました。

 

 

 

 

(非難轟々になる覚悟で言いたいことがひとつだけあります。今回の「untitled」というアルバムは、このツアーに入らないと完成しません。過去のコンサート映像を見ている時、ここまで強烈に「コンサートに入らないとアルバムが完成しない」と感じたことは正直ありませんでした。でも今回の「untitled」は違います。このコンサートの演出を全て肌で感じないと、嵐が提示する「untitled」の意味を鮮烈に感じ取ることは出来ないなって、そう思ってしまったんです。アイドルのコンサートでここまでの感情を抱くなんて、わたしが一番驚いています。でも、それくらい衝撃的なアルバムとツアーでした)

 

 

 

 

さて。

ほんとにここまで長くなるとは思ってませんでした。自分で自分にドン引きです。

40,000字に到達する前にいい加減締めたいと思います。

 

 

こんなクソ長いエントリをここまで読んでくれてありがとうございました!!

そして何より、嵐5人とこのツアーを一緒に作ってくれたスタッフの皆様に感謝カンゲキ雨嵐!!

残りの公演も、怪我なく全力で楽しんで走り抜けてください!!!

 

 

 

かすみ

 

 

 

綺麗なモブになりたいオタク「やった!水分量が倍になった!!」

 

 

 

こんにちは!

合言葉は「綺麗なモブになりたい!」、かすみです!

 

今日は嬉しいことがあったのではてブを書きます。本当はまだまだ喜ぶレベルではないのですが、喜びに身を任せてはてブを書きます。

 

 

生まれて初めてお肌のキメを見てもらった話 - 「無題」

 

 

この回で、生まれて初めて肌のキメを見てもらったお話しはしましたね。想像以上に肌のキメがダメダメで死!な話です

この夏の衝撃を受けた数ヶ月、実はもう一発強烈なパンチを食らっていました。

 

 

ある日のこと。またしてもカラフルなアイシャドウを求め、わたしはMARY QUANTへ向かっていました。今回は絶対に黄色のアイシャドウを買うぞ!自担カラーを買って、カラフルなメンカラメイクをするぞ!と、意気揚々です。

店頭で色を見て、お気に入りの一色(S-59)を選択。ついでに綺麗な赤のアイシャドウ(A-48)も買ってしまいました。えへへ、磁石磁石。

 

また肌を見てくれるというので、どうなったかな〜と軽い気持ちで見てもらいました これが地獄の始まりです

 

 

 

BAさん「水分量が〜……えっと、33ですね」

わたし「(^。^)??」

BAさん「皮脂量が〜……………7……ですね…」

わたし「(^。^)???????」

 

モブオタク困惑(^。^)

 

BAさん「えっとですね、水分量の理想は90から99で、皮脂量の理想は30から35です」

わたし「エッ(^。^)」

BAさん「ん、んん〜〜……そ、そうですね…両方とも、ちょっと、ちょーっとだけ、うん、ちょ〜〜〜〜っとだけ足りてない感じですね」

わたし「(全然ちょっとじゃない気が)」

BAさん「ちょっとです、ちょっと足りてないですね!」

 

 

 

いっそ殺してくれ

 

 

 

逆に辛いわ。

なんだよちょっとって。全然ちょっとじゃねーし。どこがちょっとやねん。小学生でもわかるわ。99に33がどれくらい足りてないかなんかわかるわ。3倍あるじゃん。全然足りてねーじゃん!!!!!!(※BAさんは悪くないです)

 

この後色々やってもらいましたが、ずっと凹んだままうんうんと話を聞き、何を変えればいいのかを聞き、帰宅。

翌日地元のドラストに駆け込み、必要なものを買いました。

 

 

 

主な変更点は

 

クレンジング:ジェル→クリームに変更

 

化粧水:アベンヌウォーター、メラノCC、アクアレーベル青→アベンヌウォーター、オルビスアクアフォースローション、メラノCCに変更(塗る順番も書いた通りに)

 

乳液:オールインワンゲルのみ→オルビスアクアフォースモイスチャーのあとにオールインワンゲル

 

日中:アベンヌウォーター、オルビスアクアフォースローションの後にニベア青缶をサッと塗ってからBBクリーム

 

です。

かなり保湿に気合を入れました。乾燥は敵です。乾燥は絶対に許さない。乾燥と毛穴は許さない

 

 

これは変更点なので、以前から続けていたパックなどは特に変更ありません。

洗顔は少し迷子です。最近はエリクシールのジェル洗顔がお気に入りです。毛穴殺しに役立ちます。洗浄力は強い。

あと日中はこまめにアベンヌウォーター浴びてました。仕事柄職場に湿気NGなので、水分補給は気を付けました。

 

 

そして今日!ポッキープリッツの日!ベースの日!

ポッキーもプリッツも食べず、ベースも弾かずに、やや怯えながらカウンターへ。ブスなモブオタつら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

結果から言いますと、水分量は58、皮脂量は23になってました。

水分量は約2倍、皮脂量は約3倍です!!!!!!!!!!!!!

 

 

YATTA!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

BAさんがまたしても「んん〜〜……たしかに数字は上がったけど、ちょっと足りないですね…」芸を繰り出すのを、浮かれた気持ちで聞いていました。前回も今回もいろんな理由があって耳に入ってません。

オタク浮かれてました。

浮かれてはならんのにめちゃめちゃ浮かれてました。

 

 

 

だって!水分量!2倍!!!2倍ってめちゃめちゃ嬉しい!!!!とても嬉しい!!!!!!

えっなにこれめっちゃ嬉しい〜〜なんだこれ〜〜〜〜33が58やぞ〜〜〜〜〜〜!!!!!ドンドンパフパフ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!(^。^)(^。^)(^。^)

 

 

 

勿論安心できる数字ではないし、まだまだやらなきゃいけないことは沢山あります。

でも!死刑宣告を受けてからのこの一ヶ月強!すごく!頑張って!成果が出た感じが!!!とても!!!嬉しいんです!!!!!!

とりあえずオタクと喜び分かち合ってください Yeah

 

 

 

まず、わたしの肌に水分が足りてなかったのは、表皮から数えて三層目にあたる細胞部分に水が行き渡ってなかったからです。

その三層目の細胞には細胞の隙間から水分を吸うストローのようなものがあるのですが、加齢や紫外線によってそのストローは数が減っていきます。

減って行くのは自然の摂理です、でもそもそも細胞の隙間に入っていかない化粧水をパシパシつけていても仕方ありません。細胞に入っていかない化粧水を塗ることの無意味さ!つら!今までのわたし何だった?!

 

で、そんな化粧水をぺしぺし塗って適当に蓋してたんじゃ意味がありませんね。そりゃ水分もなくなるわ。

しかもジェルクレンジングで水分ゴリゴリに削ぎ落としてますからね。砂漠かよ。

 

そこで見つけたのが「オルビス アクアフォースローション」!

説明を読んだところ、まさに説明を受けた「細胞の隙間に入る」タイプの化粧水でした。BAさんごめん…わたし、基礎化粧品は2,000円以内って今は決めてるんだ……そのうち解禁になるだろうけど…………

迷いつつもトライアルキットを購入。オープン記念のサンプルプレゼント祭りで化粧水だけはめちゃめちゃ頂いたので、トライアルキット自体は三週間、化粧水は五週間ほど使いました。

 

自分では「うーん、少しもちっとしてきたかな…?」くらいの気持ちでしたが、しっかり水分は入っていたようです。

今回の肌診断へ不安と期待の「半々」で行けたのは、オルビスの化粧水があったからでした。どれくらい効果が出たのかな〜という、不安でもあり、期待でもある気持ちです。

 

で、さっきも書いた通り、水分量は約2倍。もうね、これがめっちゃ嬉しいんです。

正直33って言われた時ほんとに悲しくて……この世の終わりを感じました……自分が住んでいる土地柄、どうしても肌がブスになるのは避けられない運命なので、結果の悪さへの甘えは確かにありますけど……

そうです、今年も美肌ランキング堂々の最下位です!おめでとう!(  ◜̣̣̥◡◝̣̣̥  ) ちね!

 

 

でもそれに甘えて「乾燥しててもい〜〜や!」にはならないので、とりあえずできることは毎日しました。

 

 

何事もそうだとは思うのですが、やっぱり結果が出るとなんでも面白いんですよ。勉強も運動も美容も。

斯く言うわたしが最近美容活動に熱心なのは「手に取るように結果がわかるから面白い」という理由がかなり大きいです。

勿論一番は「目指せ綺麗なモブ!」「自担の顔に泥を塗らない女!」ですけどね

 

昔からコットンを使わず、手のひらと指先で直接触って肌のお手入れをしてきたので、最近の自分の肌の触り心地はほんとに感動しちゃうんです

自画自賛ですけど、昔から肌トラブルが絶えない体質だったので、今が一番肌が綺麗なんですね。これでも。

触ってわかる、ってすごく面白いですよ。そりゃ見てもわかるけど。ていうか女友達にも「肌綺麗になった?!ファンデ?!お粉?!めっちゃ綺麗じゃない?!なに使ってるの?!」ってこの前聞かれました。

いや〜〜〜〜〜〜めっちゃ嬉しい…………!!!!(全力でガッツポーズ)

 

 

 

 

この話のオチは特にないのでそろそろ終わりにしますけど

とにかく今日嬉しかった話でした。みんなも乾燥には気を付けてね。

 

まだまだわたしは乾燥と戦います!!!!

 

 

 

 

(^。^){綺麗なモブになるぞー!!!

 

 

 

嵐「Are you Happy?」の隠れた名曲「TWO TO TANGO」に捧ぐ

 

 

 

やあこんにちは!タンゴの人ことかすみです!
最近は「untitled」が楽しみすぎるが故にずっとソワソワしていて(現在10/15)、そのソワソワを落ち着ける為に「Are you Happy?」をエンドレスで聴いています!

興奮とソワソワが全然落ち着かないけどね!


ところで“タンゴの人”という異名を名乗り始めたのはここ半年なのですが、そのきっかけはと言いますと

「参加できなければここで切腹……………」と白目剥きながら呟いていた「嵐×Sexy Zone ワクワク学校2017」というとんでもないイベントへ参加するべく東京ドームへ向かった日の出来事。
東京ドームでお友達とおしゃべりしている時、お友達のフォロワーさん(※勿論初対面)に「かすみです!」と自己紹介すると、

 

「あの…もしかして、タンゴの人ですか…ッ?!」

 

と聞かれました。これがきっかけです。


しかし面白いのは、この手の「タンゴの人ですか?」という認識を複数名の方にしていただいていたという事実です!!めっちゃうけるね!!
そうです、わたしがタンゴの人です。覚えてね。

 

 

今日はどうしてこのわたくしめがここまで「TWO TO TANGO」を愛してしまったのか、ということを起点に「TWO TO TANGO」に関する色々な考察をしたいなぁー!と思って、このエントリを書き始めました。

どうせ考察するならとことんやりたい………!!!!

そんな思いがあって、ただ単に「ここが好きです~」「歌詞はこんな感じなんです~」だけを書くのでは飽き足らず、色々なことを調べました。
よかったら読んでください。そしてぜひ、是非この「TWO TO TANGO」という曲を聴いてください。

わたくし、某事件(※ご存じない方は「あゆはぴ 通常盤 待ち受け シリアルコード」等のワードで探してみてください)のせいで、この曲は皆様に意外に届いてないのでは…?!という不安を、アルバムリリース時から今日までずっと心に抱えて生きています。

 

まぁ別に知らない人はこのまま知らなくてもいいんだよ!
だってこんな素敵な曲のこと簡単に「え~かっこいい~」とか言われても「TWO TO TANGO」ガチ勢強火過激担のわたしが黙っちゃいないからね!!
こっちはガチ恋なんだよ!!なめんな!!!!

 

とまぁ冗談は置いといて。
半分本気なんですけど。
ガチ恋はガチ恋っスね。

 


今回のエントリでは

①タンゴの歴史と文化
②歌詞の分析
③「TWO TO TANGO」に対する熱い愛

の三本立てでお送りしたいなと思っております。

メインは勿論②と③なのですが、学生時代に教授たちに叩き込まれたわたしの研究精神が「ただ単に歌詞分析をしても作品理解が深まる訳がないだろうが!ばかちん!!」と騒ぎ出したので、今回はわたし自身も今まで触れてくることのなかった「タンゴ」というダンスや音楽の歴史と文化について触れてみました。
時間がもっとあったなら、それこそ永田町にある国内随一の大きな図書館に一週間くらい引きこもって調べたいところなのですが、今回はそれが叶わないので、インターネットと高校生の頃に使っていた世界史の教科書を参考にしながらまとめていきたいと思います。

 

それでは行ってみましょう~!

秘密のエントランスへ、ようこそ……………

 

 

 

①タンゴの歴史と文化

そもそもタンゴってどこ発祥の文化かご存知ですか?
場所は南米、わたしたちが暮らす日本の裏側です。MildがWildになっちゃう地球の裏側です。じだっ!いをっ!つくっ!ろぉ~!!以下略

詳しい場所の話をすると、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある港町のラ・ボカ地区と、ラプラタ河を挟んだ対岸にあるウルグアイの首都モンテビデオで、ほぼ同時期に発生したダンスの文化です。
時期は1880年頃。日本では明治時代が始まってしばらく経ったくらいの頃ですね

ほぼ同時期に発生したとは言っても、ここで発生したタンゴという文化はアルゼンチンタンゴウルグアイタンゴ」の二種類に分けられます。

タンゴとして主流扱いされるのはアルゼンチンタンゴの方で、ウルグアイタンゴはアルゼンチンタンゴのバリエーションのひとつとして始まったとされています。
また、この後一度ヨーロッパへ渡ったタンゴの文化はまた別の進化を遂げることになり、それは時を経て1920年に日本にもやってくることになるのですが…これは更に「フレンチタンゴ」や「コンチネンタルタンゴ」として区別されます。ややこしいですね。

つまり

 

アルゼンチンタンゴ(主流)
ウルグアイタンゴ(同時期に発生した派生形)
・フレンチタンゴ(アルゼンチンタンゴ~華の都Parisのサロン風~)
・コンチネンタルタンゴ(日本人「アルゼンチンタンゴと区別したいなあ」「じゃあ名前つけようぜ!」)

…と、いう感じになる訳です。へーそういう風に分けるのね、と思っていただければ大丈夫です。

 

ではその源流となるアルゼンチンタンゴはいかようにして生まれたか、です。


1880年頃のラ・ボカ地区は港町のため、国際貿易で大変繁栄していました。がっぽがっぽです。うはうはです。多分

当時ラ・ボカ地区に暮らしていたのは、元々その地域に暮らしていたインディオ系の人たちと、ヨーロッパからの移民と、労働力として連れてこられたアフリカ出身の黒人たちと、人種も元々の生活も水準も様々でした。
アルゼンチンは1853年にスペインの領地から独立を果たしているので、ヨーロッパの人たちからしたらわりと馴染のあった場所だったのでしょうね。ちなみにウルグアイも元々はスペインの領地で、こちらは1828年に独立しています。

貿易も盛んだったラ・ボカ地区には沢山の労働者が溢れています。
中には、ふるさとに奥さんや子供たちを置いて出稼ぎにきたパパもいます。

家に帰っても、愛する奥さんや子供はいない。ただ働くだけの毎日に癒しはなく、人々は酒場で酒を飲むことくらいしか楽しみはないんですね。そりゃストレスも溜まるわな。
じゃあそのストレスを発散する為に酒を飲んで、さて何しようかってなるじゃないですか
奥さんや彼女でもいれば そりゃ一発以下略ですよね

でもそうもいかない…………と、いうことで!


「ダンスしようぜ!!」


になる訳です。もう何でも良いんだよストレス発散できれば!!そうだろ?!Let's Dance...藤井流星ボイス)


最初は場末の舗道や“コンベンティージョ”と呼ばれる狭い下宿で即興的にステップを踏んだのがきっかけと言われています。
現地の人間が黒人たちのダンスステップを真似たのでは?なーんていう一説もあります。


ここで驚きなのは、タンゴの元になったそのストレス発散の踊りは当初「男同士で行われていた」ということです。嵐も最初、男同士でペアダンスするとかしないとか言ってたよね。結果的に却下されてたけど。
そう考えてみると、大ちゃんが言ってた「男同士でペアを組んでタンゴを踊る」という発想は、実はタンゴという文化の大元にあったものだったんですね。
偶然とは言え、なんだか「ほほう」となりませんか?ていうか今からでもやってくれよペアダンス まだ遅くねえ


今でこそ男女で踊る情熱的なダンスとして定着したタンゴですが、元々は上記にもある通り、ただのストレス発散です。一日労働した男たちが夜になって酒を飲み、フラストレーションのはけ口として、欲をむき出しに荒々しく踊っていたんですね。
そのようにして男同士で踊られていたタンゴですが、次第にそのダンスの相手は娼婦へと変わっていきます。

売春宿の待合室で娼婦と踊り、そこに流しの者がやってきて音楽を奏でる。下町を歩き回る流し(※ジャニオタのみんなは、翔くんが毎年司会を務めている「THE MUSIC DAY」の特別企画、坂崎幸之助城島茂の流しを見ているから、流しの人がどういう存在なのかは何となくつかめると思います)の存在があったので、タンゴという踊りの文化はより広まっていったとされています。


ただここまで読んでもらって分かる通り、ダンスの相手は「娼婦」です。タンゴが生まれた場所も狭い舗道や下宿、酒場といった、お世辞にも綺麗な場所とは言い難い場所…ですよね。これを読んでいる人の中にも、「売春宿」や「娼婦」という単語で「ゲッ!」って思った方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。

するとですよ、当時のアルゼンチンの新聞でこのタンゴという文化は「下品だ!」「ならず者が踊る下品な踊りだ!」とこき下ろされてしまいます。でもこの頃には、下層階級を中心にタンゴの人気が出てきていました。

 

タンゴにおける音楽から見るルーツは実に様々で、タンゴ音楽の起源とされているものは、

・カンドンベ(アフリカから黒人によって持ち込まれたもの)
・ハバネラ(ヨーロッパから入り込んできたもの)
・その他色々なリズム(ブラジルやキューバなど、同じ南米から)

・現地の音楽

を足すことによって生まれた「ミロンガ」といものがタンゴ音楽として発展しました。大変ややこしいですね。国際交流甚だしいわ。
ややこしいですが、まぁ「沢山の音楽的文化が出会って生まれたものなんだなぁ」と思っていただければと思います。港町なので、貿易品となる商品のみに留まらない、色々な文化の出入りがあったのでしょうね。

そして1880年、とうとう「バルトール」という曲名でタンゴ音楽の譜面が印刷され、世の中に出回るようになり、1880年はタンゴ元年とされました。オメデトー!!


地元の新聞で悪口を書かれたものの、結局その後もタンゴが廃れることはなく、むしろ発展の一途を辿ることとなります。
その発展の一途を助けることになったのがバンドネオンという楽器の存在でした。

タンゴが発生してすぐの頃、BGMとして演奏が行われる際に使われていた楽器は、バイオリン・ギター・フルートがメインでテンポも速いものばかり。
しかし1900年頃、ドイツから移民によって持ち込まれたバンドネオンが演奏陣に加わることにより、楽曲自体のテンポはスローリーなものになりました。

 

バンドネオンとはなんぞや。そう思ったのではありませんか、そこのお嬢さん。
わたしも思いました。バンドネオンって何や。バンドがネオン管でチカチカ?そんな訳あるかいな


バンドネオンとは、アコーディオンのような蛇腹状の楽器のことです。ビジュアルイメージはアコーディオンを想像してもらえれば、まぁそんな感じです!というところ。

バンドネオンを製作したのはハイリンヒ・バンドさん(独)という楽器製作家の方で、本人はバンドネオンのことをアコーディオンだよ」と言っていました。実際違うけどな。
開発された当時の使い方としては、パイプオルガンを持ち出したりすることのできない野外での教会の儀式の際にその代用品として使用されていました。ドイツでは民族音楽を演奏する際にも使われたりしてましたよ。便利ですね。

 

ここからは「バンドネオンってアコーディオンみたいな楽器なのね~」に留まることが出来ず、「いやだからバンドネオンとは何ぞや。アコーディオンと何が違うん??」という探究心のままにとりあえず納得するまで調べた結果報告になるので、バンドネオンという楽器に特に興味がない方は飛ばしてくださいね!
ここは読まなくてもタンゴの歴史にさほど影響はないです。

あっ!さほど影響はないけど、この楽器がタンゴのBGM演奏に入ったことでひとつだけ大きく変わったことがあるので、それだけは記しておきます。


この楽器、とにかく演奏の難易度が高い!(どうしてハードモードなのかは以下で説明します)


今まではテンポの速い軽快な音楽をタンゴのBGMとして採用していたものの、高難易度の楽器が入ることにより、必然的に演奏スピードを遅くする必要性が出てきました。とてもじゃないけど、それまでのテンポではバンドネオンがついてこられないからです。
このバンドネオンの登場により、現在も伝わるややスローテンポな曲調がタンゴダンスの主流音楽となっていったのですね。

 

 

で、ここからがそのバンドネオンに関する説明になります。
読まない人は、ちょこっとだけすすっとスクロールしちゃってくださいね。

 

バンドネオンとは、アコーディオンのような蛇腹状の楽器で、元々はアコーディオンの一種であった“コンサーティーナ”から生まれたもの。1847年にハインリヒ・バンドが考案した楽器。本人はバンドネオンのことを「アコーディオン」と呼んでいた。
主に野外演奏の際に使用されていた楽器。

アコーディオンの見た目は縦に長く、バンドネオンは横に長い形をしているのが両者の見た目の特徴である。また、アコーディオンが二本のベルトで楽器自体を支えるのに比べ、バンドネオンには楽器を支えるベルトが存在しない。演奏時には膝の上などに乗せ、座って演奏をする。

バンドネオンの構造だが、蛇腹を押す時と引くときにそれぞれ違う音が出る仕組みになっている。
原型となる最初の段階で付いていたボタン配置にどんどんボタンを付けたしていった為、最終的なボタンの配置は大変不規則なものになった。このボタン構造が原因で、バンドネオンの演奏技術習得は非常に難しく、バンドネオンは「悪魔が発明した楽器」と呼ばれている。

肝心のボタンについてだが、タンゴ演奏で用いられる標準のものは“ライン式配列”と呼ばれるもので、左側に33個、右側に38個、計71個のボタンがついていた。形が変わると、“左側36個、右側40個、計76個”や“左側31個、右側34個、計65個”というものもある。

さすがにこのボタン配置でずっと演奏をやっていくわけにもいかず、後にボタン配置が整理された“クロマチック型”も生産されるようになった。
1950年代からは日本のタンゴ楽団でも“ディアトニック型”が使われるようになった。尚、日本にタンゴの文化が入ってきたのは1920年頃と言われている。


クロマチック型:半音階を指す「クロマチック・スケール」からとられたもの。一つのボタンを押したら、蛇腹を押しても引いても同一の音が出る仕組みになっている。

ディアトニック型:全音階を指す「ディアトニック・スケール」からとられたもの。一つのボタンを押したら、蛇腹の押し引きによって異なる音が出る仕組みになっている。蛇腹を引けば「ド」、蛇腹を押せば「レ」のようなもの。バイソニックやプッシュ・アンド・プルと呼ばれることもある。


この大変複雑で扱いにくいバンドネオンという楽器だが、タンゴが持つ独特な音楽性に於いてこの楽器を欠かすことは出来ない。
タンゴの音楽は元々使われていた楽器と組み合わされた複雑なバンドネオンの演奏や運指、リズム、呼吸…様々な特徴を活かし、更には非常に高い演奏技術との相互発展によって生まれ得た文化であり、単純な計算式や合理性だけで説明できるようなものではない、タンゴダンスにおける演奏の「魂」のようなものである。


バンドネオンの細かい説明はここまでです)

 


とにかく!
バンドネオンという楽器はタンゴに欠かすことのできない楽器でありながら、演奏の難易度も大変高く、「そりゃこんなに難しい楽器が入ったら音楽のテンポも遅くせざるを得ないよな!」と、音楽家でもなんでもないぺーぺーの一般人であるわたしでも解るような、とーーーーーーーっても複雑な楽器だったんです。

でもこれがないと最早「タンゴ」じゃないのよ

素敵ね

 


港町の売春宿で踊られていたタンゴは、次第にその地位を変化させていくことになります。

始まりは1910年、エル・カチャファス(ニックネームらしい)という男性がアルゼンチンはブエノスアイレスに“タンゴダンス教習所”なるものを開いたことがきっかけでした。ちなみに、彼がタンゴという踊りのジャンルにおける史上初のプロです
エルはダンス教室を開いた10年後の1920年、ヨーロッパやアメリカに渡ってタンゴダンスを広めたのです。

ちなみにエルが渡欧や渡米をしていた頃、世界は大混乱の最中。
第一次世界大戦に決着がつき、ベルサイユ条約が結ばれてから間もない頃ですね。

エルがダンス教室を開いた1910年頃、実はアルゼンチンではタンゴという文化が疎外され始めていました。
上記にもある通り、新聞記事などに「下品」と罵られたことが大まかな原因とされているそうです。そりゃそうだ

そして発祥の地では疎まれ始めていたタンゴダンスですが、その流行は南米に留まらず、エルによってヨーロッパにも渡り、それがなんと!なんと!!な~んと!!!

 


華の都Parisで大流行したのです!!

ヤッタネ!!!

 


まぁ実際のところ、一番最初にParisにタンゴを持ち込んで踊ったのはエルではなく、アルゼンチンから偶然Parisに遊びに来ていた大牧場主でした(1910年頃)。
しかしプロのダンサーとして、タンゴ教室の先生として、正式に持ち込んだのはエルですよ。

ヨーロッパに初めてタンゴが持ち込まれた頃(1910年頃)、当時のParisでは“向かい合わずに腕を組んで踊る形”のダンスが主流でしたが、ここに流れ込んできたタンゴの形に、当時のParisMademoiselleMonsieurは大興奮!すぐに“男女が向かい合って踊る形”が大流行しました。
これをパリのタンゴ狂いといいます インパクトがっょぃ

 

第一次世界大戦(1914~1919)の間、一時的にその流行は中断されるものの、戦争が終わってからもその文化がパリで衰退することはなく、タンゴ第一黄金期と呼ばれる時代が築かれていました。
余談ですが、この頃のパリで流行していたタンゴは、原型となったアルゼンチンタンゴのような酒場で荒々しく踊るものではなく、既にサロン風にアレンジされていたものが流行っていました。流石Paris。。。。。。
この“サロン風にアレンジされたアルゼンチンタンゴ「フレンチタンゴ」と呼ばれているものです。


アルゼンチンで発生したタンゴは一度パリに渡り、洗練されてまたアルゼンチンに戻ってきました。
いわば逆輸入式で進化を遂げたタンゴという文化は、発生した当時に「下品」と罵られ馬鹿にされていたものとはもう異なっており、本場アルゼンチンでも市民権を得るほどの人気のダンスとなっていったのでした。

 

その後は1920年に目賀田男爵により日本に持ち込まれたり、1940年代にはアルゼンチン出身のタンゴ関係者がヨーロッパで成功したりと、タンゴというダンスの文化が着実に人気と地位を確立していったことが窺えます。
1917年には、それまで歌声のなかったタンゴの音楽に歌声が入ったりしました。歌詞には「人生の陰」を描写するものが多く、哀愁漂うものが多くなっていったそうです。「TWO TO TANGO」もそうだよね。。。。。。。。。。。。。。

 

 

……と、まあ、ここまでがさっくりとタンゴの歴史と文化をまとめたものになります。
どうです?タンゴの歴史って面白いですねえ

今では男女の愛憎の雰囲気漂うダンスが、元をただしてみたら、ストレス解消として男同士で踊ったりしていたものなんて。
奥が深いです。楽器ひとつとっても、わたし達の生活に馴染のないバンドネオンなるものが、タンゴの歴史と文化を語る上で欠かすことが出来ないものだったりするし。
調べれば調べるほど面白いなあ、とわたしは思いました。

 

以上!
①タンゴの歴史と文化でした!

 


アッ 休憩ですか?じゃあ休憩に「TWO TO TANGO」でも聴きましょうね!!!!!はぁ~~~~~い!!!!!!!

 

 

 

 

②歌詞の分析

まずわたしがこの曲に惚れたきっかけは、わずか11秒とちょっとの何とも怪しげなイントロでした。
アルバムを通して聴いた時に、この曲の直前に収録されているリード曲の「Don't You Get It」が持つアップテンポで「前向いてこうぜ~!!」なテンションから一転、覗いてはいけない緞帳の向こう側をひっそりと見てしまったときのような背徳感………。
ばくばくと跳ねるような心臓の音にも似た低音ベースに徐々に音が重なり、Bメロはひっそりと夜に咲いた大きな花弁を見つけてしまったような華やかさと妖しさ。サビに入ると、心の臓を巡る血液よりも暗い真紅の緞帳と金糸のタッセル、揺らめく数多の蝋燭の炎に囲まれて踊る二人が見えるよう。

正直曲調だけでもここまで書いてしまうレベルで好きなのですが、ここに重なる歌詞がもうね
たまらんのですよ


つまりシンプルにまとめると

 


たまらん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!SUKI!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 


…で、済ませられたら楽なんですけどね。もういっそね。
好きすぎてつらいから「たまらん~~」で済ませられたら本当に一層楽ですよ。

 

でもそれで済ませたらこのエントリの意味がないので、ちゃんと書きます。
どこがどう最高で「たまらん」なのか。

 


まずは「TWO TO TANGO」の歌詞を見ていただきましょう。

(※外部サイトへ飛びます。お手元に歌詞カードがある方はぜひそちらを)

 

www.uta-net.com

 

 

ハァ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

もう、、、、、、、、、殺してくれ、、、、、、、、、、、好きがすぎる、、、、、、、、、、、、

 

 

 

まず「Hey you」の呼びかけの後に続く「こっちへおいでよ」「怖くないさ」という誘い文句。

間違いないんです、これは本当にこの後怖いことが待ってる時しか使われないって往々にして決まっているんです。
その怪しいワードを歌うリーダーの甘い声ったらないですね。そんな甘い声で誘われたら、この後にどれだけ怖いことが待っていようとも差し出された手を取ってしまいますね。取るね。確実に取る!!!

「エントランス」は“入口”や“(玄関がいくつもある場合)正面玄関”という意味であり、歌詞に出てくる「秘密のエントランス」とは一体どこのことなのでしょう?
大きなお屋敷に隠された小さな部屋なのか、二人きりで踊れるほどの小さなダンスホールなのか。それとも……?


わたしはここで招待された「秘密のエントランス」の先に、メロディーからも連想した、心の臓を巡る血液よりも暗い真紅の天鵞絨の緞帳と金糸のタッセル、揺らめく数多の蝋燭の炎、小さなダンスホールの真ん中で「ようこそ」と微笑む彼を見ました。
彼との関係性はまだはっきりしません。恋人同士でただパーティーを抜け出してきただけなのか、一夜の関係を結んだ男女なのか、それとも、出会ってはいけない人だったのか………。

「怖くないさ」と言われたその先で「待ってるFantasy(空想、幻想)」が何かも分からない。
めくるめく夢のような時間が待っているのかもしれないという、恐怖感とドキドキと。
そんな緊張感からきっと、手を差し出したはずです。怖いけれど、その向こうを覗いてみたいという好奇心に従順に成って。

「スタッカート」とは、音楽用語で“1音符ずつ短く切って演奏すること”を指します。この曲でわかりやすい「スタッカートなBeat」といえば、イントロにもあった、ばくばくと跳ねるような心臓の音にも似た低音ベースの部分が該当しますね。
このビート音は途中で音階を変えながらずっと流れ続けるのですが、わたしはこれがどうにも心臓の鼓動と重なる気がしてなりません。
だってときめきません…?妖しげな世界をこっそり覗き見する時の心理状態って絶対に落ち着いてはいないし、この曲で聞こえるくらいに心臓の音がうるさく鼓膜に響くと思うんです。ドク、ドク、って。

きっと緞帳の裏にこっそり隠された蓄音機から流れるタンゴのメロディに聴くBeatと、不安と興奮と好奇心に満ちた鼓動の音を重ねてるんじゃないかなって。
そう思わずにはいられないんです。

またここの「踊ろうよ その手を奪うよ あなたと触れ合えばMidnight」がいいんです。
自分が差し出した手をもう彼女が取っているかもしれないし、まだ迷っているかもしれないその状況で「その手を奪うよ」と言って、「Midnight」に紛れ込んでしまおうとしている。真夜中の暗闇に逃げ込んでしまえば、もう誰にも見つかることはないから。

 

ていうか、歌詞もさることながら、ここのパート分けが神すぎません……??????

この畳み掛けるようなメロディと歌詞とパート分け……誰が作ったの………???????天才なの??????????

 

作ってくだすった方には、今後特別賞与を死ぬまで一生分年4回お支払したいくらいです。神です。

代わる代わるに歌うことで、華麗なダンスのターンのように目の前の映像が“パッ、パッ”と切り替わる印象がありませんか。

ここのパート分けのお蔭で、ここまでわたしの中で築き上げてきた「TWO TO TANGO」の世界観は更に完成され、それはもう「未完」のMVのようにダンスをする男女の姿が浮かび上がるよう。そうだよ。このなっがいエントリ書いてる間に「untitled」発売されたよ。最高だよ。「untitled」が最高ってみんな知ってんだろ。最高だよ。

 

「It's showtime」。非常に聞き慣れた言葉ではありますが、意味を調べてみると“何かが始まるとされている時間”を指します。

そしてこの後に続く「回るロマンス」という言葉ですが、なんとな~く恋愛っぽいような、そんな雰囲気を感じません?そう、それは合っています。
あってるけれど、「ロマンス/Romance」を辞書で引くと“恋愛事件”“小説的な事件”“ロマンチックな雰囲気”“情事”と出ます

 


エッ、、、、、“情事”、、、、、、、、、、???????


Oh.....My..................God.......................................

 

 

“情事”が分からない子は辞書を引いてみましょうね

くれぐれもママに聞いちゃだめだよ!

 


「どこへ向かうの?」という「me and you(僕と君)」。
そうでしょうそうでしょう、そもそも情事とは正当な恋人関係にある男女の営みではないからです。婚姻制度に反している、ないし無関心であるもの、とされているのです。
ということは、この二人の関係性候補がひとつ消えましたね。清く正しく美しい恋人同士ではないことが分かりました。というかそういうことにします。そういうことなんです。


どうですこの……たまらぬ背徳の匂い……………

 

正しい恋愛関係や結婚を前提とした交際、もしくは潔白な契りを交わした夫婦関係にない男女は一体、どこへ向かうのでしょう。
ここは秘密の小さなダンスホールなのか、それとも深く深く沈むベッドの上なのか。

なんだか失楽園っぽくなってきましたね。
失楽園はみんな読んだ方がいいよ。好き嫌い分かれるだろうけど、一読の価値はありです。二宮くんも好きだって言ってたよ多分映画の方だけど。わたしは高校生の時に読んだよ。
でも「エローイw」だけに焦点当ててぺちゃくちゃ喋るのだけはやめてくれよな!そこじゃねぇから!!!


失敬。

 


ダンスホールかベッドの上か…、「ふたりのTango」。1番のサビ前にこれだけ熱く語ったことで、きっと皆さんの中にも「TWO TO TANGO」の世界観が出来上がりつつあるとは思いますが、やはりサビ。サビはいいんです。

「ラプソディー」は“狂想詩、狂想曲”“熱狂的な言葉”とされます。
「情熱に鳴くラプソディー」ですよ。情熱に鳴く熱狂的な愛の言葉たち…もう、そう考えれば考えるほどこのタンゴは本当にただのタンゴなのか?!と思わずにはいられません。
絶対ただダンスしてるだけじゃないだろお前ら…………と思うのは大人の邪推ではないと思います。


題名以降ここで初めて登場する「Two to tango」という言葉ですが、そもそも「TWO TO TANGO」って何ぞ?とは思いませんか?

調べたところ大元は「It takes two to tango.」という文らしい。そりゃ文法的にはこうやって使われる方が正しいですよね。
で、これを直訳すると「タンゴを踊るには二人必要」になります。それもご尤もです。男女が向かい合って踊るタンゴというダンスは、男も女もどちらか一人で踊れるわけがないんです。

更にその文や意味が転じて「Two to tango」はことわざで「二人ともに責任がある」として扱われるらしいんですね。
日本でもこの手のことわざ、ありますよね。「喧嘩両成敗」。そうです。それです。両成敗!!
ゲスな乙女のあの人たちがバタバタしていた時に出したアルバ……あっ これは関係ないですね、ハイ


でも…ここにきて「互いに責任がある」って言葉、さすがにしんどくないですか……????
ダンスのステップがいつの間にか進むように恋に落ちたというのに、それを「両成敗」として共に罪人扱いですよ…???しんッッッッ………………ど…………………(頭抱え)

加えて追い打ちをかけるのは「Sweet connection」という単語。これ、直訳すると「甘い接続」なんですね。


甘い接続って、なにがどう接続してるんでしょうね

 

なにがどうして甘いんでしょうね

 

 

ハァ、、、、、、、、、、、、、、、、ッッッッッ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

キスでもセッ……でも、何でもいいけど、とにかくここで行われた愛の行為が「Sweet connention」と表現されていることが最大限にしんどいと思うんです。段々語彙力を失ってきましたね。それはここをしんどい以外の感情で見られないからだと思います。


「永遠になろうよ」「ひとりじゃもう踊れないさ」「Two to tango」
この言葉たちの連打攻撃に、わたしはもう瀕死です。書いてる今もどんどんHPが減っています。

永遠になるというのは、それはつまり「永遠に幸せになろうね」ということでしょうか、いいえそんなことはありません。(反語)
今までの歌詞の流れを汲めば、この「永遠」というのは幸福度の高い「永遠」ではないと思います。万が一幸福度が高いものだったとすれば、この曲調や「怖くないさ」、これから出てくる「全てを忘れて」「二度と返したくないさ」などといった、やたら暗い空気感を感じさせる言葉は出てこないと思います。エッ 思いません?思いますよね??思うだろ?????


「踊り明かせアディクテッドTango」の「アディクテッド」は「addicted(addictの過去形・過去分詞)」で、意味は“(麻薬などを)常習して”“~の中毒になって”“病みつき”“耽る”“夢中”“耽溺”などがあります。この手の単語は垂涎モノです大好物ですヘコヘコ
つまり「タンゴに耽ってこの夜を踊り明かそうよ」と言っているわけですね。ところでそのタンゴってほんとにタンゴ?

「ファンタスティックなギターはDjango」の「Django」とは、おそらくベルギー生まれのジャズギタリスト、Django Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)を指すもの。ロマ音楽(ジプシー的な音楽)とジャズを融合した音楽ジャンル「ジプシー・スウィング」の創始者と言われています。ジプシーは中東やアフリカ、ヨーロッパなどを移動しながら暮らす民族のことで、各地で演奏をすることで生計を立ててきた人達のこと。
ここでのジプシーの説明はこれくらいにしておいて、Djangoのギターサウンドの特徴を紹介する一文でこんなものを見つけました。

 

「ジャンゴの音楽の素晴らしさは(略)ドラマチックな展開、そしてたった一度のここぞという場面での感極まる超絶フレーズ」*1

 

…まさに、ここの相葉くんのパートを歌い終わった瞬間に、全身を一瞬でかけめぐるときめきのような、妖艶で軽快なギターサウンドが入ってきますよね?多分このサウンドがDjangoなのだと思われます。
その証拠に「fantastic」を辞書で引いてみると“空想的な”“異様な”“素晴らしい”といった、やや一癖ある褒め言葉であることがわかります。単にかわいい!かっこいい!すてき!じゃないんですよね。どこか現実離れした感覚もあり、美しくも恐ろしく、しかしながら素晴らしい。
幻想的な酔いに溺れて堕ちてしまいたい………そんなギターサウンドのような気がします。

 


「運命はHeat」盛り上がってきました


「燃え上がる」燃えてきました


「タンデムなSeat」タンデムとは自転車やバイクにおける縦型シートのことを指します。語源となったのは、縦型に繋いだ馬車や馬のこと。つまりこの状況はニケツ


「走り出す」はっしり~だせ~はっしり~だせ~明日をむか~え られると思うなよ


「全てを忘れて逃げ出そう あなたを離さないTonight」逃避行ですね、燃えますね

 

 

ここまでの畳み掛け神シリーズ(第二回目が実行された為、製作者に対する年間特別賞与の回数を更に二倍にしたい)で、二人は逃避行を図ったことが分かります。


個人的にはここからが激熱なんですけど、「Endless love 見える新世界」のフレーズがもう、、作詞誰、、、貴方が神か、、、、、、

「Endless love」は直訳すれば「永遠の愛」ですよね?
でもここでの「永遠」って、上記にもある、幸福度の低い「永遠」だと思うんです。この曲と世界観、逃走するただならぬ関係の二人の行方……、何を思っても清廉潔白で穢れのない「永遠」ではないと思います。

さすれば、「見える新世界」とは、………末恐ろしい話です。

「描く螺旋」は、そのまま二人がダンスで踏んだステップの軌道線でいいのかなと。互いの手を取り腕に触れ、くるくると回るダンスの様子を残像で見るように描いているのかと思います。でも忘れてはいけないのは、あくまで「ダンスの形容である」ということです。しつこいようですが、わたしはこの歌の中における「ダンス」をイコールで「男女のまぐわい」として見ていますよ。そういうことですよ。
問題なのは「Upaide down」です。これを訳すと“逆さまに”“混乱して”“めちゃくちゃに”といった言葉が並びます。確かにタンゴ自体は情熱的で欲のまま気の向くままに踊るのが源流的な踊り方ですが、先程の歴史にあった通り、日本に流通しているコンチネンタルタンゴもパリで人気を博したフレンチタンゴも、パリでサロン風に優美なアレンジがされたものが主流になっています。
と、いうことはですよ、ここでタンゴダンスの表現として“めちゃくちゃに”や“混乱して”などの単語が並ぶのはやや違和感がありませんか?だって、あのParisでお洒落に洗練された踊りですよ。

 

 

 

………ああもう……めちゃくちゃ…めちゃくちゃだよ……わたしの脳内が………

 


わたしの脳内で制作したMV(監督・演出・衣装 わたし)だと、ここのパートは、ダンスをする二人のドレスや別珍のジャケットの長い裾の揺れて回ってを追いかけつつ、最後は天窓に向かって映像が投げられたように終わって次のサビへ向かっていくよ……最高だよ…………誰か撮ってよ……………


二番のサビなのですが、ここの「流線のシルエット」って、まさにさっき書いたばかりの「ドレスや別珍のジャケットの長い裾の揺れて回って」の表現ではないでしょうか。流れる線のようなシルエットがここで見られるとすれば、恐らくタンゴを踊る二人の影のはずです。
さらに「重なり合えば不思議さ」の部分は、翔くんのラップパートでも触れる「ダンスで体を寄せたり離したりする様子」と「身体を重ねる」ことの二重の意味ではないかと。
更にこのあと「Two to tango」に続くわけですから、“重なり合えばわかるよ、僕らの罪は両成敗”というニュアンスになるのでは?と思います。そうよね~~恋は両成敗よ~~!!!不倫だろうが純愛だろうが、恋に堕ちたら二人の罪なんです。二人の責任なんです。

「Beautiful girl」はそのまま、“美しい子”“可愛い女の子”と訳せます。訳せます、がッ!!
ここの「girl」って意味深じゃあありませんこと?なんだかおぼこい女の子に話しかけているように聞こえませんこと?!
だとしたら本当に罪です。もう最高です。男を大して知らないような女の子をそんな風に誑かして、その気にさせて……、両成敗だけどぉ……両成敗だけどさぁ………ずるくない……???


極めつけの様に「もう二度と帰したくないさ」なんて…、とお惚気てる場合じゃありません、ここの「二度と」が大事なんです。これはさっきから述べている「幸福度の低い永遠論」に繋がる大事なキーワードです。
「二度と」って、皆さんどれくらいの重さで捉えてらっしゃいます?わたしの場合ここの「二度と」はガチガチの本気の「二度と」だと捉えているので、端的に言うと「死んでも離さない」のレベルだと思っています。何なら「死後の世界ですら、来世だって離さない」と思っています。
勿論ここを軽い口約束程度の「二度と」と捉えることもできるし、少し甘いキザな「二度と」として考えることだって出来なくはないと思います。でも「永遠になろうよ」のワードがどうしても引っかかってしまって、ここをそんな風に軽い「二度と」だと捉えられないんです。


さて。
「I wanna dance with you all the night」を和訳すると、「僕は一晩中貴女と踊りたい」ですね。
もうここで「dance」が何を意味するかについてぺちゃくちゃ喋らなくてもわかるね?だって、ここのラップ詞書いたの、誰だと思ってんの~~~~~?(※ここで各々オースティン・マホーンの「Dirty work」を脳内再生)

 

 


SAKURAI SHOW(渾身のドヤ顔)

 

 


ここでわたしが何を喋らなくとも、これを読んでる方なら察しがついていることでしょう。
だってあんなにえっちに歌ったり踊ったりする翔くんが書いたこのラップ。
この流れで、ですよ?健全に??オールナイッパーリナイッダンスナイッバズリナイッな訳なくないですか???むしろ健全だとこっちが困るんですけど????
いやなにが困るねん

 

いや困るんや!!!!!!!!!


ダンスだって、音楽だって、鳴り出したらもう戻ることは出来ません。デジタル音源化が進む今、指先ひとつでススッと聴きたいところまで戻せますし、逆再生だってお手の物。ですがレコードや生演奏はそうはいきません。何分何秒のところまで、ここから10秒逆再生して戻す、そんなこと出来ないですよね。
初めてのペアダンスだって、練習も何もしていなければ然う然う揃ったりはしません。
恋も夜の営みも、全部そうじゃないですか…?ねっ……??

「重なる姿」は、タンゴダンスを踊る男女が体を寄せたり離したりする様子であり、身体を重ねるという意味での「重なる」だと思うのですが
然すれば「散る翼」は、乱れる髪か、ドレスに付いた飾りの羽根か、飛び散る汗はダンスか情事か。それとも、もう外へは逃がさないという気持ちの表れが好きな女の背中の翼をもいだか。
ンン………ッ!!!(悶)

 

そして「それが泡沫の一夜だとせよ」。
もうね、ここの一文で決定的なんですよ!!!この物語に登場する男女の関係性が!!!清く正しく美しい清廉潔白な男女関係にないことが!!!!
今夜限りで手を離してしまわなければならない女の手を取っているのか!!それとも!!そもそも出会って恋に堕ちてはならない女だったのか!!!!!いずれにしても!!!!この二人に明るい未来はないんです!!!!!!はい!!!!!!!好き!!!!!!!!!!!

「急なdance 夢中なdance」はもうわかるね?
danceに夢中になるってどういうことか、わかるね?
「Upside down」なんだよ、わかるね?

「疲れ果てうなだれてるなら hey“you gatta...”」
「うなだれる」という言葉を聞いて、大まかな姿は皆さん想像が出来るかと思います。でも改めて辞書を引いてみますと、「うなだれる」とは、“恥ずかしさのために力なく首を前に垂れる様”とあります。


恥ずかしさのために俯く様、ですよ…?


疲れ果てて恥ずかしさのために俯くんですよ………???

 

 

アッ もうやめてっ…!!
これはどう考えても、です。どう考えてもしてます。確信しました。してますね。ヤダッ翔くんのえっち!!!助平!!!すき!!!!!!!
今更ですがわたしはニノ担です。

「hey」のあとはカッコで結ばれているので「“you gatta...”」は台詞になりますね。わたしの脳内で勝手に作ったMVだと、ここは妖しげに微笑う五人の口許を女性の耳元に寄せた画をアップで撮って、残像を感じさせつつ五人が瞬時に入れ替わりながら囁くシーンになっています。悪魔の囁きです。
「you gatta~」は「あなたは~しなくてはならない」となりますが、この歌詞だと「~」の部分がボカされています。
ここにどんな単語を入れるかは自由だと思います。この曲の世界に呑み込まれてしまったあなたの姿を想像して、何を入れましょう。
ダンス?抱擁?キス?同衾?それとも…?わたしはもう一つだけ入れたい言葉がありますが、それは後ほど。

 


ダンスも恋もまぐわいも、お互いの呼吸なんて最初から上手く合ったりはしない。けれど、ここで思い留まってこの先に進むのをやめてしまうの?無駄だよ、もう時間は戻らないのにね…
だったらもっと僕と踊らない?一夜で消えてしまう泡沫の恋だとしても、もっと性急なステップで、夢中なダンスで。
貴女がそうやってうなだれるなら教えてあげる 「もっと僕と“XXX...”」

 


…………どうです………???

 

 

 

櫻井翔、天才じゃないですか……?????

 

 

 

 

 

この短いラップの中で、ここまで続いてきた「TWO TO TANGO」の世界における秘匿とされてきた核心部分をここまで掘り下げた歌詞書いちゃうんですよ…????天才………??!?!?!?!
最の高なんじゃないの………?!?!?!?!?!?!

全私が号泣しながらスタンディングオベーション(号泣)

 

いつも思うんですけど、翔くんのラップのエッセンスって本当にすごいと思うんですよね。色んな料理におけるスパイスというか、この短いラップが入ることで曲の世界観がグッと深まって味が出て、それだけで一曲の仕上がりが全然違うものになる。スパイスなかったら寂しいじゃないですか。なんか物足りないし。
別にみんな知ってるし感じてるとは思うけど、新しい歌詞を見るたびに「ウグアアッッッ」って衝撃を受けるし、その度にその曲が好きになっていくし、もう「櫻井翔天才なんじゃねーの?!」という感想を毎回毎回抱いちゃうんですよね。みんなそうでしょ?これ櫻井担とかそんなの関係なくみんな思うでしょ?本当に翔くんかっこよすぎるでしょ!!!!!
イオニア~~~~~!!!!!(号泣)


さて、最後のサビですね。

歌詞自体は一番のサビとまるっと同じですが、ここまでこのエントリを読んでみてどうでしょう…?
特に翔くんのラップパートを終えたあとの「Sweet connection」「ひとりじゃもう踊れないさ」「Two to tango」って、一番に舞っていた言葉と重みが違いませんか。

一番の段階ではまだ互いに思いの丈に大きな差があったと思うし、わたしの作ったMVだと女性はまだ彼の手を取るのに躊躇いもあって、目を合わせるのもやっとで、覚束ない足取りで何とかダンスのステップを踏んでいるんですね。でも、ラストシーンになると、女性の目はしっかりと彼のことを捉えているし、彼もまた彼女のことを見つめて止まない。妖しく細められた互いの目には鈍い光が差して、何を言わずとも考えていることはきっと同じはず。
「もう一人ではいられない」「この瞬間に永遠を」
そんな言葉すら感じてしまいます。

ではこの「永遠」を望む二人の行く先は…?
それは、「TWO TO TANGO」の虜になった貴女の手の中に。

 

 

 

アッ?!二つ目読み終わりましたし休憩でもとりましょうかね!!!! はいわかりました!!!復習がてら「TWO TO TANGO」を聴いて、更に「TWO TO TANGO」の世界観に浸りましょうね!!!!!!!

 

 

 

 

③TWO TO TANGOに対する熱い愛


正直「まだ書くのかよ!」って思った人は手を挙げて下さい。

 

ハイッ挙げたまま!!下ろさない!!その人には「Are you Happy?」通常盤を押し付けるのでそのままッ!!そのままでいてくださいねッッッ!!!!!!

 

②の項目を読んで頂ければ、わたしがどれだけこの作品を読み解くのに情熱を傾けたことか、お解り頂けるかと思います。
それに、随所随所にこの③で書くべきだったのでは…?という熱い想いが溢れてしまった感じもあるので、ここまで読んでくれた方は「こいつほんとに好きなんだなぁ」くらいは感じていただいているのでは?と。


はい好きです(大声)

 

 

この曲は、衝撃的な音楽性を兼ね備えたアルバム「Are you Happy?」を通して聴き、最終曲「Don't You Get It」がまさかのリード曲という、とても新鮮な衝撃と充足感に満ち満ちたアルバムを聴き終えたわたしたちに叩きつけられた、本当の意味での「Bonus」なのだと最初に感じました。そしてそれと同時に「Secret」でもあると感じました。

ジャケット写真のあの愛の溢れた感じ!みんなお好きですよね。
それなりに歳を重ねて、経験も重ねて、極自然体で出た五人の笑顔と、そんな笑顔の四人をぎゅっと抱きしめた大野くんという「これがHappyじゃないなら世の中のなにがHappyだっていうんだ!!!!!」という、逆ギレにも近い多幸感でいっぱいになってしまうアルバム「Are you Happy?」。

でも中身をいざみて見ると、意外にも全部が全部ハッピーではないんですよね。
Ups and Downs」は特に衝撃的でした。三曲目という前の方に入っているにも関わらず、「絶望と希望を繰り返し」に代表されるような、「今は幸せじゃないけど負けるなよ!」と言わんばかりの「Happyになる為の道のり」のようなものを感じます。ソロ曲にしてもそう。二宮くんや潤くんが特にそうかな。潤くんのはそれこそ、絶望を乗り越えてやっと笑えるようになった穏やかさすら感じますね。まさに「晴れ渡る空」です。
勿論他にも気になるところはあります。「青春ブギ」だって「To my homies」勿論「Don't You Get It」も、どれもどこか「しんどいこともあるし今までもあったけどさあ、前向いて歩いて幸せになろうよといったような、ただただ幸せな現状や未来に満足感を得ているような曲ではない部分が多いように感じます。

でもどれもどこか「幸せそう」なんです。
今はしんどくてもきっと未来はあるから、そんな風に、いつものように、わたし達の背中をぐっと押して、どこかで悲しい思いをしている人をぐっと持ち上げてくれるような、そんな温かさを感じます。そういえばそんなこと言ってた後輩がいましたね。

そいつ菊池風磨って言うんですけど

銀河一いい男なんですけど

 

 


ゲッフン

 

 

 

今はそれぞれ違っても、みんな幸せになれるよ?そんな大きな幸せばっかりじゃないけど、毎日ほんの少しの幸せがいいでしょ?
だからこそ「あなたは幸せ?」という問い掛けの形式のアルバム名なんだろうなって思っています。幸せの形は人それぞれで、大きかったり小さかったり、温かかったり熱かったり、冷え切ってたものがすこーしずつ温まってきたり、色んな現状を含めての疑問形なのかなって。


で、そこで叩きつけられたのがこの「TWO TO TANGO」です。
初めて聴いた時に自然と連想されたのは、何を隠そう「失楽園/著・渡辺淳一」でした。

この「TWO TO TANGO」という物語に登場する男女の間には、ちゃんと「恋」とか「愛」といったものは存在するんです。でも彼らの「恋」は世間から許されたものではないし、温かく迎えてもらえるような「愛」ではない。それって一見不幸だなと思うんです。
自分が好きになった人を全否定されて、その人とも会えなくなるなんて。声も聞けない、顔も見られない、触れることすら出来ない。それなのに「好き」という気持ちを消すことも否定することもできない。世間から認めてもらえない恋ほど、辛く苦しいものはありません。きっと好きの気持ちが相手に届かないよりも、うんと苦しい。

じゃあどうしたら「幸せ」になれるんだろう。
どうやっても周りは受け入れてくれない。祝福してくれない。認めてくれない。
そう考えたときの究極の答えは「心中」にあると思っています。


「心中」という文化自体の歴史は古く、江戸時代に栄えた遊郭のころにあった「心中立て」や「心中箱」といった文化と、元来日本が持ち続けている来世思想によるものが本格化したものとされています。
多くの男性の相手をする遊郭という檻の中で働く女郎が「本当に愛しているのは貴方だけ」という自らの思いを込めて、心中箱に自分の髪や剥いだ爪、果ては切り落とした小指まで入れるようになりました。そしてその最終形態とされているのが「相対死」、つまり「心中」です。
愛する人と一緒に死んで、来世で幸せになりましょうね。そんな思いを込めて共に死んだのでしょう。

それを「異常だ」と言う人がいるのも解ります。そもそも死んでしまっては元も子もないからです。好きな人を愛することも、抱きしめることも、触れることも、死んでしまえば何も出来ない。
「周りを納得させればいい」。現代ならそれもそうかもしれません。あるいは「駆け落ち」という手段だってあります。
ただ遊郭の時代でそれはほぼ不可能です。これはさすがに解ってもらえると思います。
更に言ってしまえば、現在の平成の世の中を見ても、それが異常な行動であることはわたしも理解しています。
時々「一家無理心中」などといった見出しのニュースも見ますし、「彼女を殺して自分も死のうと思った」という殺人事件が起きたりもしています。ただやはりそれは異常で、常識の範疇で考えたとき、普通として考えることは困難です。

でもわたしはどうしてもこの「心中」という文化に惹かれてしまってならない性質なんです。それはもう中学生の頃から。歪んでますね。
色んな小説を読み漁る中で、本来結ばれることが許されない男女が「それならばもういっそ、一緒に死んでしまいたい」と思う愛の美しさ、尊さ。そういったものに、もうずっと魅了され続けてきました。まぁこれは、愛読している作家名を並べてみれば納得していただけるかと思います。


確かに「愛する人を認めてもらえない」から「好きな人と結ばれない」。それならば「死んでしまう」しかない、というのは一見不幸です。
でもそれは果たして、本人たちにとっての「不幸」なのでしょうか。

持論ですが、こういった愛の形を選ぶことは「最上級の幸せ」だとわたしは考えます。というより、本人たちが納得して選択した行動の結果を評価していいのは、他ならぬ本人たちだけです。他者が騒いだところで、そんなのただの外野に過ぎません。残された遺族が家族が可哀想などというのも、本人より他者が前に出てきたときの価値観でしかありません。無情かもしれませんが、「心中」の話をするとき、わたしは当事者二人以外全ての人間を話の中の重要人としては認めません。
他人の尺度に測られた幸せなど、本当の幸せかどうかなんてわからないものです。

 

彼らにとって「死」という結果が「幸せ」の選択の結果なのだとしたら、それは「幸せ」なんです。他人が何をどう口出そうと「幸せ」なんです。
生きていようが死んでいようが、世界にたった二人だけという事実だけで幸せな男女の恋愛の形、それが極論として「心中」というものに繋がるのだと、わたしは思います。
二人地獄は極楽浄土。そういうことです。


「TWO TO TANGO」の歌詞に載っている範囲でそれを推測するならば「もうこの先にどうにもならない絶望しかないこの状況ですら、僕たち二人にとっては、幸せでしょう?」というものかな、と。
もしもこの二人の「恋」が「愛」が誰にも咎められないものなのだとしたら、きっと「タンデムなSeat」で「全てを忘れて逃げ出」して、「もう二度と帰したくない」なんて思わないはずですから。

この歌に出てくる二人が、最後に心中を選択したかどうかなど解りません。これはあくまでわたしの推測と、願望の語りでしかありません。
ただ、他人には理解され難い愛の形であったとしても、当事者二人が口を揃えて「幸せだ」と呟いたのなら、それは不幸などではなく立派な「幸せ」として成立するのです。これが「死」という形でなかったにせよ、全てのケースにおいてそうだと信じています。
「この特殊な『幸せ』の形すらもこの『Are you Happy?』に入れてくるのか…!」そう感じたことこそ、わたしがここまで「TWO TO TANGO」という曲を愛してしまった理由の全てです。


これだけ安定した人気を持つ国民的アイドル嵐が、こんなにアングラなパフォーマンスとテーマを…?!とうち震えたものの、色々考えていく内に「これも幸せのひとつなんだ」と感じたことが、わたしを「タンゴの人」となるまでに沼の底へと突き落とした要因です。
もう、これだけ長々と語ってきたのでしつこいでしょうけれど、わたしは本当にこの曲が好きです。

大袈裟ではなく、この曲を超越していく作品は、後にも先にももう生み出されることはないと思っています。それくらい好きです。それくらい本気です。

 

 


もうそろそろ書きたかったことも尽きてきました。これを書くのにあたって、構想段階から含めると一ヶ月くらいはかかりました。マジで。
でも今ここまで書けたことに、大きな達成感を感じています。140文字という小さな枠に収まらず、ずっとこのような形にしたかった「TWO TO TANGO」への愛を綴ることができて、本当に嬉しいです。おそらくこのエントリ自体も、わたしにとっては大切なものと成っていくのでしょう。たまに読み返して、たまに修正して。そうやって自分の止め処ない「TWO TO TANGO」に対する愛を、これからも強く大事に持っていきたいなと思います。

ここまで本当に長かったですね!読んでくださった方、どれくらいいらっしゃるのでしょう。
もしかしたら途中でリタイアしてしまった方もいらっしゃるのだろうな、なんて考えています。長かったですもんね。


まずは、ここまで読んでくださった貴方さまに大きな感謝を。
そしてこの「TWO TO TANGO」という素晴らしい楽曲を作ってくださった作詞家の方、作曲家の皆様、編曲担当の方、そして櫻井翔くん、振り付けをしてくれた大野智くん。
なにより、この歌を歌ってくれた嵐の五人には、永遠に止むことのない拍手と大きな愛を。


彼らへの大きな拍手とこの“ラプソディー”を以て、締めさせていただきたいと思います。

ありがとうございました!

 

 

「TWO TO TANGO」ガチ勢強火過激担こと かすみ(@mist_storm_1723)

 

 

 

 

 

参考ページ一覧(正式な紹介方法でないこと、失礼致します)

アルゼンチンタンゴの歴史 アルゼンチンタンゴ・ダンス協会

タンゴとは - コトバンク

BEGINNERS | アルゼンチンタンゴを始めるなら東京・銀

タンゴの起源、黎明期 - 10tango.com

第一回 自己紹介とバンドネオンとタンゴとフランスとモサリーニをめぐるあれこれ | アパートメント

第三回 バンドネオンはアコーディオンではぬぁい!! | アパートメント

https://www.daion.ac.jp/about/museum/a5a6tu00000190s8-att/a1388030870663.pdf

バンドネオン / 谷口楽器

It takes two to tangoってどんな意味?|イギリス英語を学ぼう! Chubby's English Cafe

http://society.django-jp.com/Dj_Django.htm

嵐の「untitled」及び「未完」にワクワクが止まらないオタクの話

 

 

 

今日は何て事のない、ただ「オラわくわくすっぞ!」な話をしにきました。

 

来る2017年10月18日に、嵐のニューアルバム「untitled」が発売になります!めでたい!お祝いのお赤飯を炊こう!イエーイ!
というのはアルバムリリースが決まった時点でやっておけって話なんですけど

遡ること3週間、2017年9月24日のbaystormにて「untitled」リード曲の「未完」が初披露されました。
二宮くんどころか公式から「この日に流すよ~聴いてね~」という予告すらなかったあの日の一大事件に、わたしを始めとするオタクたちは大混乱。TLが大騒ぎです。

リード曲かっこいいね~!!相変わらず嵐はカッケ~な~~!!

 

 

…………………ちげー!!!!!!!!!わたしはそんな生ぬるい感想を言いたいんじゃない!!!!

 


というわけで、発売が待ちきれないオタクが妄想を織り交ぜて「『untitled』が楽しみすぎて吐きそう」という話をします。

 

 

 

 

今回「未完」が初披露となってTLでたくさん見かけた言葉があります。

「Endless Gameみたい!」
「truthっぽさもある!」

特に前者は死ぬほど見ました。自分がフォローしているしていない関係なく、RTでもたっっっっっっくさん回ってきました。
で、ここでわたしが言いたいのはただ一言だけです。口は悪いですが本当にこれだけです。


「ちげーわ!!!!!!!!!!!」


取り乱しましたすみません。

しかしそもそも、人間が感じた感覚を他人が否定しようというのはとってもナンセンス。だからここでわたしが「Endless Gameぽい!」と感じた方に対して「違う」と述べること自体、本来は間違っていると思います。
でもどうしてもこれだけは譲れない。

「未完」は「Endless Game」には似てない。


いや似てるから…と、それでも言う方はいるでしょう。それはそれで…と、他人に対して興味関心を深く持たずましてや他者が思考を操作しようなど愚かなことと考えている普段のわたしなら言っていることでしょう。
しかーし!何度でも言いますが、今回だけは絶対に譲りません。

では何故まだ手元にもなく、電波に乗ったのは、大人の事情で買い取られた(※金額は不明)枠で流してもらえたラジオと、先行公開されたPVの一部のみの曲に、どうしてわたしがここまで執着するのか?についてです。

 

端的に言いますと、今回のリード曲である「未完」が嵐の曲において最も新しく、尚且つ同系列の前例がない、という話です。

今までの嵐が発表してきた曲を見てみると、色んな種類の曲があります。一番多いのは分かりやすく王道且つ広義的なJ-POPであるという見解は間違っていないと思いますが、その他であげられる要素としては、ヒップホップ、R&B、ロック、辺りが目立つでしょうか。
特にメンバーの翔くんが作詞を手掛けることが多いラップ詞の存在があるので、嵐は比較的ヒップホップやR&Bの要素は強いように見えます。
去年のアルバム「Are you Happy?」のソロ曲に焦点を当ててみれば、大ちゃんの「BAD BOY」なんかは典型的なEDM(テクノ要素が強い気がした)だし、一口に嵐の音楽をJ-POPでまとめようとしても、どうしても細分化したくなってしまって、やや無理があるなあとは感じていました。

アイドルという概念の中で表現活動をしている彼らですが、昔の話を聞いたり、最近のメイキングなんかを見ていていつも思うのは「この人達ってすっごくロックだなぁ」でした。
歌詞の世界観におけるロック要素の神髄、果てはパンクやヒップホップにも繋がる反骨精神的な部分は、彼らが若い頃から今日までずっと、そしてこれからも腹の奥底でその炎を絶やすことなく存在するのだろうと確信しています。し、確信しているからこそ彼らのファンでいられて彼らの活動を今もリアルタイムで追いかけられることが本当に楽しいし幸せですね。

…と、話がやや逸れましたが。
とにかく、嵐の音楽活動に於いて「コレ!」というジャンルの特定をするのは非常に難しいところである、とわたしは思うのです。


だからこそ今までのシングルのように世間一般受けのいい爽やかで明るくていい曲から、ロックで勢いのある曲、メロウラップで纏められたバラード、ダークファンタジーな世界観を感じさせる曲、……例を挙げ始めたらキリがないですが、そんな風に色々な表現の振り幅を見せることが出来てきたのだと思います。

ではこれだけ色々なジャンルの曲を持ち歌として持つ嵐にとって「未完」が本当に新しいのか、ですね。
新しいです。断言してもいいです。新しいジャンルです。


わたしが「未完」を初めて聴いたときに感じたものは、間違いなく既知感でした。
エレクトロ、ダンス、クラシック…、ぱっと聴いただけでもこれだけのジャンルが混在しています。イントロで提示された拍子はわずか16秒で変わり、Aメロ(拍子の取り方が裏拍?)からサビ前が終わるとまたイントロと同じビートを刻んでサビに入る。変拍子に巻き込まれて何が何やら分からぬ内にサビが終わったかと思えば、いきなり弦楽器がメインとなるクラシック(モーツァルト/交響曲第40番第1章)が流れ始め、二番に入る直前にクラシックをバックにシンセが入り込んできて、力強い声、重なるコーラス…目を回している内に、今まで流れていなかったリズムと重低音に翔くんの低音ラップ(わたしはここの音にかなり原点的なヒップホップを感じた。ヒップホップ界で名を馳せたキングギドラ及びK DUB SHINE的な世界観を感じる)…。
この後繰り返されるラストの大サビ部分が、色々なものを目まぐるしく経て辿り着いたときにはもう既に違うものに聴こえはじめていた。

…と、曲の流れを書いただけでも溢れる「ナンジャコリャ」感。わかっていただけるだろうか。
ピンと来ないけど今すぐ確認したい方は「未完」音源を探して聴いてみてください。それか10月18日発売の「untitled」を買ってください!!!!オネシャス!!!!!シャッス!!!!!!!!!!


これだけの曲変化と様々な要素が混在する「未完」が「Endless Game」と同じ訳あるかいな

わたしはそう思いました。「Endless Game」ってちゃんと聴いてみると、シンセがバックで入ってたり力強い「HEY!」の声が共通していたりはするけれど、「未完」ほど変拍子の繰り返しはないし、音楽ジャンルのスラム街(…)でもないんですよ。わりと正統派J-POPなんですよ。そりゃそうだドラマ主題歌だもん。面白かったよね家族ゲーム。好きでした。
だから「Endless Gameっぽい!」という感想に対してはバッキバキに異論唱えたいんです。全然違うから!!と。

 

まあ音楽のジャンルからみる「未完」に対しての分析ってここまでくらいしか出来ないんですけど
ぶっちゃけわたし音楽全然詳しくないし
専門分野として勉強したこともないし
何ならもっと専門的に音楽を勉強している方にご指導いただきたいくらいです。

 

それでも「未完」に対して感じた既知感にもちゃんと理由はあります。
恐らくこれを読んでくださってる方のほとんどが知らないであろう、あるアーティストの存在がわたしに既知感を与えました。

自主的に自分の好きな音楽を探して聴き始めた頃からずっと聴いているアーティストなのですが、その人たちが音楽ジャンルとして掲げて活動していたのがプログレッシブ」というものでした。詳しいことはググってください。
簡単に説明すると「前衛的音楽」です。

ひとつのジャンルの音楽に縛られることなく、様々な音楽ジャンルが一曲の中に存在すると考えてもらえれば一番わかりやすいかもしれません。
「未完」で言うところの”テクノとクラシック””クラシックとヒップホップ”のように、本来ならあまり一緒にいることの考えにくいジャンルですらもその垣根を越えて今回「未完」という一曲に仕上がっていますよね。それってすごいことだと思いません?
「反骨精神」という共通項を持ちながらもロックの中にヒップホップが入れば「おお…」と思ったりしません?わたしは凄く思っちゃうんですけど

そういった音楽ジャンルの垣根をあまりにも大胆に越えて行った「未完」という曲は、今までの嵐には全く存在しなかったジャンルの曲だと思います。
初めてベイストで聴いたときにはあまりのかっこよさに鳥肌が止まらなかったし、室内でゴロゴロしていたにも関わらずわたしの周りには風が吹いていました。新しい攻めの「嵐」に巻き込まれたんです。間違いないです。

 

どうでしょう。
わたしが提示するところの「未完」と「Endless Game」の違いについて、わかっていただけたでしょうか。

わたしだってまさかデビュー18周年を迎える超国民的アイドルである嵐がプログレッシブというジャンルの曲をアルバムリード曲に持ってくるなんて思ってもみなかったし、「これめちゃくちゃプログレやんけ…………」と気が付いた時には、興奮の余り体中の血液が燃え滾っている感覚すら覚えました。熱き血潮。

エモい、エモすぎるぜ嵐。君たちは沢山の後輩のお手本となる優秀な国民的アイドルじゃなかったのかい。
そんな優等生な嵐が、こーーーーーーーーーーーーーーんなにも攻めの姿勢で提示してきた「未完」が入ってるアルバムなんて、最早期待とかそういう次元の話ではない。
日に日にハードル上げまくってるけど、その上げまくったハードルですら簡単に木端微塵にされそうで武者震いが止まりません。


そもそも「untitled」というアルバム名があんまりにもかっこよすぎて、発表された時に震えました。
ここにきての「untitled」って。あなた…あなたたちは…本当に……………(膝から崩れ落ちる)

(すっごく個人的な考えの話ですが、わたしは作品に「無題」と付ける・付いているのが好きです。本当に何も意味を持たせたくなくて、誰かに推測や想像すらしてほしくない拒絶の「無題」なのか、誰かに名付けてほしいもどかしさで「無題」とつけるのか、それとも深くも軽くもなくただ「無題」と名付けるのか……、想像すればするほど悶えます)

まぁこんな個人的な性癖ゆえの妄想もあって、今年の「untitled」は楽しみで仕方ないです。
「無題」に「未完」を突っ込んでくるって、どれだけ攻めてるんだ嵐は。本当に君たちは素晴らしいな。かっこよすぎるよ本当に!!!最高だぜ!!!!!

 

ここまでのこのエントリを読んで、嵐の「untitled」に興味が出てきたそこの君!
まだ遅くはないぞ、近くの書店やネットショッピングサイトに行って「untitled」をカゴに入れよう!予約しよう!通常版ならまだ予約は余裕があるはずだし、今回はなんとなんと通常盤に4組のユニット曲もついてくるぜ!
是非!!

 

 


早く2017年10月18日になってくれ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
頼む~~~~~~~~!!!!!!!!!!

 

「untitled」が待ちきれなくてしんどいオタクでした

 

 

☆おしまい☆

 

「少年たち~Born TOMORROW~」を見て

 

 

わたしが「少年たち」に出会ったきっかけは以前記したが、まさかこんなに早く生で見に行けることになるとは思わなかった。
地元のカラオケで「少年たち」を見て震えている過去のわたしに教えてあげたい。お前近々見に行くぞと。

 

mist-storm-177.hatenablog.com

 

ちょうど「少年たち」にハマり、ここから先にどうやってこの作品と対峙していくべきか、そんなことを考えあぐねていたわたしの元にひとつの情報が舞い込んだ。

「少年たち~Born TOMORROW~」を今年もSixTONESとSnow Manでやります!というものだった。

最初は「えっ行きたいな…」と思った程度だったのだが、この数日後に大本命である嵐×Sexy Zoneのワクワク学校二次応募に全滅、Summer Paradise2017も全滅となり、仕事帰りに車の中で泣いた。冗談抜きで涙ちょちょ切れた。
もう今年の夏はなんもないな、終わったな、早く夏終れよクソが…と荒れまくったわたしだったが「以前から迷っていた松村北斗名義でのPay-easyをキメれば『少年たち』を見に行けるのでは…?!」と思いついてしまった。思いついてしまったが最後、その天才的閃きに素直に従い、仕事の帰り道に寄ったロー○ンの駐車場ですぐに入会してPay-easyをキメた。そしてその日の内に応募。
無事当選したので、一公演のみ日生劇場にお邪魔することとなったのだった。


という事の運びはここまでにして、ここからは前回同様長い考察が始まります。まだ何文字書くかはわかりません。恐らく一万いくかいかないかで前回とあまり変わらないかと思いますので、覚悟して読んでください。(※ごめんなさい書き終わったら17000字超えてました)


・ここからなっがい考察が始まります。

・相も変わらずの論文調になるかと思いますし、堅苦しいかもしれませんが、お付き合いください。

・公演期間中ではありますが、考察の都合上物語のネタバレを含みます。ネタバレを回避したい方は、ご自身で「少年たち」の顛末を見届けてからまたこちらを読んでいただければ幸いです。


注意事項に関しては以前と変わりありません。
また、今回の考察を書くにあたって「少年たち~Born TOMORROW~」を観劇したのはたった一回のみですので、前回同様台詞や言い回しなどに誤植等あるかもしれません。が、ニュアンスでの齟齬が生まれぬように配慮して書くつもりです。
そのあたりに関するご指摘がある場合、お気軽にお声掛けください。

それでは長くなりますが、わたしの考える「少年たち~Born TOMORROW~」について記していきたいと思います。

 

 


「少年たち~Born TOMORROW~」におけるテーマは、

「戦争」
「友情」
「音楽やエンターテイメントが持つ希望の力」

そして

「風化していく過去」

なのではないかと思う。

前回の記事を読んでいただいた方には分かると思うのだが、この時点で「少年たち Jail in the sky(以下『Jail~』と表記する)」との差を何となく感じてもらえるだろう。
Jail~で描かれていた「善と悪」や「生と死」といったテーマとは少し毛色が違う。いいや、少しどころではない。とんでもなく違う。
同じ演目を背負っていながらこんなにも内容が違うことに、わたしはまず驚きが隠せなかった。
ここからは、最初にあげたテーマ性になぜわたしが辿り着いたのかについて、気になるところを拾い上げながら考察していきたいと思う。

 

 

 


①チームカラーと看守の存在から見る二つのグループの「対立」

注目していたチームカラーだが、SixTONESがオレンジ、Snow Manがグリーンだった。グッズ販売に並んでいたバンダナのイメージによる先入観か、てっきり赤と青で対立を表現するのかとばかり思っていたので、全く予想もしていなかったカラーで来たことに驚いた。
単純にチームカラーとして分かりやすい二色ではあるが、対立のイメージには直結しない。色相環から見てもやや補色になる程度で、印象で捉えるなら補色よりそれぞれがワントーン明るくなる(→色相環における対の位置から、互いに中央の黄色へ一歩向かう)感じ、というべきか。
オレンジとグリーンという二色は、あまり対立を深く感じさせない、マイルドなカラーだなと思った。

以前みたJail~のA.B.C-ZジャニーズWESTが赤と青でもっとはっきり対立を体現していたのとを比較で考えてしまったせいか、SixTONESとSnow Manの登場シーンから何となく場が穏やかで、殴り合いの喧嘩をしていても何故だかあまりヒリヒリした空気を感じない。
幕が開けてしばらくの間、何とも言えない違和感に包まれていた。それはJail~で見た「少年たち」の印象があまりに強かったせいなのか、対立の空気がピリピリと漂わない点に疑問を感じていた。


とは言え、二つのグループは少年院の中で抱える鬱屈とした感情をどうにかするため、殴り合いに明け暮れる。それは他の「少年たち」と比べても同じことだろう。
しかしここで重要なのが、看守の存在だ。

殴り合いをしているのが見つかれば、当然看守に殴られる。時に正当で、時に理不尽な看守からの罰を受けなくてはならないからだ。
勿論ここでも殴り合いの喧嘩は見つかり、看守から拳を振るわれた。が、ここでわたしはもう一つ驚くこととなる。看守が、いない。
わたし自身、Jail~の濱田のような存在になりうる、もしくはその程度に存在感を発揮する看守が出てくるのかとばかり思っていたが、どうやらそうではないらしい。確かによく考えてみれば、すでに舞台上には同数になる6人と6人で分けられたSixTONESとSnow Manが殴り合っていたのだった。
てっきり他のジュニアが登場するなりをして舞台上に看守という人間が増えるのかと思っていたが、その後も一切キャストが増えない「少年たち」。看守は天の声の宜しく声だけの出演である。

今回の看守の特徴は「冷静な現実」と譬えるべきか。
囚人に手をあげることはあげるものの、それは決して利己的な判断ではない。まともな折檻はあるものの、そこまで何か特筆するほど悪だ何だのアレコレがない。
つまり、悪でも敵でもないのが今回の看守の特徴なのだと思った。極めて中立的で、俯瞰的で、一見冷酷にも見えかねないほど冷静な、そんな描き方だ。

また、中盤に登場する一場面。おそらく、Jail~で橋本と桐山が対立を深めて問題を起こすように濱田が仕向けたボイラー室の掃除の場面が、「少年たち~Born TOMORROW~」では、全員で戦争資料室の掃除・整理整頓となっている。看守の指令とはいえ、やはり「対立」が重要項目のひとつに掲げられていないということが、この場面からでも十分に窺える。

Jail~では対立するA.B.C-ZジャニーズWESTの間に立ち、二つのグループの対立を更に深める極悪看守がいたおかげ(せい?)で、赤と青に分かれた両者の対立がメインテーマのひとつに大きく関わってきていた。
しかし、オレンジとグリーンに分かれたSixTONESとSnow Manは、看守不在の関係性の中で対立を深めることなく、やや浮遊感の漂う関係性のまま物語が進んだのではないかと考えられる。

更に付け加えるならば、ジェシー・岩本、松村・深澤のように、SixTONESとSnow Manを繋ぐ関係性がふたつ存在するのも「対立」の要素を薄くする一因と言えよう。共に良好な関係とは言えないが、Jail~では見られなかった関係性である。
この関係性があってか、劇中で「ジェシーが作り岩本に聴かせられなかった歌」として歌われた「♪君にこの歌を」をきっかけに、二組の対立はあっさりと解消されたように思える。

つまり「少年たち~Born TOMORROW~」において「対立」という関係性は、あまり重要視されていないものであるとわたしは考察する。

 

 

 

②それぞれの入所理由

 

Jail~では一人一人明確に犯罪を犯した経緯、理由、犯罪内容が必ず物語上で語られた。中にはコントの時間を使って犯罪を犯した瞬間を描いた者もいた。
勿論舞台となっているのは少年院なのだから、そこに入るべき理由が全員にあるはずで、それは一人一人の人物像を掘り下げる過程で欠かせないものになる訳だから、語られるべき点である。
では「少年たち~Born TOMORROW~」ではどうだったのか。

ここにまた大きな驚きがある。ほとんど、語られないのだ。
今回の「少年たち~Born TOMORROW~」における主人公はジェシーと岩本になるわけだが、舞台を見ていて分かったのは以下である。


ジェシーと岩本はかつて同じバンドのメンバーだったが、二人は誤解の末仲間割れした
・その後岩本は悪い奴らとツルみ、その結果少年院へ入る
ジェシーも悪さをして少年院に入る

・Snow Manは全員音楽をやっていた(同じバンドか別バンドかについては語られない。恐らく別バンドではないか)
・Snow Manはそれぞれの経緯を個別に語られることはないものの、殺人や殺人未遂で少年院に入れられた

SixTONESは京本以外入所理由を語る場面はない
・京本は「施設に居た頃、両親の悪口を言われ激昂し人を殴った」という理由で入所


こうして並べてみると、明確な経緯と理由、犯罪内容がすべてそろっているのは、日記少年にあたる京本だけなのだ。
純粋に疑問が多く残った、というのが素直な気持ちである。何故舞台を少年院に設定しておきながら、少年院に入所する理由がこうまでして語られないものなのか。ましてや物語の中枢人物にあたるジェシーと岩本に関しては、過去の友情の芽生えから関係性の破綻までがドラマチックに描かれているのに、関係が破綻してからの説明がどうにも雑である。ざっくりと「ちょっと悪いことしちゃいました」と言わんばかりのあっさり具合で済まされてしまっており、こちらとしてはどうにも消化不良だ。

こんなにも理由がぼんやりとしていたなんて。なんて宙ぶらりんなのだろう。
そう思わずにはいられなかったが、ここからは①で述べた「対立」に関する意見も含めた考察を述べたい。


まず、ここまで入所理由がぼんやりとしている理由はふたつ考えられる。

ひとつは、今回の「少年たち~Born TOMORROW~」において「少年院」という場所自体が最重要視されていないこと。
これは更に以下で述べていく「戦争」という主題に関わってくることなのだが、Jail~と比較したときに、物語の主題性の「生と死」という大きな軸でブレは感じられないものの、それが「少年院内」におけることなのか「世界」におけることなのか、スケールの違いがまず挙げられる。
少年院内だけで発生し消化できる問題であったならば、二組のグループを対立させてそこに様々な意味を持たせることに納得ではあるが、今回の主題はあくまで「戦争」に関するものである。「少年たち~Born TOMORROW~」において「少年院内」という狭い世界は彼らにとっての世界の「全て」ではない。強いて例えるならば、ただひとつの国家だ。国家の内部を開けてみれば、見知らぬ者、見知った者、相性が良い者、相反する者、血の繋がらない者、血の繋がっている者。色々な繋がりでいずれはひとつに繋がっていく、一国家内の人間関係の縮図とも言えよう。

ふたつ、今回の「少年たち~Born TOMORROW~」は、「『今』と『自己』の葛藤から『未来』に向き合う『少年たち』」を描くものであること。
言うなればJail~は、「『過去』と『自己』の葛藤から『今』に向き合う『少年たち』」だった。ここでの明確な違いは、自己と葛藤する時間軸のずれ、その地点から見える先の時間軸のずれ、である。
勿論ジェシーと岩本の関係性から分かるように、過去に囚われて対立を続ける者もいる。しかしその二人を除いて見てみると、意外にも皆が皆過去に囚われているということもない。むしろ少年院内における生活、関係性の再構築に重点が置かれていることを踏まえてみれば、それがどう考えても過去ではなく今を生きていることの証拠だと言えよう。

「少年たち~Born TOMORROW~」のスケールが「少年院」という場所に留まらないこと、「過去」でなく「未来」を生きる若者を描くこと。
このふたつが今回の「少年たち~Born TOMORROW~」で重要視されているということから、入所理由はあまり詳しく述べられることはなかったのだろうと、わたしは考える。

 

 

 

③時代設定の浮遊感とジェシーの徴兵制度

 

今回の「少年たち~Born TOMORROW~」に「戦争」というキーワードが欠かせないのはもうお解りかと思うが、ここで気になるのは「時代背景」である。
「少年たち」が、恐らく現代を生きている若者たちであろうということは分かるのだが、明確に何年の出来事と語られる場面はない。
それは中盤に出てくるジェシーの出所及び徴兵制度にも共通していることなのである。

きっかけは看守による特別な罰(※「全員懲罰房に入れようと思ったが、懲罰房の数が足りないから一週間飯抜き!」ということからも、二組に対しての私怨やからかいといったものを感じない)で、戦争資料室を掃除することから始まる。

この舞台を観劇していたわたしは、掃除の最中に資料を手に取った「少年たち」の一言で、どうしても忘れられない言葉がある。


「スゲー!全部白黒だ!」


なんのこっちゃ、当たり前の感想ではないか。と、皆さんは思うだろうか。
それはそうだ。これを書いているわたしを含め、出演者、これを読んでくださっている方の中に平成生まれの方は沢山おられるだろうし、たとえ昭和生まれだったとしても、白黒の写真ばかり撮られて大人になったという人はもう少ない世代だろう。
つまり、この「スゲー!全部白黒だ!」という言葉が当たり前のように出てくる世代というのは「カラーで写真を撮ってもらう・撮るのが当たり前で育った世代」なのだ。それが何を意味するかなど、単純明快。戦争を知らない世代の暗喩だ。
SixTONESとSnow Manからごく当たり前の、普通の感想として飛び出した「スゲー!全部白黒だ!」という一言は、「2017年に20歳前後」という現在の彼ら自身、更には観客にあたるわたしたち、つまり「現代の若者」の象徴であり体現なのだ。

ここからはある程度の年齢層を想定しての考察を述べたい。その為にこの物語の主役であるSixTONESとSnow Manに年齢層のスポットライトを当てて話していく。

今の若者(※ここでは20歳前後を想定する)の両親、祖父母、と辿って行ったとき、単純計算でそれぞれが20歳前後で出産を経験していた場合、若者の祖父母は大体60歳前後になる。今年日本は戦後72年を迎えた。これがどういうことかお解りいただけるだろうか。普通に暮らしている生活の中で関わりを持てる範囲で考えた時に、自分たちよりも遥か昔を生きていた人間たちですらもう、戦争を経験していないのだ。
身の回りの年上の方々に話を聞いた実体験を含めて話せば、現在30代に当たる方の祖父母だと実際に赤紙を貰ったという人もいた。でも皆が皆貰っていたわけでもない。その方の父親が、歳の離れた兄が、という話も多くなってきた世代だと感じる。終戦間近の戦時中にまだ赤ん坊だった、というケースが多いようにも感じられる。
実際に祖父が徴兵されていた人などは、機会があれば昔から「あの時はな…」と話されることがあった、という話も耳にした。しかしもうそのように体験談を話してくださる方も減っている。それは勿論、その体験談を聞かされる人間が減っているということでもある。

自分の身内に戦争体験者がいない、身近ではない、関わりがない、教科書の出来事でしかない。それが今を生きる「若者」の実態なのだ。
そして「少年たち~Born TOMORROW~」の舞台上にいるSixTONESとSnow Manこそ、その「若者」の象徴である。


ここで一度、ジェシーの徴兵について触れておきたい。
ジェシー自身、父親がアメリカ人、母親が日本人という略歴の持ち主ではあるが、この物語の中では明確に国名が明かされることはない。先に述べた通り時代設定も明確にされていないし、物語の中心となるジェシーの出身も明確なものがない。看守に「戦況が変わった」と告げられるものの、どことどこの戦争で、どれからどのように戦況の変化があったのかもこちらは分からない。
ただ分かることは、資料室で「少年たち」が実際に目にした写真にあったように、未来ある若者が戦争の為に兵士になるという現実だけ。


こうして考えてみるとどうだろう、時代設定も明確なものがない、出生地も、見たことのない国の様子も、戦争も。全てに明確な現実性や数字がないことがわかる。
そういったものがないと物語の真意がつかめない、謎が多い、入り込めない。それはそれで正論だが、逆にその「ぼんやりとした感じ」こそが受け取り手に託された解釈の余地であり、これがただ一瞬の、後にも先にもその瞬間にしか起き得ない「出来事」のひとつではないことを示しているのではないか。

つまり、SixTONESとSnow Manによって演じられた明確な時代設定がないこの舞台は、過去に於いても未来に於いても、ましてやこの今という瞬間にも成り得る「嘘のような現実」なのだ。
この舞台を見ていたわたしですら、舞台の上に立つ若者、「少年たち」と同じだ。戦争は遠い昔の話、教科書に載っている話、今も遠いどこかの国で起きている「嘘のような現実」、自分には降りかかることのない火の粉。ただ、そういった現実が確実にどこかにはあって、苦しんでる人がいて、悲しんでる人がいて、どこかで無数の命が消えゆくことも何となく感じている。

そのような現代の若者が抱える感覚というべきか。時代設定やプロフィールに存在する隙が、どうにも若者たちが抱える感覚に通ずるものに思えてならない。
かつて芥川龍之介が「ぼんやりとした不安」を感じて服毒自殺をしたように、今の若者が抱える感覚はどうにも明るくない。ただ分かりやすい絶望、たとえば戦争に兵士として特攻隊員として徴兵されるようなものがないだけで、どことなく「明日は我が身」という感覚を捨てきれずに平和な時代を生きているように思える。

ただそんな若者でも、「少年たち」のように戦争資料を見て「戦争は良くないな」「こうやって争うことは無意味だな」「もっと何かあるはず」と感じることに間違いはないだろう。京本のように、ジェシーのように。


つまり、「少年たち」が生きている時代設定の不明確さ、ジェシーの徴兵制度に関するぼんやりとした情報は、物語上に登場する戦争がただひとつの「過去の事件」を指すものではなく、わたし達が生きている今現在や未来にも起きうる「現実」の仮想性を孕んだ、いつどの時代でも共有できる事実を表現するために用意されたものであるとわたしは考える。

 

 

 

④全員の出所と歴史の中における戦後 

 

舞台はジェシーの出所と並びに徴兵、訓練の場面後に休憩を挟み、演出上はこの休憩の間に「少年たち」は無事全員が出所したことになっている。
そして出所後はそれぞれが職に就いている。以下、一覧だ。


佐久間・安部・渡辺 → ライブハウス経営
京本 → 音楽プロデューサー
宮館・森本 → ダンサー(劇場)

松村・深澤 → 戦場カメラマン
田中・高地 → 戦争資料館の学芸員

岩本 → アマチュアシンガー?フリーター?


戦場に赴いたジェシーと因縁の仲の岩本はさておき、他のメンバーは全て「エンターテイメント」か「戦争」に関する職業に就いていることがわかる。
「エンターテイメント」組は劇中で、実際の第二次世界大戦後の日本における歌手、音楽、劇場、舞台といったものの解説をしており、戦後の日本に生まれたエンターテイメントによってどうやって日本が元気になっていったかを表現している。
一方で「戦争」組は、戦時中の他国からの攻撃やその当時の日本の対応などに関する資料を、回想劇を取り入れて表現した。空爆の様子、逃げ惑う人、防空壕、敵国による伝単、死にゆく人、生き残った人、日本軍部の対応。伝単に関する解説では、当時の日本において思想統制が存在することについても触れられている。これは後に述べる戦場におけるジェシーの生き方にも関わってくることなので、思想統制という言葉は頭の片隅に置いておいて頂きたい。

両者が表現する中身は違えど、伝えたいことは「風化していく歴史」に関することだ。
戦後72年も経った今、日本は戦争のことを忘れ始めている。いつかあった遠い昔話、と捉える若者は沢山いるのだろう。いや、日本全体がそうなってしまっていると言っても過言ではない。
それをどういった形で語り継ぐのか、学ぶのか、知るのか。そういったことを訴えたいのではないかと思う。

また、項目④の考察において出所と戦後を並べたのは、共に「未来への希望」や「生きることへの希望」を持つ要素だと感じずにはいられなかったからだ。わたしはこの舞台を見る上で、無意識的に「出所と戦後」に対して希望を見出していたのだと思う。

 

 

 

⑤戦場におけるジェシーの生き方

 

少年院に入る前、少年院内で生活していたとき、ジェシーは音楽が大好きな心優しい青年だった。徴兵令を受けたときも「これが決まりだから」と言って諦めたようにそっと呟き、入隊していった。
彼が変わったのは、間違いなく戦場に赴いたとき、いいや、もしかしたら訓練で銃を握らされていたときからだったのかもしれない。
軍に入隊して軍服に身を包み、銃を発砲する。自分の手で、自分の意志で、人を殺す為、に。

戦地で銃を握り、たった一人の偵察隊として戦場を動き回るジェシーは、万が一敵と遭遇したら即座に処分しなければ、自分の命はおろか、自分が属する軍隊にまで迷惑がかかってしまう。戦況は不利になり、生きて帰れば責められ、死んで帰っても責められ、だろう。
戦地における基本的なことだ。それはジェシー自身が一番よく分かっていたはずなのに、相手の偵察隊が自分よりも年下の小さな少年だということを知ったジェシーは発砲するのを躊躇った。こんなにも幼い命を自分が奪っていいはずがないと、優しいジェシーは考えたのだ。

わたしは少し安心した。
ひょんなきっかけから「戦争」という過去を知り、自分たちなりに考え、向き合い、生きることの尊さを知った彼が、戦場に赴いてもその優しい心を忘れることはなかったから。
ジェシージェシーのままだった。優しいままだったのだ。


やがて時は経ち、戦場カメラマンとして先に戦地入りしていた松村・深澤を追いかけるように、学芸員となった田中・高地が中心となって戦場への取材許可をとり、皆でジェシーを連れ戻そうという計画を練る。無事許可は下り、危険な戦地へ向かう11人。
しかし皆がジェシーを見つけた頃には、ジェシーはすっかり人が変わっていた。平気で人を殺し、人を殺したことで得た勲章に誇りを持ち、戦場で他人を殺して生き残ることを最善の策だということをすっかり盲信していた。
どうしてあんなに優しかったジェシーが、と思わずにはいられない。

ここまでややあらすじになってしまったが、「少年院に居た頃~戦地に派遣されたばかりの頃~戦地で戦っている頃」の時間の経過と状況の変化と共にジェシーの心境と人格が少しずつ変化していっていることが大事なので、少しばかり目を瞑ってほしい。
ただ優しく笑顔が絶えなかった彼が、その優しい心と自分が置かれた状況に戸惑い葛藤し、やがてはその優しかった心も忘れて人殺しになり、更に人を殺すことが「やってはならない事」から「優秀な戦績」に変化している。物語の流れとしては当然なのかもしれないが、ここまで見ていて、舞台上の登場人物たちに感情移入しているわたしは正直苦しかったし、信じたくもなかった。あんなに優しかった彼が、人を殺したことを誇示するような人間になってしまったなんて。
ああまさか、と思った。思ったが、その直後に「これが戦争なんだ」と気付かされた。

項目④で触れた思想統制だが、戦時中の日本で当たり前となっていた思想や行動は全て国家や軍隊による操作でしかない。平和に生きたい、命を守ることが何よりも大切、と考えている日本人を「非国民」と扱い、そういった「非国民」な人間は全て憲兵により刑務所へとぶちこまれた歴史がある。真っ当な国民である為には、政府や軍の言うことを正しいと思い、信じ、行動することを強いられたのだ。
ましてやこのような考え方に加えて、戦地にいる精神状態を加味してみれば、人間が狂うのも当たり前だ。さっきまで隣で話していた人間が数秒後には死体になっている。横にあったはずの人間の腕が足が頭が、一瞬で無くなる。それが日常となれば、嫌でも「他人を殺してでも生き残らねば」といった強迫観念に襲われてしまうはずだ。

勿論、平成を生きる若者達は感覚としてそんなことは知らない。知る由もないのだ。
しかしこの思想統制・洗脳・強迫観念といった精神状態が戦争になったら人間の中に自然と起きることを、戦争を学んだ11人はよく分かっていた。よく分かっていたからこそ、自分たちの言葉でジェシーを説得したかったのだろう。

歴代の「少年たち」で歌い継がれてきた「♪嗚呼思春期」という歌がある(今回はSnow Manによるバンド演奏での披露)。
風が吹き荒れる中で「少年たち」が必死に、心の底から叫ぶように歌うのだが、その間奏中の「バッジをつけてる奴が偉いのか?」という台詞がここにきて胸を締め付ける。
少年院にいたころは皆が本当にそう思っていたはずなのに、戦場にいるジェシーはとても誇らしげに「見ろよこの勲章!俺は沢山人を殺したんだ!」といって満ち足りたように笑っていた。


戦場にいるジェシーは、もう昔のジェシーではない。優しくて、音楽が大好きで、みんなのことを笑顔にしてくれるジェシーは、徴兵された時に既に死んでしまったのだ。
でもこれは彼だけに起こった不幸ではない。遥か昔から戦争の絶えない世界中で、いつの時代でも必ず同じような人間はいる。今もそうやって狂っていく人間が世界のどこかにいるかもしれない。
SixTONESとSnow Man、12人の世界の中で起きた悲しい話。それは変わることのない確かな事実だが、このジェシーの戦場での生き方すらもまた、わたし達が生きている今現在や未来にも起きうる「現実」の仮想性を孕んだ、いつどの時代でも共有できる事実を表現するために用意されたものでしかないのだ。

 

 

 

ジェシーの死

 

ジェシーの死は果たして、何だったのか。

ここで再びJail~と比較してみる。
Jail~で死んだのは戸塚のみで、戸塚の死んだ要因は脱獄する仲間の手助けがメインだったように思う(ここについてはJail~の記事で掘り下げているので、ここでは最たる部分のみを要因として扱う)。つまり仲間を助けるための自己犠牲だ。自己犠牲による死だ。
ではジェシーはどうか。彼は戦場で仲間に説得されている内に銃で撃たれて死んでしまった。これは自己犠牲による死ではない。まず「自己犠牲による死かどうか」について、戸塚とジェシーは全く別のベクトルを向いた「死」であることは分かっていただけると思う。

戸塚の死というものはあくまで「戸塚個人の死」でしかない。それは彼の自己犠牲概念に基づいた行動であるからだ。
一方ジェシーの死はというと、「ジェシー個人の死」に見えるが、実はそうではない。


少年院内にあった戦争資料室で誰かが「こんな若い子が?」「俺たちと同じくらい」「俺らより若い子もいる」と喋っていた。戦地に赴く前の集合写真などを見ての感想であると思われるが、果たしてその写真に写った人間の何人がその戦火を潜り抜けて生き残ったのだろう。恐らく、ほとんどが亡くなったのではないか。
「ここに写る人のほとんどの人が戦争で亡くなってしまったのかも」という感覚は、あのとき資料室にいた12人全員、いや、観客であるわたし達にも共有出来たものだと思う。写真に写るのは自分たちより若い人たちで、昔の話で、どこか他人事で。そういった感覚がありながらもあの場にいた全員が「死」という感覚を頭のどこかで捉えられたと思う。
ではここからは舞台上にいた12人、いや、11人に絞って話を進めていきたい。

資料の中にしか存在しなかった戦争。自分たちにとっては遠い話だった過去の出来事が、今彼らに「ジェシーの死」として降りかかった。彼らはそれをどう受け止めたのか。
顔も名前も、年齢も、生活の様子も、人柄も、何にも知らない人たちの話だったはずなのに、自分たちと同い年くらいで、現在の話で、彼らにとって大切な人で。遠い存在だった「戦争」が、風化し始めていた「歴史」が、こうやって身近に今として存在する恐怖を、現実を、悲しみを携えて、突然彼らの目の前に現れた。それが紛れもない「現実であり事実」だと、彼らは思い知らされることとなったのだろう。

11人にとってジェシーの死は「ジェシーの死」でしかない。個の死だ。
しかし「ジェシーの死」というのはジェシー個人の死であると同時に、かつて日本で起きた戦争で亡くなっていった人たちの死でもあり、今この瞬間世界のどこかで戦争に巻き込まれて死んだ人達の死でもある。事実として捉えるならば個人の死でしかないが、この物語上において「ジェシーの死」は「戦争で死んだ人達」の象徴でもあるのではないか。
戦場で撃たれたジェシーの死は、戦争そのものの被害者すべての体現である。死んで良かったはずのない命の権化だ。


こうして考えてみれば答えは明確だ。
ジェシーの死」は「戦死者全ての死の象徴」なのだ。

 

 

 

⑦「~Born TOMORROW~」をどう訳す

 

この公演が決まり、副題が発表された時からずっと気になっていた。
「~Born TOMORROW~」。これをどう訳して解釈するべきなのかと。

自分自身日本文学・日本語の分野は専門分野なのだが、英語はしこたま苦手なのでこれは困った。日本語を扱う時間は長かったが英語はどうにも。ニュアンスでしか感じ取れない。
という、ポンコツ具合を前提としてほしい。むしろ英語得意な方がいたらここについては色々教えて欲しいものだ。

bornはbear(動)の過去分詞形となり、「生まれた、生じた」「生まれながらの、先天的な」「~で生まれた、~の身分として生まれた」といった訳し方になる(goo辞書より)。
前後につくものによってその訳は変わるが、大きくとらえて「生まれた」という過去形のもので概ね間違いはないだろう。何度も言うが詳しい人がいたら本当にすぐに教えていただきたい


という、辞書的な話はこれくらいにしておいて。

最初にこの副題を見たときにわたしは「明日を生きろ」といったニュアンスのものなのかと思った。何度でも言うがわたしは英語ができない。
それまでこの2グループで公演していた「少年たち」がここまで戦争に関わるものだとは知らなかったし、てっきりJail~のような脱獄物かと思っていたのだ。
しかし「生きろ」ではborn本来の意味とは異なる。しかし「明日に生まれた」では何だかおかしい。
さて、ではこの「~Born TOMORROW~」をどう訳せばよいのか。

「生まれた」という意味で使われるならば、「誕生」という言葉もニュアンス的には近いのかと思う。が、この舞台に於いて「誕生」という要素はどこにもない。再生と死は存在するが、何かが新しく生まれることはない。
また、生に関する単語ならば「生きている」「生存する」という「live」などもある。未来を指す「明日」と、過去を指す「生まれた」を横並びにしているのは、文法的に考えても謎だ。時間軸の不一致に当たるのではないか?詳しい人教えて、もしこれが平気ならそれはそれでということにさせてください

それから、動詞が先頭にくるということは、命令形…ということでいいのだろうか。そうすると更に謎は深まってしまうのだが、これも疑問に思ったことなのでここに書き残しておく。


それではここからは、文法的なことや本来の使い方などの細かいことはある程度抜きにした考察になる。

この副題、「~Born TOMORROW~」は一体誰からの言葉なのか。誰からでもない12人に向けられたものなのか、誰か一人からの言葉なのか、それとも12人全員からの言葉なのか。
②の項目でも書いたが、わたしは今回の「少年たち」を「『今』と『自己』の葛藤から『未来』に向き合う『少年たち』」と分析している。「今」と葛藤して「未来」に向き合うということは、彼らが生きるべき瞬間は実は「今」ではなくて「未来」なのだ。それはこの11人、いや、12人に限ったことではない。ジェシーの死が「ジェシー個人の死」ではないように、このメッセージ自体が彼らを発信地としてこの舞台を見ているわたしたちに向けられているのではないだろうか。
「明日に生まれた」は直訳になってしまうが、やはりこの「~Born TOMORROW~」は「明日に生きろ」「明日に生まれろ」という訳し方をするのが最良な気がしてならない。

「明日に生きろ」「明日に生まれろ」。
戦争によって奪われる命、奪われた命。そんな他人事だと思っていた出来事が身近に起き、生命についての在り方、存在意義など、「少年たち」は何か考え直したはずだ。そんな舞台上の彼らを見て、観劇していた人間が何も思わないはずがない。と、わたしは信じている。
偶然に偶然が重なり尊い生命を手に入れたこと、今日一日を生きるということ、明日必ず生きられる保証はないこと、明日をまた生きることは奇跡だということ。
この作品内でジェシーの死は「戦死者全ての死の象徴」として描かれているのではないかと先述した。”個人の死”に留まることのないジェシーの死があり、それを踏まえるとこの「明日に生きろ」というのは、先に亡くなったジェシーから11人に向けた言葉ではなく、戦争で亡くなった全ての人達の思いを乗せた言葉なのではないか。
つまり「明日に生きろ」「明日に生まれろ」というのは、「明日また新しい自分であれ」「明日もまた生きて、新しい未来を、世界を、自分を」という、未来への希望を託した言葉なのではないか。そしてそれはわたしたちが自分自身に向けて言い聞かせたい言葉でもあり、もしかしたら、ジェシーのように戦火で命を落とした人たちからの思いなのかもしれない。


余談だが、嵐の二宮和也が「母と暮せば」という作品において長崎原爆で亡くなった青年、福原浩二を演じている。幽霊の姿で母の前に現れたり消えたりするが、最後に、心残りだった恋人への思いを語る場面でこう言っている。

 

「町子が僕の嫁として一生母さんの世話をして暮らす。母さんは幸せだし、僕もうれしい。そやけど、それは間違っとるな。僕はもうこの世の人間ではなかとやけん、町子は僕のことを忘れて誰か良い人を、できたら僕よりもっと素敵な人を。…うぅん、そげん人なんておらんとは思うよ、おらんとは思うけどでも、もし、もしおったら…いや、おらんとは思うよ、でも…おったら…その人と結婚するべきだ。僕や母さんは寂しくても我慢する、それが町子への愛なんだ。町子が幸せになって欲しいていうのは、実は僕だけじゃなくて、僕と一緒に原爆で死んだ何万人もの人たちの願いなんだ。町子は僕たちの代わりにうんと幸せにならんばいかん。そやろ、母さん」

 

生き残った自分の恋人の幸せを願い、生きていくことを願う。生きているからこそ手に入れることが出来る、幸せを。
自分が死んでしまったことにどうしても納得がいかないように思えていた浩二が初めて、自分の死と、置いて行かれ尚も進む現在と、大切な恋人の存在と。全てにやっと折り合いがついたように思えた、大事な場面だった。


生きている人には希望を持って明日を生きて欲しい。それはきっと、戦争で死んで行った皆が抱えていた願いだったのではないだろうか。

 

 

 

⑧「少年たち~Born TOMORROW~」における主題とは

 

冒頭でも提示したが、「少年たち~Born TOMORROW~」のテーマは

「戦争」
「友情」
「音楽やエンターテイメントが持つ希望の力」
「風化していく過去」

の四本柱だと思う。

Jail~を拝見したときには、もっと小さな世界で起きている善と悪、正義と悪、生と死という関係性の主題が目立った気がするのだが、今回その中から共通項として挙げられるのは生と死のみだと思った。若い「少年たち」の中に起きる葛藤や苦しみ、痛みといった泥臭くもあるものよりも、「戦争」というとても大きなテーマが提示されている。
更に言うなればその「戦争」というテーマも、「歴史から見る」ことと「身近な人間の死から見る」というふたつの視点が用意されており、どこか現実味に欠ける歴史をかなり迫真的に描いている。

平和ボケした現代の日本で、戦争を身近に感じたり見聞きする機会は確実に減っている。戦争体験の有無、そこに加えて、戦争学習の機会が減った世代という意味で「戦争を知らない世代」として舞台上に立つSixTONESとSnow Manを見て、果たして我々観客は何を感じ、何を考えるべきなのだろう。
戦争や争いを行うことの無意味さ、命を笑顔を心を無差別に奪われる悲しみ、怒り、「戦争」は過ぎ去っていなくなったものではなく繰り返されるものということ。
この舞台を見た人達が「戦争」について何も感じなかったわけがないと、わたしは信じている。


さらにJail~よりも「友情」という要素は強かったように思える。
Jail~は最後の最後まで対立を感じさせる場面が多く、それぞれのグループ内での友情(とは言っても、個人的にはそこにスポットは当てられていなかったように思う。あまり友情に頼って云々というものもなかったからだ)があった程度だが、「少年たち~Born TOMORROW~」では①でも述べたように、両グループの架け橋的存在が二組いたことや、ジェシーのいる戦場に乗り込んでいったときのジェシーと岩本の様子などからも、友情関係を前提とした厚い関係性があったように思う。
また、少年院内で過ごしていたときの様子を考えても、個人の対立やグループの対立などもあまり感じられなかった。その様子は、出所後の11人の職業関係を見ても明らかだろう。
「友情」があったからこそ、ジェシーは最後の最後に本来彼が持っていた優しい心を取り戻すことが出来たし、失ったはずの「友情」を棄てきることが出来なかった二人の涙に繋がったのだろう。


そして彼ら自身が、今もこれからも披露していくべき「音楽やエンターテイメントが持つ希望の力」だ。
戦後の日本を経済的に立て直した日本人は沢山いる。けれど、経済や物理だけで戦後の日本は元気を取り戻すことは出来なかった。過去に活躍した歌手や実際にエンターテイメントを楽しむことができる劇場の歴史についての解説を挟むことによって、過去どうやって日本が元気を取り戻したのかについて身を以て感じることが出来たのではないだろうか。
これもひとえに、この舞台の演出を手掛けたジャニー喜多川氏が原点とする舞台へのこだわりのひとつなのだと思う。幼いながらに戦争・戦後を体験した人が作った舞台だからこそ、「音楽やエンターテイメントが持つ希望の力」を「戦争」と並べた主題のひとつにして訴えたかったのではないだろうか。
戦争が日常にない現代のわたしたちとて、日々音楽とエンターテイメントに元気と勇気をもらっている。この記事を読んでくれているあなたなら、身を以て知ってくれていることだろう。


散々書いたが、「戦争」は過ぎ去った日々の中にだけある出来事ではない。今も世界のどこかで紛争や戦争、あるいはテロリズムなどによって命を落とす人がいてもおかしくはない。そしてこれからわたし達にその火の粉が降りかかってきても、決しておかしくはないのだ。
でも今の若者たちは「戦争」を知らない。ぼんやりと「よくないなあ」と思っているだけではダメなのだ。どうして「戦争」は起きるのか、「戦争」によって何が奪われるのか、どういう生活を送るのか。どんな側面からでもいい、「戦争」という出来事にどうか興味関心を持っていてほしい。今を生きる全ての人間たちが「過去の戦争」に興味を失ったその瞬間、世界はきっとまた「戦争」を始めてしまうだろうから。
過去は過去でしかない。過ぎた日々であることに何の間違いもない。でも、それが二度と繰り返されない時間であるという保証は、この世のどこにもない。
どうか忘れないでほしい、風化させないでほしい。かつてこの日本でも起きた「戦争」という、失われつつある歴史を。

 

 

 

⑨おわりに

 

わたしが想像していた「少年たち」とは違ったとは記載したものの、SixTONESとSnow Manにとっては三年目の公演。脱獄や少年院内での対立を通して「少年たち」が衝突しながら成長する物語ではないアプローチの方法に少し戸惑った。
これはこれでいいという感想は失礼かなと思うのだが、正直その一言に尽きる気がしている。ただ若さや青春を題材にするだけではなく、それを起点にして感じる「未知の感情」を描くのもまた、若さあってこその表現内容だと思うからだ。

少年院という場所を物語の中心に置くことで、世間からドロップアウトした存在がすぐに無き者にされないという日陰に注目した「少年たち」も心にくるものがあるが、「少年たち~Born TOMORROW~」で新たに加えられた「戦争」という大きなテーマを背負った「少年たち」が、日向の世界をどう生きていくかという未来への歩みもまた、希望と絶望に溢れていて何とも苦しい。
そう考えてみると、脈々と受け継がれてきた「少年たち」における大きな主題には「生と死」「希望と絶望」という二本柱が掲げられてもいいのでは、と思わずにはいられない。

また、今年の「少年たち~Born TOMORROW~」は、チケットが定価割れで譲渡されているという噂を聞いた。何故と思ったが、おそらく「三年目の演目」に飽きた人たちが手放すなどの行為に出ているのだろう。
わたしはこの事実に憤慨している。似たような演目だから、去年見たから、席が悪いから、「いいや」。そう思った人がどれくらいいたかはわからない。わからないけれど、まさにそれが「過去の戦争に興味を失う」という感覚に似て非なるものだと思うからだ。
同じ演目でも、出演者が同じでも、それを見たときに感じる感覚を「忘れない」「興味関心を失わない」ことが、戦争を知らない若い世代にできる戦争学習のひとつだというのに。それを自ずから放棄してしまうとは。
どうか見てあげて欲しい。席が悪くとも、似たような中身だとしても、舞台に立つ彼らが伝えたいことは何一つ色褪せていないはずだから。

これから大阪松竹座の公演と、地方公演が待っている。地方公演に選ばれた場所と順番は、かつて日本が空襲を受けた地とその日付順であるという。これがただの偶然と言えようか。
SixTONESとSnow Manによる三年目の「少年たち」。これを読んでくださった方が、また何かを考え直して「少年たち」を見ようと思うきっかけになってくれれば、幸いである。

 

 


…と、ここまででわたしが今年書きたかった「少年たち~Born TOMORROW~」に関する考察は終わりです。
大変、というか、Jail~とは比べようがないくらい長くなってしまいました。この挨拶まで読んでくれた画面の前のあなたには、感謝以外の言葉がありません、本当にありがとうございます。お礼に松村北斗くんのステフォをあげます。


たった一回しか見ることの出来なかった「少年たち~Born TOMORROW~」でしたが、やっぱりわたしは「少年たち」が好きだなあと実感することが出来ました。あの日勢いでPay-easyをキメたわたしを褒めたいです。

これから始まる大阪公演並びに地方公演の成功を祈って、〆させていただきたいと思います。
でも最後にどうしても書きたかった感想だけ書かせてください

 

 

 

 

 

ジェシーの軍服がマジで性癖

 

 

ありがとうございました~~~~!!!!!!!

 

 

パーフェクトアクアリーボーテを手に入れたゾ!

さて、みなさんに質問です

みなさんはパーフェクトアクアリーボーテをご存知でしょうか?

夜更かし族の方はもしかしたら知っているかもしれませんね?夜更かししてないでシンデレラタイム守ろうな!(大ブーメラン芸)

 

https://www.ntvshop.jp/shop/g/g210-a-x0002-01-0010/

 

直接通販ページに飛んじゃうんですけど、別にどこからもお金もらってないし、「ここから買って!」でもなく、単純に商品説明のページとして一番見やすいの引っ張ってきました

ありがとう日◯レ

 

アレです、超音波で毛穴の奥の汚れ掻き出したるで!

ってやつです。夜中のテレビでよく見るね。ほんまかいなってやつ。

わたし自身ずっと気になっていて、口コミ調べたり、ポシ◯レ通販ページを開いたり、うっかりカゴに入れてお届け先住所入力したりを、そりゃあもう幾度ともなく繰り返しました。何回繰り返したかは忘れました。

 

が、この間深夜のテンションに任せて買っちゃった。いえ〜〜い!!

人生何事もタイミングとノリが大事です、多分

 

商品代、送料、代引き手数料合わせて一万円ほど。なんかクソでかい美容液も付いてきたし、まぁいいかなって思ってます

通販の常套手段だってことはわかってても引っ掛かるよねぇ。おまけは弱い。

 

お風呂でいつも通りのメイク落とし〜洗顔を終え、小さなスプレーボトルにお水を用意して、鏡の前にパーフェクトアクアリーボーテを用意したら準備完了!いざ!戦じゃ〜〜〜〜!!!!川じゃあ〜〜〜〜〜〜!!!!!!

 

 

 

結論から言います

わたしの肌はクソ汚かった

 

 

正直番組が宣伝するほどの効果は期待してなかったんですよ。

だってそれなりにいいクレンジング使ってるし?

毎日シリコンパックして汗かいてるし?

洗顔ももっちもちの泡厳守してるし?

まぁ取れるって言っても…………

 

 

 

 

オイ嘘だろ!!!!!!!!!(右手のパーフェクトアクアリーボーテを見ながら)

 

 

 

番組が宣伝してるアレで概ね間違いはないです。ばっちりプレートの上に汚れが溜まります。溜まりました。

 

シュシュッとお水を吹きかけて、パーフェクトアクアリーボーテをするする滑らせると、こまかーーーく振動してる感じがわかります。

わぁ、振動してる!

と、感動したのも束の間。気が付けば銀色のプレートの淵には絶望的なほどの白い汚れの塊。嘘やん。

 

顔全体をやってみたのですが、やっぱり鼻周りが一番汚れが取れます。

このエントリ書きながらまだ鼻周りを周回してるのですが、まだまだ取れます。何回やれば綺麗になるのか分からなすぎて辞め時がわかりません。

 

ある程度溜まってはティッシュで拭き取り、また水を吹きかけてパーフェクトアクアリーボーテを滑らせ、ティッシュで拭き取り、水を吹きかけて以下略

を繰り返すこと数回。

なんでこんな取れるん…?という量の汚れが取れました。きったな…

 

 

(※まじ汚い話になるんですけど心して聞いてください)

 

 

ティッシュで拭き取った汚れ、よく見ると白くないんです。なんか黄色いんです。

…や、やばくないですか…?黄色っぽい…??黄色っぽい汚れがわたしの毛穴の奥に…???

と思うと、さっきまで肌の上を滑らせていたパーフェクトアクアリーボーテ並みに震えますね。コッッッッッッワ

 

この前別の記事で「肌のキメを見てもらった話」を書いたのですが、その時長年悩んでいた鼻の黒ずみ汚れが「皮脂や汚れなどが長年蓄積され、酸化したり紫外線の影響などで黒く変色したもの」と言われたことも書きました。多分さっき回収した黄色っぽい汚れたちが原因なのでしょうね。

あれが長いこと蓄積されると近い将来黒ずみ汚れとなる、つまりメラニン色素へと進化(…)を遂げるのでしょう。最悪。進化すんなや。

 

 

そんな黄色い汚れがどんどん取れ、取っても取っても出てくることに悲しさを感じ始めた頃、鏡をチラッと見て凄いことに気が付きました

 

アレ……毛穴どこ行った………????

 

 

 

アッ嘘だと思ったね嘘だと思ったでしょそこのあなた!

そんなことはないんだよ!

本当に毛穴が目立たなくなってるマジックなんだよ!

 

思うに、毛穴の奥に詰まっていた汚れが外に出たので、毛穴自体が引き締まったのかなと。

おそらく大物が潜んでいる毛穴は、まだバリクソ目立ってる感あるんですけど、その周辺の小さな毛穴はほんとに小さくなりました。

さてこれ信じられます?今日一回目だよ?凄くない?本当に会社からお金は貰ってないよ??

 

でもですね、これがほんとにすごいんですよ

毛穴はなんか見えなくなるし、その後の化粧水の染み込み速度半端なく違うし、こんなに違うんですか?!と、心の中のコスメカウンターに凸キメるくらいには驚きました。

 

 

毛穴で悩んでる方、多いんじゃないですか。

毛穴汚れ、ずーーーーっと詰めたままにすると、将来メラニン色素として黒く沈着しちゃうよ?毛穴の奥ですくすく育っちゃうよ?

いいの?よくないね? 絶対良くない!!すくすく育つのはかわいいチビジュたちだけでいいんです!!!!

 

一応イオンピーリングは「一週間に二、三回」って決められてるので毎日ピーリング機能は使いませんが、これからもマメにやります。

あとこれ、汚れを掻き出すピーリング機能だけではなく、細かいタッピングで化粧水や美容液の浸透を助けてくれる機能、リフトアップ機能なんかもついてます。タッピングの機能は毎日使ってみるよ。

化粧水も美容液も、何よりまず汚れが落ちていないことには使っても…ねぇ!意味が…ねぇ…!

 

というわけで感想という名の1クチコミでした。気になった人は買ってみてね。